頃合いは魔法
焼き鳥を買ってきて食べる時にレンチンし過ぎると固くなってジューシーさが無くなる
なので、オーブントースターでさっと炙ろうとするのだが、予想外に早い時間で串が真っ黒になって嫌な匂いがすることも多い
エビフライを買ってきてレンチンするのも、衣がフニャフニャになってしまうことが多く身のフワフワ感が無くなることもある
なので、オーブントースターでさっと炙ろうとして予想外に早く焦げて風味が台無しになることも多い
この頃合いというのは本当に大切だけど難しい
ずっと張り付いて見ていないといけないか?と思うこともある
食パンをレンチンすることはしないだろう、これはオーブントースターが王道だ
でも、加熱出力と焼く時間で味がまったくかわる
それも常温のパンか、冷凍したパンかでも条件が違う
上手く焼けた時の美味しい幸せは言葉に表せないぐらい素晴らしい
焼きすぎて焦げてしまった時はほんと残念で仕方がない
冷凍のローストビーフのレンチン解凍はほんと職人技がいる、加熱時間次第では生焼けの風味のないステーキのようになり台無しだ
同じく冷凍のマグロの刺身用の短冊も全体を上手く解凍したいので職人技かもしれない
時間が許すならばどちらも自然解凍が裏切られないかもしれない
グラタンなどはレンチンした後にオーブントースターで焼けば早い
これは電子レンジとオーブントースターの共同作業だ
レンチンしたグラタンの具の上に生卵とチーズをのせてオーブントースターで焼けば、生卵が爆発することもない
鶏の唐揚げのように一つがボリュームのある食材の場合、レンチンがいいかオーブントースターがいいかで悩む
レンチンの方が中まで温まるのは早いが外は揚げ物の宿命でフニャフニャになる
オーブントースターは中が温まるまでに外はカリッとするのを通り越して焦げることがある
春巻きもレンチンでは間違いなくフニャフニャになる
オーブント-スターでは外がよく焦げる
この食材は見極めの代表選手かもしれない
冷蔵庫で保存された、サンドイッチや巻き寿司は少しだけレンチンしたほうが美味しい
ただ、生ぬるいところまでレンチンしない頃合いが難しい
常温でおいしい食べ物は常温で食べられるように保存する工夫が大切だ
フワフワだが冷めた玉子丼をレンチンするのも難しい
フワフワが無くなることはこの丼の魅力も半減する
カップ麺にお湯を入れて、蓋はレンジに反応するのでラップに変えてレンチンすると冷めずに時間も短縮される
焼き鮭おむすびはレンチンし過ぎるとせっかくの鮭の食感がパサついて台無しになる
おむすびはオーブントースターで炙ると香ばしく美味しくなるがする人は少ないようだ
餅をレンチンするとフニャフニャになり原型をとどめなくなる
オーブントースターで下にアルミ箔を敷いて複数個一緒に焼くと、いきなり膨れて勝手にとなりの餅と合体してしまうことが多い
ま、それでも美味しいけれど
大きめの深皿に水をはり、ソーセージをいれてラップをしてレンチンすると、これが風味豊かなボイルソーセージになる
ただ、これもし過ぎるとソーセージが破裂してしまい風味は吹っ飛ぶので注意が必要
オーブントースターの方が構造はシンプルで解りやすい
もちろん電子レンジの方がはるかに後から生まれてきた電子機器だ
電子レンジが出てきた時は魔法の器具だと思った
これだけで食事の準備にかかる時間がどれだけ短縮されたことだろう
ただ揚げ物はオーブントースターの方が美味しいことが多い
電子レンジとオーブントースターは各家庭にはまずあるのではないだろうか?
一体型になったものも多い
あとは、コンビニ弁当をレンチンしても中のポテトサラダと漬物が温まらなければもっと嬉しいのだが、贅沢だろうか?