【揺花草子。】<その2622:踊り子には手を触れないで下さい。>
【揺花草子。】<その2622:踊り子には手を触れないで下さい。>
Bさん「何日か前にも話したけれども、Apple がスペシャルイベントで諸々発表したよね。」
Aさん「ああ、うん。したね。」
Cさん「いくつかは日本で楽しむには時間が掛かるかもってサービスもあったけれども。」
Aさん「そうみたいですね。」
Bさん「ざっくり言うと、ニュースとか VOD とかのサブスクリプションサービス。」
Aさん「だね。」
Bさん「さらに、これはちょっと想定してなかったんだけど、
Apple Arcade と言うサービスが発表されたよ。」
Aさん「うんうん。
FF でお馴染みご存知坂口さんが制作中のタイトルも含まれているんだよね。」
Cさん「ゲーム業界の動向を振り返ってみると、
ここ数10年はファミコンとかプレステみたいな専用ゲームハード向けに
買い切り型のソフトを販売するビジネスモデルだったわね。
そこにスマホのような常にオンラインであるゲーム端末が勃興して来て、
買い切り型のゲームだけでなく基本無料だけど広告が表示されるゲーム、
さらに基本無料だけれどもアイテム課金と言うタイプの
ビジネスモデルが生まれたわ。」
Aさん「そうですね。今はそのタイプのゲームが非常に多いですね、」
Bさん「まあぼくらも毎月それなりにお布施をしているわけだけれども。」
Aさん「お布施って言うな。」
Bさん「言ってもガチャはただのギャンブルだからね。
★5を引くために多額の課金をしてようやく手に入れるって人もいれば、
ログインボーナスの無料ガチャチケであっさり引いちゃう人もいるわけだ。」
Aさん「まぁ・・・そう言うシステムだからね・・・。」
Cさん「確かにそうなんだけれども、
ギャンブルだと割り切ってしまえればそれでいいんだけれども、
ゲームを楽しむと言う点においてはこのビジネスモデルは決して健全ではないと
考える人もいるのは間違いないわ。」
Aさん「まあ・・・。
実際のところぼくらもガチャを楽しみたいんじゃなくて
ゲームを楽しみたいわけですからね・・・。」
Bさん「そう言う歪な構造にメスを入れようとしたのが
件の Apple Arcade であるわけだ。」
Aさん「ふむ。」
Bさん「ゲーム分野ではそれほど多くなかったサブスクリプション型のサービスで、
100タイトルぐらいが追加課金不要で
いくらでも、いつでも、どのデバイスでも楽しみ放題と言うもの。
さっきも話した坂口さんのタイトルも準備中と言う話だね。」
Aさん「うんうん。」
Bさん「ぼくスペシャルイベントの配信をリアルタイムで観てたんだけどさ。
最初にこの話に言及を始めた時は
『これってもしかして Apple が Steam みたいなこと始めます』
なのかな? って思ったんだけど、
サービス内容を見ると全然違うね。」
Aさん「うーん、確かに Steam とはだいぶ違うっぽい。
Steam はどっちかと言うと App Store のゲームセクションに近いかもね。
インディーズ系のゲームもたくさんあるって意味でも
App Store に近いんじゃないかな。」
Cさん「Apple Arcade に並ぶタイトルは、当然個々にユーザーから
利益を得る構造ではないわけよね。
App Store から上がって来た利益とか、
後々は Apple Arcade 自体のサブスクライバーたちから得た月額料金的なアレを
恐らくタイトルごとのプレイ人数とか時間とかでデベロッパーに配分するみたいな
感じなのではないかと想像するわ。」
Aさん「なるほど。
ぼくらが課金したお金が
回り回って良質なゲームを生み出す原資になっていると言う事だね。」
Bさん「そうそう、その通り。
つまり、こう言う事だよね。」
Aさん「え?」
Bさん「『みんなのマギアストーンが
こんなことに使われているよ!』」
Aさん「まどか先輩みたいな事言い出したこの子!!!!!」
オンライン前提のゲームは難しい感じですかね。




