【揺花草子。】<その2893:ァ!>
【揺花草子。】<その2893:ァ!>
Bさん「年の瀬も押し迫ったこのタイミングで大きなニュースが飛び込んで来たよ。」
Aさん「大きなニュース。」
Cさん「阿部容疑者未成年者略取の疑いで逮捕とか。」
Aさん「おかしいなそんなニュースはぼくのところには聞こえて来てませんけど!!!」
Bさん「それは特に大きくもないニュースだよ。割と日常だよ。」
Aさん「常習者みたいな言い方しないでくれる!!?」
Bさん「あのね、ご存知遅効性 SF の傑作『ワールドトリガー』の
アニメ新シリーズの制作が決定したんですよ。」
Aさん「あぁ、うん、そうだったね。」
Cさん「阿部さん作品の歴史を振り返ってもらっても良いかしら?」
Aさん「え? えーと・・・
最初は WJ で連載が始まった同作、
連載開始から1年ちょいでアニメ化決定にこぎつけ、
アニメも1年半くらい OA されたけれども
そのあと作者の先生の病気療養でしばらく休載、
その後 SQ. に掲載誌を移して連載再開してたよね。」
Bさん「そうだね。
もう少し細かく時系列を整理していくと、
WJ での連載が始まったのは2013年はじめ。
翌14年秋クールからは6クールに渡りアニメが OA されたけれども、
2期が期待されるまさにその頃2016年秋から長期休載に。
2018年秋に2年間の休載期間を経て連載再開し、
ほどなく月刊誌の SQ. に移籍して現在に至ると言うわけだね。
そしてこの度連載再開から1年を迎えるこのタイミングで
アニメ新シリーズ制作決定と。」
Aさん「うんうん。」
Cさん「ブリジットそれじゃ足りないわ。
『実力派エリート迅』の読切掲載に触れてないじゃない。」
Bさん「あっそうだった、
『実力派エリート迅』は『ワールドトリガー』のプロトタイプとなる読切作品で、
2011年秋に WJ で掲載された作品で・・・」
Aさん「細かすぎるわ!!!」
Bさん「ま、ともかく再アニメ化が決まった『ワールドトリガー』ですよ。
我々も同作の WJ から SQ. への移籍を機に SQ. の定期購読を開始したわけでね。」
Cさん「電子版だけどね。」
Bさん「でも実際『ワールドトリガー』の移籍がある程度
SQ. の部数を伸ばす原動力になったのではないかと想像しているよ。」
Aさん「それはあるかもね。具体的な数字は分からないけど・・・。」
Bさん「WJ で長期休載が続いていた頃はぶっちゃけもう
このままフェードアウトも已む無しかとさえ思ってたんだけど、
連載再開後相変わらず最高に面白いし、たぶん人気は全然衰えてないし、
今回のアニメ新シリーズ決定は作品の持つ確かな力の証明であると考えるよ。」
Aさん「うん、そうだねえ。」
Bさん「キルミー並みの華麗な復活と言えるんじゃないかな。」
Aさん「(答えに窮するなぁ・・・!!!!!)」
最近は帯島ちゃんがちょう可愛いです。




