【揺花草子。】<その2558:少しは持ち上げておかないと。>
【揺花草子。】<その2558:少しは持ち上げておかないと。>
Aさん「いや・・・って言うか、ほんとに『神出鬼没系ブッ込みお姉さん』で良いんです?」
Cさん「もちろん良くないわよ。
神出鬼没なんて心外だわ。
私はいつだって2人を見守っているつもりよ。
いつもニコニコ2人の背後に這いよる混沌でいるつもりよ。」
Aさん「何ラトホテプですか。
って言うかそれならそのキャッチコピーで良いじゃないですか・・・。」
Bさん「いやさすがに余所様に怒られるようなフレーズを使うのはちょっと。
メディアミックス化の時に修正を余儀なくされちゃうから。」
Aさん「何の心配をしているの!!?
第一宇宙速度に到達しそうなレベルの気の早さ!!!」
Bさん「神出鬼没が気に食わないって事で良いんだよね?」
Cさん「そうね。
もう少し私の優雅さとか麗しさとかたおやかさの陰に隠れた
ちょっと悪戯好きなおちゃめなところや時には蠱惑的な視線を見せる事もある
そんな私の魅力を余す事なく盛り込んで欲しいわ。」
Aさん「とんでもない無茶ぶりをされてますよぼくら。
そんなん言うならもう広告代理店なりなんなりに発注して下さいよもう。」
Bさん「そんな予算はないのだよ阿部くん。」
Aさん「なに代弁!!? なにそのマジ目のリアクション!!!」
Cさん「吹けば飛ぶような零細コンテンツであるところの我々には
普通ならお金を掛けるところも自分たちの創意工夫で乗り切らなきゃいけないのよ。
素人仕事と笑われてもじっと堪え忍んで浮揚の風を掴む日を夢見るのよ。」
Aさん「なんか切なくないです?」
Bさん「まあとにかくママンのキャッチコピーですよ。
実は何ヶ月前に阿部さんがとっても良い事を言っていてね。」
Aさん「え・・・そうだった?」
Bさん「『ハイスペック傍若無人』と言うフレーズなんだけど。覚えてる?」
Aさん「あぁ・・・そう言えば言った気がする。
どう言う話の流れかはもう忘れちゃったけど・・・」
Bさん「あのフレーズはなかなかママンの人となりを良い感じに表していると思ってね。
ママンのキャッチコピーにはピッタリなのじゃないかと思ったわけ。」
Aさん「まあ・・・そうかも。」
Cさん「私的には傍若無人と言うのは少し不本意だけれどもね。
『ハイスペックフリーダムレディ』とかにして欲しいところだわ。」
Aさん「ホントにそんなクソダサいやつで良いんです?」
Bさん「じゃあもう
『ハイスペック傍若無人系ブロンド淑女』
で良いよね?」
Aさん「で良いよね?って訊き方!!!!!」
ハイスペック傍若無人系ブロンド淑女、Cさんことカトリーヌ・バーキンです。




