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第五十話 チート少女VS黒幕


 かなみは声を振り絞って現実を誰かに問うた。

 

 「い、いつから……?」

 

 それはもちろん中央に強制移動させられたことへの問い掛けでもあるが、一体いつから存在がバレていたのか、そんな意味合いが大きく込められた戸惑いの一言だった。

 

 「ん? そりゃスグわかるだろ? 一箇所だけなーんも見えなかったら普通、誰だってそう思う。ここには何もありま(・・・・・・・・・)せんよ(・・・)って主張する空間ほど怪しい場所は無ぇのね」

 

 セブンスターの言ってることをかなみは理解し切れなかった。

 普段の少女であれば時間を掛けてでも自分なりに納得できる形に落とし込むか、あるいは理解できないことはキレイサッパリ忘れようと努力するのだが、周囲に警戒を巡らせなければいけない今の頭では回りきらなかった。ゆえの沈黙が続く。


 「……。」


 まずは頭を切り替える必要がある。しばらくしてそれに気付いた少女は、仲間だと思わす為に立ち上がった。毅然とした態度の弁明に挑むが、手や足や声が僅かに震える。

 

 「わ、私は──」

 「今さら仲間語りなんて、そんなつまらない〝ウソ〟はやめてくださいよ?」

 「ぅ……」


 パーラメントの牽制に出鼻をくじかれた。図星を突かれたかなみはつい、口を(つぐ)いでしまう。

 

 確かに今さらだ。表に出て仲間アピールする機会は幾らでもあった。トオルが出た瞬間なんてまさに絶好の機会。だが引っ張りだされて来たこのタイミングでの弁明は、反対に怪しさが増す。


 疑われてから否定しても『どうしてもっと早く証言しなかったんだ』と詰められれば、わかり易く信憑性に欠けるというもの。何よりまずかったのは、賢すぎるがあまりそれを悟って口を噤いでしまったことだった。黙り込むことで仲間騙りを暗に認めてしまうことになる上に、牽制を察せるだけの知性や行動力があることを相手に教えてしまう可能性に繋がるからだ。

 

 かなみの賢さが裏目にでた稀な状況(パターン)。しかし幸いだったのは、スーパーチートガールであることに四人の賜卿たちが気付いていないどころか、想像にも及んでいない点だった。


 彼らはこう考えていた。不自然な空間を造り上げた者は別にいて、その人物は少女を置いて逃げたのだと。故に震える少女を危険視する者はいない。『補欠』以外は──。

 

 「結界術者はガキを置いて逃げたのか? いや、囮か。まだ隠れてるヤツがいるかもしんないから、そっちの処理も任せたよ補欠くん」

 

 そう言って錫杖を二回小突いたセブンスターが一瞬で姿を消すと、焦げ跡の魔法陣の上に杖がポトリと落ちた。

 

 錫杖を拾いにパーラメントが動くと、その場に残ったのは蝦藤かなみと斎藤貫の二人だけ。二人は黙ってお互いの顔を確認すると、目を合わせないようにしながら立ち尽くす。

 

 ………。

 

 ………………。


 カランカランッ──。

 

 

 

 静寂を突き破るように地上から二本の剣が廃村に落ちてきた。それに追従する形で降ってきたアルデンテが、地図を小脇に抱えながら両足でスタッと地面に着地を決める。

 

 アルデンテは立ち尽くす二人のすぐ横を何でもないように通り過ぎ、その地図をパーラメントに手渡した。

 

 「これ?」

 「はい、それでごさいます」

 

 五賜卿の二人は屋根の剥げた民家に移動し、家族で囲んでいたであろう砂まみれのテーブルの上に地図を広げて作戦会議を始めた。

 

 「いいですかアルデンテ様。効率的かつ迅速に任務を遂行するために──」

 「アルデンテでいい。ここは屋敷でもなければ、キミは使用人でもないんだから」

 「そういうワケにはいきませんが……畏まりました。まずは数万単位の軍を召喚し、ユールに奇襲を掛けます」

 「うん、意見は重要だネ。聞かせて」

 

 先程よりも丁寧な口調のパーラメントが、地図上に指を這わせて大まかな流れを説明する。

 

 「ここからユールまで直線距離でおよそ二時間。実際に進軍するとなるともう少しかかることが予想されます。ここは些か見晴らしが良すぎる地形にありますので、進軍開始早々あちら側にバレてしまう恐れがあり──」

 

