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【揺花草子。】(日刊版:2019年)  作者: 篠木雪平
2019年01月
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【揺花草子。】<その2556:計略を練る。>

 【揺花草子。】<その2556:計略を練る。>


 Bさん「昨日話した

     『マスクしてると Siri さんが怪しい人認定してくる問題』

     ですがね。」

 Aさん「いや別に Siri さんがゴネて来るわけではないだろ?

     問題をすり替えないで?」

 Cさん「私たちが提示した透明マスクは

     窒息を誘発するからダメだと言う阿部さんの見解よね。」

 Aさん「いや・・・ダメと言うか・・・」

 Bさん「けどそれは阿部さん日本の製造業を甘く見過ぎだよ。

     今の技術力なら呼吸は妨げないが粉塵の侵入は防げるぐらいの素材を

     透明素材を開発することなど訳ないよ。」

 Aさん「えー・・・そうなんですかね・・・。」

 Bさん「とは言え、顔認証をクリアするためにはもっと違うアイデアもある。」

 Aさん「違うアイデア?」

 Bさん「最初からマスクをした状態で顔認証設定を行えば良い。」

 Aさん「えー・・・そんな事出来るの・・・?」

 Cさん「もちろん出来ないわ。

     そもそも iPhone X シリーズの顔認証システム、 Face ID は

     顔の凹凸をとっても細かいメッシュとして認識して、

     それを認証に用いる仕組みだもの。

     マスクみたいな軟らかい物はすぐ形が変わってしまうから、

     仮に設定は出来ても次回以降の認証を通すのは難しいわね。」

 Aさん「でしょうさ・・・。」

 Bさん「それに、マスクをしている状態で Face ID の設定をしようとすると

     『顔を覆っているものを取り除いてください』って言われちゃって

     設定自体出来ないんだよ。

     そんな程度じゃ Siri さんの目はごまかせないの。」

 Aさん「だからそれは Siri さんのおシゴトの範疇ではないのでは・・・。」

 Bさん「そこでぼくは考えた。」

 Aさん「また考えた。」


 Bさん「鼻や口が模様として描かれているマスクを

     開発したらどうだろうか。」

 Aさん「それで Siri さんの目をごまかせるとでも?」


 だからマスクをしてる時点で設定できないって言ってるだろう。

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