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王妃様のお悩み相談室

会話のみの、本編に出せなかった設定や裏話メインのお話です。地味に時系列が進んでいたりいなかったり。

本編未登場キャラも出ます。

*公爵の場合


「お久しぶりですわね、お兄様。お疲れのようですけれど、どうかなさいましたの?」

「……どうもこうも。主にジョルダン殿下のせいだ」

「まあ。ジョルダンが()()何か?」

「ああ、()()だ。まあ、直接おかしなことを企んでいらっしゃるわけではないから、それはいいんだが……カトリン王女に会いに行きたいから、瞬間移動を教えろとおっしゃって聞かないのだ」

「あらあら、とても微笑ましい動機だこと。母親としては喜ばしいことですけれど……瞬間移動は『魅了使い』同様、術者固有の能力のようなものですものね。体質に近い代物で、かつアルヴェシオン家特有と言うか」

「だから教えてどうこうできるものではないと、殿下もご存知のはずなのだがな……やれやれ。なまじアルヴェシオンの血を引く分、諦めがつかないのかもしれん」

「私やリアンナも使えませんし、記録を見ても専ら直系──当主の子である男子に使い手が現れておりますわよね。かと言って、当主の息子ならば必ずということでもないのがまたややこしいのですけれど……お父様やお祖父様も使い手ではありませんでしたし。案外、リアンナの息子にでもすぐに表れるかもしれませんわ」

「どうだろうな。……父親としては、もうすぐ結婚予定の娘の息子とかいう話は複雑極まりないのだが」

「そちらのお悩みはどうしようもありませんわね。リアンナの結婚に関する感情の消化は、ご夫婦でなさってくださいな」

「その通りだな。では、殿下の説得は頼んでも構わないか?」

「それくらいでしたら当然ですわよ。あまりにもごねるようでしたら、母を魔法でこてんぱんにのしてからになさいと言ってやりますわ、ふふふ」

「……まあ、ほどほどに頼む」




母は強し(色んな意味で)。




* 第二王子の場合


「まあ、珍しいお越しですわね、ジャロッド様。どうなさったの?」

「はい。例のルンド子爵令嬢……いえ、今は第二側妃様ですね。彼女の更正具合はどの程度なのかが気になり、お聞かせ願えればと思って伺いました。兄上とリアンナ様の婚儀も近く、旧帝国派の完全排除はその後に本格的に取りかかるとのことですから、お二人の残る懸案事項は彼女の件くらいなので」

「何と言いますか、ジャロッド様は本当に兄君がお好きですわね。その点はジョルダンも一緒ですけれど、あの子はジェイリッド様には今一つ素直ではなくて……」

「リアンナ様が従姉で初恋ということもありますから、一周まわってあれが素直なのではないでしょうか。ええと、本題の件をお伺いしても?」

「フィアルカ様でしたら、精神的には既に通常の価値観に戻ったようですわ。再教育については、まだ教育開始から半年ということと、これまでのスカスカ、いえ空っぽ、ではなくて不十分ぶりを考慮しても、予想よりは随分とよくやっていますわね。無論、及第点は遥か先の話ですけれども」

「……王妃様、本音が全く隠せていませんが」

「この件に関しては絶対評価を心がけていますので、どうしてもそうなってしまいますのよ。何より、彼女の更正が成功しなければ、ジェイリッド様とリアンナの目的の完全達成は不可能になりますもの」

「『魅了使い』に市民権を、ですね。血筋という、同じように持って生まれたものが人生に多大な影響を与えた、兄上ならではと言いますか……ただ、もしそうでなかった場合、兄上がおとなしく王位に就いたかというと……」

「いうと?」

「……………………就きそうにありませんね」

「結論を出すのに随分時間がかかりましたわね。内容は私も同感ですけれど」

「いえ、兄上はそもそも、デスクワークはあまりお好きではないだけで苦手でもないので、いざやるとなれば何の過不足もなくこなしてくださるとは思うのです。が。……リアンナ様が次期公爵の立場である以上、兄上が王太子になりたがるとは到底思えず」

