【揺花草子。】<その2597:Livin' on the Edge。>
【揺花草子。】<その2597:Livin' on the Edge。>
Bさん「印刷屋さんになりたい。」
Aさん「印刷屋さん・・・
印刷業の会社に勤めたいと言う事?」
Bさん「そう。そう言う事。」
Aさん「まあ・・・きみの希望にどうこう言うのは心苦しいし
部外者が何言ってんだって感じかも知れないけれども、
印刷業ってブラックな会社が多いと言うよ・・・?」
Bさん「それは、そうかも知れないけど。
それでもなお、印刷業界にかけるぼくの想いは強いわけ。」
Aさん「そ・・・そうなんだ・・・」
Cさん「阿部さんはあれよ。
子供が初めて自分の将来の姿を想い描く様に立ち会っているのよ。
少女から大人へ一歩階段を上がるその足取りを見ているのよ。」
Aさん「いや初めてではないですよ。
今までも何度も『○○になりたい』聞いてますよ。
先月も警察官になりたいって言ってましたよこの子。」
Bさん「警察官をしながら印刷業もこなすスーパーポリスなわけだよ。」
Aさん「いや公務員副業ダメだろ。
と言うか何でそんなに印刷業に憧れてるの?」
Bさん「あのね、2月28日売りのきららキャラットでさ、
『恋する小惑星』のアニメ化が発表されたじゃない。」
Aさん「え? うん・・・急に話変わったな・・・」
Cさん「正直ちょっと驚いたわね。
『恋アス』はまだ単行本1冊しか出てないし、
連載開始から2年を回ったばかりだもの。」
Aさん「確かに。
『アニマエール!』もずいぶん早いと思いましたけれども、
感覚的には今回の方がもっと早いイメージです。」
Bさん「調べてみたら『アニマエール!』は連載開始からアニメ化発表までちょうど2年、
『恋アス』は2年と1ヶ月だった。」
Aさん「おぉ。『アニマ』の方が早かったんだ。それはそれで意外かも。」
Bさん「ちなみにここ数年でアニメ化まで最も時間が掛かったのは
ご存じ『まちカドまぞく』で、ゲスト掲載を除いてもなんと4年と4ヶ月。
次点の『スロウスタート』が3年11ヶ月だから、
『まちカドまぞく』の遅咲き感が際立つね。」
Cさん「逆に最速は『ゆるキャン△』で、なんと連載開始からわずか20ヶ月で
アニメ化発表と言う超スピードよ。」
Aさん「2年足らず!! それはすごいですね!!!」
Bさん「フォワードはストーリー誌だし少し違うところがあるからね。
『はるかなレシーブ』もかなり早い部類だったし。」
Aさん「ふーむ・・・。」
Bさん「つまりそこがぼくが印刷業に務めたいと思う理由なわけだ。」
Aさん「えっ・・・えっ? 急に話戻って来たけど・・・何・・・?」
Bさん「印刷屋さんなら、一般読者よりもほんのちょっぴり早く情報が手に入るじゃない?
ぼくらが一日千秋の想いで1月28日を待ち焦がれたあの辛さと歓喜を、
印刷屋さんはもう少し早く手に入れる事ができたはずだよね。」
Aさん「あー・・・。」
Bさん「えっ納得してくれない?」
Aさん「いや・・・って言うかさ・・・」
Bさん「なにさっ!」
Aさん「だったら雑誌の編集部に入った方が早くない?」
Bさん「っっっっっ。」
いややっぱりファンとしての立ち位置は守りたいですし・・・




