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【揺花草子。】(日刊版:2019年)  作者: 篠木雪平
2019年03月
87/366

【揺花草子。】<その2616:毎月19日。>

 【揺花草子。】<その2616:毎月19日。>


 Bさん「F1 2019 年シリーズね。開幕しましたね。」

 Aさん「あぁ、うん。しましたね。」

 Cさん「2月末のウィンターテストの結果から

     今年はフェラーリが圧倒的な強さを見せるんじゃないかと思われたけれども

     蓋を開けてみれば・・・」

 Aさん「驚きましたね。

     もちろんビックリするぐらい遅いって言うわけではないですけど・・・」

 Bさん「それでもウィンターテストの結果は一体なんだったのかと思わされる展開だったね。」

 Aさん「確かに。」

 Cさん「開幕戦でフェラーリが表彰台を逃す。

     しかも何か大きなトラブルがあったわけでもない、

     純粋に競争力が不足していたが故の惨敗だものね。」

 Aさん「まあ惨敗と決めつけるのはどうかと言う意見もありますけどね。

     しょせん21分の1でしかない、

     フェラーリの今年の車には不向きなサーキットだった、

     ミディアムタイヤの性能が想定をずっと下回っていた、

     決勝向けのセッティングが今ひとつ決まらなかった、

     など色んな理由が挙げられていますよ。」

 Bさん「それはそうだ。

     確かに今週末に始まる第2戦バーレーングランプリでは

     まるで別のチームかと言うほどの力を発揮するかも知れないわけだしね。」

 Aさん「うん。」

 Bさん「それでも、大事な大事な開幕戦で酷い負け方をしたのは間違いないよ。」

 Aさん「うーん・・・。」

 Bさん「そんな、フェラーリの表彰台入りを阻んだのが

     我らがホンダ PU を搭載するレッドブルを駆る

     マックス・フェルスタッペンだったわけですね。」

 Aさん「そうだね。

     コース上であっさりベッテルをパスしていったシーンは

     数年間辛酸を嘗め続けたホンダがついにトップへ返り咲きを果たす

     足掛かりを築いたと感じたよ。」

 Cさん「もちろん PU の性能だけじゃなくて、マシンの力もあるし、

     なによりドライバーの力でもあるわけよね。」

 Aさん「ええ、そうですね。」

 Bさん「マックス・フェルスタッペン、輝いていたよね。」

 Aさん「輝いていたねえ。

     表彰台でもすごく嬉しそうだったよね。」

 Bさん「きらきらだったよね。」

 Aさん「きらきら・・・だったねえ。」

 Bさん「きらきらマックスだったね。」

 Aさん「うん・・・うん・・・?」


 Bさん「きららMAXだったね。」

 Aさん「きららMAXではなかったですよ?」


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