【揺花草子。】<その2630:カタカタカタカタ。>
【揺花草子。】<その2630:カタカタカタカタ。>
Bさん「さて今日もEテレの話題だよ。」
Aさん「またかい。」
Cさん「話したい事はいっぱいあるのよ。
『シャキーン!』のMCが変わった事とか、
『クックルン』もキャストが入れ替わったとか、
『クリアカード編』の再OAが始まるとか・・・」
Aさん「Eテレに猛烈にコミットしまくりですね。」
Bさん「そんな中で今日は『わしも』を取り上げるよ。」
Aさん「んん。」
Cさん「『わしも』ももう今年で6年目よ。
なんだかんだ言って結構長く続いてるわ。」
Aさん「おぉ・・・そうですねえ。」
Bさん「だと言うのに、わしもは依然として
『2014年製ロボット』で『最新型』と強弁している。」
Aさん「いや・・・それきみ毎年言ってるけど・・・。
次期モデルが出てないのであれば最新型って表現は成り立つだろ・・・。」
Bさん「と思ったけれども、これはぼくは解釈を間違っていたと気付いたよ。」
Aさん「えっ・・・何どう言う事?」
Bさん「あのね、わしもは2014年製のおばあちゃん型ロボットですよね。」
Aさん「そうですね。」
Cさん「と言う事は何年目?」
Aさん「え、そりゃもちろん、今年で6年目ですよね。
6年落ちのモデルで最新型とか言うのがおかしいって話じゃないんです?」
Bさん「そうじゃなかったんだよ。」
Aさん「えー・・・?」
Bさん「じゃあ、『おばあちゃん』の定義とは。」
Aさん「えー・・・?
うーんと、まあ有り体な言い方をすればお年を召した女性だよね。」
Cさん「誰の事を言ってるの?」
Aさん「誰の事も言ってません!!! 怖いですからその顔やめて!!!」
Bさん「そう。おばあちゃんとはお年寄りの女性の事だよね。
もちろんいろいろ解釈はあろうし、その人個人によっても違うけれども、
一般的には60代70代以降の女性がそのように呼ばれるわけだ。」
Aさん「まあ。」
Bさん「翻って、わしもは、僅か6年で既におばあちゃんと呼ばれるわけだ。」
Aさん「ん・・・ん?」
Bさん「つまり、普通なら60代70代以降の女性を指すべきおばあちゃんと言う単語が、
僅か6歳のわしもにもあてがわれている。」
Aさん「んん。」
Cさん「そう考えたらおばあちゃんとしては確かに最新型と言う事になるわよね。」
Aさん「まぁ・・・確かに・・・。」
Bさん「つまり『最新型のおばあちゃん』ってのは、
そう言う事だったんだよ。
『最新型』は『ロボット』に対する修飾ではなくて
『おばあちゃん』の方に掛かる修飾語だったんだ。」
Aさん「え、文法的な解釈?」
6年目にしてようやく腑に落ちた。




