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【揺花草子。】(日刊版:2019年)  作者: 篠木雪平
2019年02月
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【揺花草子。】<その2563:経済感覚。>

 【揺花草子。】<その2563:経済感覚。>


 Bさん「今年は消費税の増税が実施される事になりますね。」

 Aさん「あぁ、うん、そうだね。」

 Cさん「もちろんその是非についてはここでは論じる事はしないでおくわ。」

 Aさん「まぁ・・・そう言うスタイルですからね【揺花草子。】は・・・。」

 Bさん「ところで阿部さんは100円ショップなんかには行く方かな?」

 Aさん「え、うん。ちょっとしたものを買うのには便利だよね。」

 Cさん「100円ショップって、100円って言うけれどもあれは

     税別で100円ですよって事じゃない。」

 Aさん「それは、まあ、そうですね。

     だから実際1つ品物を買ったら支払うのは108円になりますね。」

 Bさん「そう。それ。」

 Aさん「えっ・・・どれ?」

 Bさん「税別100円・税込み108円と言う事は、

     今後消費税が10%に上がったら支払う額も110円に変わるって事じゃないですか。」

 Aさん「まあ・・・そうなるね。」

 Cさん「そこで見過ごせなくなるのは1円玉の去就よね。」

 Aさん「1円玉の去就・・・?」

 Bさん「消費税が8%だった頃は、1円玉の活躍の機会が非常に多かった。

     100円の品物を買えば5円玉を併用しても1円玉が少なくとも3枚は必要だよね。

     逆に110円払ってお釣りを貰うにしても2枚の1円玉が手に入るわけだ。」

 Cさん「こう言う細かい出し入れを繰り返していくうちに、

     財布の中がいつの間にか1円玉で一杯になっちゃってたみたいな事、

     阿部さんにも経験あるでしょ?」

 Aさん「それは、まあ。」

 Bさん「けれども、消費税が10%になる事によって、

     こう言う出来事は減って来る可能性が高い。

     100円の物を1つ買っても払うのは110円だし、2つでも220円、3つでも330円。

     どこまで行っても1円玉が出現する機会はないわけだよ。」

 Aさん「いや確かに100円単位で言えばそうだけど

     世の中の全てのお店が100円ショップなわけじゃないからね?

     一束78円で売られている野菜とかもあるからね?」

 Cさん「それはさておきよ。」

 Aさん「さておいちゃうんですね・・・。」

 Bさん「今消費税が8%である現在においては、1円玉の存在感と言うのは比較的強い。

     言うなれば1円玉は相対的に1円以上の価値を内包していると言えるだろう。」

 Aさん「んっ・・・ん?」


 Bさん「消費税が10%になっちゃえば1円玉の価値は

     相対的に1円以下になっちゃうんじゃないかと思うんだ。」

 Aさん「消費税云々にかかわらず

     1円玉の価値は1円ですよ?」


 少額決済こそ電子マネーだと思っています。

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