 新しく出来たばかりの街の城壁の一部を指で囲いながら対処について話を続けるパーラメント。彼女は新しい街の仕組みについても既に熟知している様子だった。

 

 「奇襲を成功させる為に、この辺りの城門と周辺の物見櫓(ものみやぐら)を占領いたしましょう。少数精鋭の配下をまずはご準備下さい。その後の準備は順を追って説明致します」

 「物見櫓ならボク個人の目的があって一度アンデッドに占領してもらった。……気付かれてるだろうけど、もう一度占拠しよう」

 「本当ですか? さすが次期当主様です。感服いたしました」

 

 褒め言葉に対しアルデンテは複雑な心境を覗かせる。

 

 「……もういい。賜卿として簡潔に話してくれ」

 

 アルデンテが占領しようとしてたのは紛れもない事実で、物見櫓の一つは自分の配下、リコールアンデッドたちに襲わせていた。しかし、作戦を見越して事前に占領したかと言われれば全くの偶然で、褒められるのは違うと本人は感じていた。

 占領理由も特に語ろうとはせず、『次期当主様』という言葉を聞いて少年は少し感傷に浸る。

 

 「確か、アルデン……お前の兵力は二十八万だったわよね?」

 「それなんだけどさァ、森の中で埋められててさ、ボク。そこで運良く三万体ほどの屍さんとお知り合いになれてさ。助けてもらう代わりにもう一度夢を見させてあげることになったんだよネ」

 

 〈枯れない森〉に生き埋めにされ、聖剣を突き立てられたまま放置された少年は、全てを少しづつ奪われる苦しみに一度はホンモノの死を覚悟した。しかし、自分よりも遥か昔に埋められていたおよそ三万人の戦死者の存在に気付き、その魂とコンタクトを取った。

 

 瞼の奥に映る三万の怨嗟。懺悔。復讐。憎悪。その全てを聞き届けたアルデンテは魂に(しるべ)を言い渡した。

 

 ──いいだろう。お前たちの無念をボクが晴らそう。その代わり、絞りカスでもいい。残った魔力を全部よこせ。ボクに、一滴残らず全てよこすんだ!

 

 こうして、ギリギリ生き延びたアルデンテだったが、三万人の歪んだ欲望に精神を取り込まれ肉体の制御を失い、本能だけで戦う化け物になった。暴走したアルデンテはその後、珖代に助けられる形で自我を取り戻した。それは知る人ぞ知る事実で、本人にとっては忘れたい過去。恩すら感じた二度目の敗北だった。

 

 「つまり、現在の兵力は三十一万だと?」

 「そーゆーこと」

 「でしたらここは──」

 

 賜卿同士の作戦会議は続いていく。

 