「あら。もしもジェイリッド様が王太子で、リアンナがその妃の座を選ぶのなら、ジョルダンがアルヴェシオンを継ぐことになるだけですわよ」

「あ……なるほど、確かに。ですが、生まれた時から次期公爵として育てられてきたリアンナ様が、その選択肢を選ぶでしょうか?」

「勿論、簡単には選ばないでしょう。結局のところ、ジェイリッド様がリアンナを口説き落とせるかどうかの問題ですわ」

「……むしろ逆に、兄上がリアンナ様に口説き落とされそうな気がしてならないのですが」

「それが正解でしょうね。ふふふ」

「…………」




周囲の力関係の認識:ジェイリッド<<<リアンナ

ジェイリッド本人の認識も同じ。リアンナの認識は多分逆。

こういうものは概ね客観的な見方が正しい。




*元子爵家長女の場合


「あらフィーナ、どうしたの? 寝不足のように見えるわ」

「う……メイクで隠していたつもりなのですが……流石に、王妃様の御目を欺こうとするのは無謀でしたね」

「ふふ、身近な侍女の変化にも気づけないようでは、主人としては失格だと私は思っているのよ。それはそれとして、悩みの原因はデュオン伯爵家次男か、もしくはルンド子爵の件かしら?」

「……その両方です。いつものことですが、王妃様はどこまでご存知なのでしょう?」

「そうねえ。近衛騎士団所属のルパート・デュオン伯爵子息が貴女に求婚していることと、それを耳にしたルンド子爵がこれ幸いと、今更ながらに貴女に家督を譲ろうとしていることくらいかしら。前者はともかく、後者は既に縁を切っているのに迷惑以外の何者でもないわね」

()父については申し上げるまでもありませんが、求婚に関しても正直あまり歓迎できないと言いますか……ここ数年は、自分が結婚する未来が想像できなかったものですから」

「そうなの? デュオン伯爵家は皆、それぞれに性格の違いはあっても、根本的には誠実な方々よ。ルパート卿は嫡男でこそないけれど、既に近衛騎士団の一員なのだから、結婚相手としてはかなりの優良物件の一人なのに勿体ないわね。──ああ、もしかしてだからこそ、引け目を感じているの?」

「…………その通りです。ルパート様は、私のように妙なしがらみがない令嬢の方が、きっと」

「ご本人がそう言ったのかしら? もしくは伯爵家のどなたかに」

「まさか! ルパート様もご家族の皆様も、とてもお優しい方々です。間違ってもそんなことは仰いません」

「では無関係の第三者に言われたのね。どこのご令嬢?」

「令嬢ではなくてそのご兄弟です。ランス卿は──あ」

「ふふふ、らしくもなく口が軽くなるあたり、フィーナは相当にルパート卿を好いているのね。さて、ランス卿と言えばデュオン家と領地の近い子爵家の嫡男で、ルパート卿とは同い年の幼なじみだったかしら。三年ほど前に出来たばかりの連れ子の妹君を、それはそれは可愛がっているとか」

「はい……その妹君がルパート様を想っていらっしゃるとのことで」

「あら、おかしいわね。むしろ妹君は、義兄のランス卿に夢中だと聞いたような」

「……はい?」

「その妹君の不興を買って解雇された侍女がいてね。今は実家の商家に戻って仕事を手伝いながら、出入りの貴族の屋敷でここぞとばかりにあれこれと吹聴しているそうよ。話半分に聞くとしても、妹君がランス卿を狙っているのは間違いないと思うわ。精悍を絵に描いたようなルパート卿と、劣化版王子のランス卿ではタイプも何もかも違いすぎるから、妹君がルパート卿を、ということは考えにくいわね」

「れ、劣化版王子……た、確かに色彩だけなら、ジャロッド殿下に似ていなくもありませんが……」

「うーん、義理とは言え私の可愛い息子と、好きな女性がいるのに遠回しにもほどがあるアプローチと稚拙な作戦しか駆使出来ないようなヘタレ令息を比べられるのは複雑だわ。自分で言っておいて何だけれど」

「はい、大変失礼いたしました。……それにしても、ランス卿にも想い人がいるのですね。勿論、妹君ではなく?」

「妹君は完全な一方的通行でしょう。噂によれば、ランス卿が想いを寄せているのは、王宮侍女の双子の片割れだそうよ」

「……フィオーラですか?」

「さあ? どちらかまでは分からないわ」

「…………」

「勝手な推測としては、可愛くはあるものの結婚相手には見られない義妹を幼なじみに押し付けて、自分は本当に好きな相手である幼なじみの恋人を手に入れられれば万々歳! というところかしら?」

「……いくら何でも、稚拙にもほどがあるのでは?」

「あくまでも推測よ。正確なところは、ルパート卿と一緒に確かめてみるべきではない?」

「──はい。そうさせていただきます」

「結果報告と結婚報告を楽しみにしているわね。ああ、出来れば結婚後も侍女を続けてもらえると嬉しいわ」

「王妃様、お気が早すぎます」

「ふふふ」




人脈の豊富さに加え、膨大な魔力で量産した使い魔をあちこちに配置していると思われる王妃様。まずその情報処理能力が人間を遥かに凌駕している。




*隣国第四王女(+α)の場合


「αって僕のこと?」

「……そんなことよりジョルダン様、いい加減に私を膝から下ろしてくださいません? 王妃様のお部屋で一体何をしているのかと、呆れられてしまいます」

「え、やだ。せっかく僕の十五歳の誕生日なんだから、今日くらいはカトリンを独り占めさせてほしかったのに、母上に会いに行きたいとか言うんだもの。前回、カトリンの誕生日に直接会えてから三ヶ月になるのに、二人きりになる機会もろくにないって、もう拷問だよね」

