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【揺花草子。】(日刊版:2019年)  作者: 篠木雪平
2019年02月
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【揺花草子。】<その2578:ドキュメント2.14 #4>

 【揺花草子。】<その2578:ドキュメント2.14 #4>


 Cさん「一応弁明しておくけれども

     普段の私たちは相手が誰であろうと口汚く罵るような事はしないわよ?」

 ナカP「急に弁解して来ましたね。

     でもまあ、確かにそうですよね。」

 Bさん「ただし阿部さんは除く。」

 ナカP「そこ除いちゃうんだ!!」

 Cさん「何しろ私たちは貞淑なレディだからね。

     一人前のレディとして扱ってよね!って感じだからね。」

 ナカP「もうその発言が既に一人前のレディからほど遠いんですけど。

     レディのたちなみ的なアレなんですけど。」

 Cさん「ところでさっき私が言った『貞淑なレディ』って言い方はなんかおかしいわね。

     レディってそもそも淑女って意味だし、

     これじゃ『貞淑な淑女』ってなっちゃうわね。

     『重厚な厚揚げ』とかと同じ感じよね。」

 ナカP「それ同じ感じですか・・・?」

 Bさん「『重厚』の『厚』は雰囲気を表しているのに対し

     『厚揚げ』の『厚』は物理的な厚さを表しているわけだから、

     意味合いは違うと思うよ。」

 ナカP「しっかりした根拠のある反論来た!!!」

 Cさん「それにしても阿部さんは何でよりによって今日遅刻して来るのかしらね。」

 ナカP「えー・・・さっきのメッセージには特に理由は書いてませんでしたね。」

 Bさん「理由解ってるわけじゃないんです?」

 ナカP「それは・・・まぁ、ぼくの口からは何とも。」

 Bさん「(知ってる顔だ・・・)」

 Cさん「知ってるくせにとぼけてる顔ね。これは同罪ね。然るべき報いが必要だわ。」

 ナカP「ちょっと!! イヤな言い方しないで下さいよ!!」

 Cさん「じゃあなんで遅いのか話しなさいよ。」

 ナカP「んー・・・。」

 Bさん「・・・。」

 ナカP「あー・・・その・・・。」

 Cさん「ほらほら。早く。」


 ナカP「余所の女と逢引きじゃないですかね。」

 Bさん「それだけは絶対ない。」

 Cさん「天地がひっくり返ってもあり得ないわね。」


 イヤな信頼感。

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