 

~~~~~~~~~~~~


 

 一方その頃。

 取り残された二人にも動きがあった。そのほとんどがトオルの独白のようなものであり、場面的な変化は少ないが。

 

 「さっきのヒトは君を見つけた訳じゃあない。ないことを主張する空間が怪しすぎて、誰かいるンじゃないの? と逆説を唱える形で空間に手を伸ばしたんだ。するとびっくり、君のような小柄な少女が出てきた。術者は隠れてるって発言の通り、五賜卿(かれ)らは君自身がそれをやったとは全く思っていない」

 

 トオルは補足まで入れて分かりやすく話すが、かなみの表情は心底穏やかでは無い。

 次に何をするのが正しいのか──。何を信じればいいのか頭をフル回転させていたのは勿論、トオルだけは油断してはならないと注意深く観察した。

 

 「隠密系の性能(スキル)は良すぎるのも良くないんだ。隠そう隠そうとするあまり、光さえ飲み込むブラックホールを創り出すこともある。その隠れ方は見えてる人(・・・・・)の前じゃ逆効果だからあまりオススメはしない。……僕みたいにね」

 

 過去に一度、かなみはトオルに隠れているところを見破られたことがある。怪しい一団のアジトに侵入する際に気配を消したかなみだったが、背後から来たトオルに肩を叩かれたのだ。

 隠密は完璧だった。──否、完璧すぎるがあまりバレてしまっていたのだ。

 

 「……裏切ったの?」

 

 怒りや悲しさ以外にも複雑な心境が入り交じった少女の質問。それを聞いて嬉しそうに眉を上げるトオルだが、

 「覚えててっ……──いや、さすがに喜べる再会じゃないか」

 とスグにかなみと同じような心境を覗かせた。

 

 「やっぱり黒幕は黒幕なの?」

 

 トオルはいつものようにおちゃらける様子もなく、黒幕という言葉を黙って呑み込んだ。地下から地上を見上げ、深い溜息をつく。

 

 「確かに、喜久嶺先輩くんたちを利用し、勇者に要らぬことを吹き込んで女神を襲わせるよう誘導したり、来る予定の無かったアルデンテを城に招いて勇者と戦うよう仕向けたのは僕だ。僕で間違いない。そういう意味じゃ僕は黒幕と呼べるかもしれないね。でも誤解はしないで欲しい。僕は裏切ってなんかないもの。──だって、キミたちの仲間にはなれなかったんだから」

 

 冷たく張り付いた笑顔が敵側である事を瞬時に確信させる。それでもかなみは最後の望みに賭けて前に出る。そこへ、コチラを振り向かずにパーラメントの声が飛んできた。

 

 「何をしてるのですか、補欠。はやく片付けなさい」

 

 それを打ち消すように小声で対抗するかなみ。

 

 「……二対二。今ならぜったい勝てるよ」

 「それとも、補欠には無理ですか」

 「まだ引き返せる。珖代だってきっと分かってくれるよ」

 「消しなさい」

 「一緒に戦おう」

 「補欠!」

 「黒幕……!」


 五賜卿を裏切り協力せよという少女からの提案と、青い女からの催促に板挟みになる黒幕(トオル)

 

 敵ならばかなみの提案は当然断る──しかし、それは簡単に蹴ることが出来ないほどトオルには魅力的なものに思えてならなかった。

 

 かなみは本気で勝てるという算段の元、その自信に溢れた瞳を輝かせる。実力を知るトオルには、それが直視できないほどキラキラと輝いて見えた。

 真っ直ぐ輝く純真な眼を見て、誰がそれを切り捨てられるのだろうか。トオルは今まで一番深いため息を吐いて言う。

 

 「その通りだね。かなみちゃんと僕、二人でやれば必ず勝てる」

 「……じゃあ!」

 「でもダメだ。その先が無くなる。かなみちゃん、┠ 瞬間移動 ┨を持ってるよね?」

 「うん。……えっ、いや、うん」

 

 答えるつもりなど無かったのに無意識に声に出てしまったかなみ。不思議に思いながらも、別に隠す必要もないので言い直した。

 

 「十秒だけ待つ。賢い君ならその間に決められる筈だ。戦うか逃げるか、正しいと思う方を選ぶんだ。1……2……」

 

 言葉通り動かないトオルに向けて、かなみは迷わず手をかざした。

 

 「かなみは逃げないよ」

 

 膨大な熱量が少女の右手に集まっていく。

 

 「……彼らに手を出せば、二度と平穏な日々は訪れない。それでもかい?」

 「そんなの今さら。いずれ戦う相手に怯えて逃げてるようなら、ここに立ってなんかいられない」

 

 トオルは選んだ。ここで五賜卿二人を倒しても魔王を敵に回すだけだと考え協力を拒むことを。しかし目の前の少女は、トオルを倒し五賜卿二人も倒す選択を迷いなく選んだ。苦しくなると知った上でなお、それを選び取ったのだ。


 まだ幼い顔した少女がどれだけの覚悟でもってそこに立っているのか、トオルには計り知れなかった。


 「本気なんだね……」


 戦う選択をした少女に目を丸くしたトオル。少女の胆力を侮っていた自分が浅はかだったと腹を括り、数を数えるのを辞めた。

 