「あらまあ、二人とも仲良しで何よりね。でもジョルダン、いくら周囲に人が少なくとも、婚約者に恥をかかせるような振る舞いは如何なものかと思うわよ?」

「でも母上」

「ジョルダン?」

「……はあい」

(流石は王妃様だわ……)

「カトリン様、いらしてくださって嬉しいわ。何か相談がおありだとか?」

「はい、ありがとうございます。……あの、王妃様が個人的にしていらっしゃるという情報収集のことなのですが」

「あら、ご存知なのね? 趣味と実益を兼ねているとは言えお恥ずかしいわ」

「いえ、恥ずかしいどころか凄まじく素晴らしいことだと思います!……ですが、私一人ではどう足掻いても同様のことはできないので、将来のことを思うと、何か別の手段をとるべきだと考えているのです」

「別にカトリンが悩まなくとも、僕だって母上と同じようなことは出来るよ?」

「でもそれでは、ジョルダン様にかかる負担が酷いものになってしまうでしょう? 私はジョルダン様をお支えするために嫁ぐのに、私が出来ないことでジョルダン様の負担を増やしてしまっては本末転倒ですもの。それでなくとも、ジョルダン様はいずれ王太子としてご多忙の身となられるのに……」

「カトリン……」

「(……まあ、掌へのキスくらいは大目に見ましょうか)それで、カトリン様のお考えというのはどのような?」

「は、はいっ! ええと、一案としては、宮廷魔術師の部署を増やして情報部を作るのが良いかと。使い魔の召喚と使役に長けた者を集め、国王もしくは王妃直属の独立した情報機関として機能させる方向で進められれば……と思うのですけれど、暗部や魔法騎士団の諜報班との兼ね合いや連携が難しそうなのが悩みどころなのです」

「でも目の付け所はいいと思うな。諜報班なんてものがあっても、やっぱり魔法『騎士団』だから、大半は戦闘方面に能力全振りで、斥候や諜報活動が可能な団員の絶対数がそもそも少ないんだよ。ジェイリッド兄上みたいに全方位に万能な人材はそうそういないからね。諜報班の人員不足を情報部にフォローしてもらえるなら、戦場に限らずあらゆる情報収集の危険度が下がる上、その方面のプロである暗部にも使い魔を同伴させることで、緊急性の高い情報の伝達速度を飛躍的に上げられる。情報は早さが命だから、使い魔の便利さを最大限に活用できる最適の手段と言ってもいい。伯父様やジェイリッド兄上にも相談すれば、試験的な運用はすぐにでも可能になると思うよ。関連部署には、成功の目処が立ってから話を持ちかけよう。後は、格段に量が増えるであろう情報の取捨選択をどうするか……いくら頭が切れるとは言え、専門分野以外には疎い傾向にある宮廷魔術師に任せるのは不安しかないよね」

「それについては、リアンナお義姉様に伺った記録用の水晶を活用できれば、専門の皆様に分析を任せられると思うのです。使い魔の得た情報をすぐに水晶に記録できるようなシステムは作れませんか?」

「うーん、使い魔と記録水晶を直結させるとなると……使い魔召喚時の魔法陣に術式を組み込むか、召喚後に水晶の一部を媒体として使い魔に埋め込むか、かな。術式は、ちょっと試しに組み上げてみるよ。母上、水晶を埋め込む用の使い魔を何体か貸していただけませんか?」

「ええ、分かったわ。目的からすると鳥がいいわね?」

「お願いします。テストはまず埋め込み形式から、カトリンがいるうちにしてみるべきだよね。とりあえず伯父様に話を通して──」

(この子たち、十五歳と十四歳には思えないわね。スイッチが入ると会話にも色気がなくなるようだし……でもまあ、未来の国王夫妻として見るのなら、これほど頼もしい二人もいないわ)




王妃様のお墨付きをいただいた二人。お仕事スイッチが切れれば(主にジョルダンが)甘々になるので、夫婦仲の心配も不要。




*国王の場合


「さて、王妃よ。悩み相談に乗ってくれるとのことだが」

「ええ、何でもご相談くださいな。ですが、陛下がお悩みだなんて珍しいこともあるものですわね。明日は氷柱が降るかしら?」

「夫を悩みに縁のない、考えなしの能天気馬鹿のように言うのはどうかと思うぞ。確かに、悩む前に行動を起こすタイプだというのは自覚しているがな」

「あら、悩まないことと考えないことは別物ですわよ。陛下が考えなしに行動なさるところなど想像がつきませんわ。それで、今日はどうなさったのですか?」

「うむ。実は、我が最愛の妻が、私に秘密を抱えているようなのだ」

「まあ」

「上手く隠してはいたが、時折顔色が悪かったり、吐き気や目まいのような症状があった」

「よくご覧になっていらっしゃいますわね」

「愛する妻のことだ、当然であろう。正面から問いただしてもはかばかしい答えはなく、末の息子にもそれとなく聞いてはみたが、最近は食欲が減退気味だとのことでな。流石に心配なので、この際、妻の姪にでも詳しく聞くことにしようかと考えているのだが」

「それはいただけませんわね。リアンナは新婚生活真っ只中でしてよ? そんな時にほぼ無関係な問題を持ち込むのは如何なものかと存じますわ」

「そうか。ではそろそろ、素直に明かしてくれるのだな?」

「ええ。私、二人目を身ごもりましたわ。先日ようやく安定期に入りましたの」

「やはりな。一人目からは随分間が空いているが、体調に問題はないか?」

「全くございませんので、ご心配なさらず。フィアルカ様を見ていて私も娘が欲しくなりましたから、嬉しいですわ」

「娘で確定なのか?」

「私の勘に過ぎませんけれど」

「ふむ、そなたの勘は無視できるものではないからな。……しかし、四十(しじゅう)を過ぎた身で娘ができるとは、嬉しいような複雑なような」

「まあ、全面的に喜んではくださいませんの?」

「娘に縁談を持ち込まれたり、いざ娘が嫁ぐであろう未来を想像してみて、とてつもなく難色を示す自分がありありと見えるのが何とも言えぬのだ」

「それは確かに、追々心構えが必要になりますけれども、まだ少なくとも十七年ほど先のことでしょう? むしろ私は、過保護な父や兄たちのせいで婚期が遅れてしまわないかと心配になりますわ」

「息子たちに関しては、妹に過保護になる前に、父親(わたし)に対して年甲斐もなくと呆れるのが先であろうな。……とは言え、ティアローゼ」

「はい?」

「再び子を授けてくれたこと、心より感謝する。──ありがとう」

「陛下……」

「おや。いつものように名で呼んではくれないのか?」

「もう……貴方が仰ったのではありませんか。名前で呼ばれた時は、寝室への誘いだと見なすと」

「たしかにそうではあるが、理由を察してはいたものの、やはり月単位で名を呼んでもらえぬのは寂しいのだよ。寝言ではそれなりに頻繁に呼ばれてはいたがな」

「まあ」

「恥じらうそなたもやはり可愛らしい。……では」

「きゃっ」

「安定期だとは言え、無理は禁物だ。明日は東より大公夫妻が来るのだから、早めに休むと良い」

「……貴方もご一緒してくださるのですか? ジークフェルド様」

「勿論だとも」




ようやく名前が出た陛下と王妃様。……本当は出さずに終わらせるつもりでしたが、流れ上無理でした。どうしてもお互いに名前を呼びたがるお二人なので……

ちなみにこのお二人の年齢差は八歳。現アルヴェシオン公爵(王妃様の兄)と陛下が同い年です。光源氏計画は仕掛けていないはず。ええ、多分。きっと。

そして妹ができることを知らされた三王子の反応↓


「……実はリアにも似たような徴候があるんだが。甥か姪と数ヶ月しか変わらない叔母……?」(頭痛)

「多方面の年齢差はともかく、お二人の仲の良さを考えれば、懐妊自体は何の不思議もありませんね。父上もまだまだ現役ですし」

「妹か……うん、可愛いんだろうなとは思うけど。むしろカトリンがそっちに夢中になって、僕が放置されそうな気がしてならないんだよね。それは嫌だなあ」

「よく分からん嫉妬をする前に、婚約者と一緒に妹を可愛がればいいだけの話じゃないのか?」

「!! そうだよ、その通りだ!! 流石ジェイリッド兄上、名案をありがとうございます!」

「全然嬉しくない感謝だな」


と言うわけで、何やかんやと過保護になるのはジョルダンっぽい。上二人は普通に可愛がりつつ、ジョルダンの猫可愛がりを諌める形で。……あれ、いつもと何も変わらない気が。

 ちなみに妹の嫁ぎ先は東の公国になる予定なので、ジェイリッドはそっちでも色々と心配しそうな気配ですね。……ジェイリッドに苦労性属性がついたかもしれない。

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