 「覚悟じゃ誰にも負けないとおもってたんだが……どうやら君のことを侮っていたようだね」

 

 命をかけて戦う少女と、目的のために絶対に死ねない自分とでは、精神面での優劣など比べるまでもなかった。

 負けたのだ。覚悟の重さで。

 譲れない思いが揺らいでしまう程に彼女の覚悟に感化された。


 「協力はしない。だけどその一発だけは、見なかったことに(・・・・・・・・)してあげる」


 青年は目を閉じる。目的のために本気になりきれなかった自分自身を呪うように、覚悟を決めて。かなみは小さく詠唱を唱えて十分すぎる魔法を完成させた。

 

 「ヘブンズファイヤ」

 

 聖属性と火属性の二種混成魔法が折り重なり、大きな火球がかなみの手から繰り出される。

 

 「出来れば君たちとは──」

 

 誰かに宛てたその言葉は同時に放たれた火球にかき消された。



 だが、トオルが焼き尽くされる未来は永遠にこない。

 


 火球は男を呑み込むことはなく、その頬をかすめ後方へと飛んでいく。


 その先にいたのはパーラメントとラッキーストライク。──そう、見なかったことにするというのは、二人への奇襲のことだったのだ!

 

 耳を掠める熱量で攻撃が通過したことに気付いたトオルが目を開けると、かなみがいた場所には誰もおらず煙だけが舞っていた。

 

 

 ──逃げたか……。でもそれが正しい。

 

 

 安心したように鼻を鳴らした瞬間、ガシャンッと大きな音がして咄嗟に振り返る。


 そこにはアルデンテがパーラメントからもらい放置したままの剣が置いてあった。

 

 目を凝らすとおかしな点が。二本落ちていたはずの剣が、一本しかない。アルデンテが取ったのかと思えばそうでも無い。少女と同じように忽然と消えている。


 ──面白い、一人でも立ち向かうか。


 トオルは理解する。目の前から消えると同時にアルデンテの剣を拝借したかなみが、再び何処かへ移動したのだと。戦う意思があり剣を手に取ったのならば、少女は逃げてなどいない。それどころか、最初から(・・・・)パーラメントとラッキーストライクを倒すことしか考えてなかった可能性すらある。


 「アルッ……ちっ、聖属性か……!」


 周囲の風を巻き込みながら巨大化する火球(ヘブンズファイヤ)に気付いたパーラメントが、アルデンテに対処させようと動く。しかし聖属性が含まれていることに寸前で気付き、手に持っていた錫杖を振るい炎をテレポートさせた。

 

 パーラメントはトオルから完全に目を離していた訳では無い。だからこそ対応は追いついたし、それが少女の放った魔法だとも気付いている。しかし、火球に気を取られかなみを見失う。


 「あの少女、何者……!」


 かき消した炎に紛れ、剣を構えたかなみがパーラメントの背後に立つ。

 

 「もらったァーー!!」

 

 背中から致命傷を狙った一刺し。万一にアルデンテが庇いに来ても対応が出来るように、聖属性エンチャントが施された渾身一突き。パーラメントが即座に叫んだ。

 

 「アップルーーッ!!」

 

 腕を伸ばせば刺せる距離。女の叫びがなんであろうと急所を狙うかなみだが、──不意に、頭上に影が落ちる。

 

 刹那。

 かなみは視界の上端にその異形を捉えた。

 膨大な質量を伴った大きな影の墜落から逃げるように後方に飛び退き、間一髪で回避する。絶好の機会を阻まれたかなみは苦い顔をしながらもその正体を探る。

 

 ヒトに刃を向けるのは初めてで、敵と分かっていながらも踏み込みに迷いが生じた。皮肉にもその迷いのおかげで回避出来たことにかなみは歯ぎしりする。

 衝撃で舞った煙が晴れていくにつれ、二人を分けた異形の全貌が露わになる。

 

 「ご、ゴリラ……?」

 

 学説名──ゴリラ・ゴリラ。のザ・ゴリラ。顔も体格も毛に覆われた姿も、比喩の聞かない正真正銘のガッツリゴリラが地上の穴から降ってきたのだった。


 あまりのゴリラっぷりにかなみの開いた口が塞がらない。体長二メートル程のゴリラが少女をじっと睨みながら鼻を鳴らしている。

 

 「ウッホ」

 「惜しかったですねぇ。アップルがいなければ不意打ちも成功していたかもしれません」

 

 そう言って隣に並んだ青い女がゴリラに褒美のリングォを渡すと、アップルと呼ばれたゴリラは爪を器用に使ってリングォの皮を剥き始めた。皮は一本の線になってヒラヒラと地面に落ちていく。

 かなみは何度も目を擦ってゴリラの神テクを凝視する。


 警戒を怠らないパーラメント。彼女はかなみの持つポテンシャルに危機感を募らせる。

 

 ──アルデンテ様の弱点を的確に狙った聖属性付きの二種混成魔法……。あれほどの魔法をブラフに使う発想と死角からの冷静な聖属性の刺突攻撃。

 間違いない。この少女自身が術者のようね。

 

 「ソーリー先輩。僕一人じゃ苦戦しちゃって」

 「へー、面白そうだネ。この子。歯ごたえがありそうだ」

 「面倒です。全員で片付けてアンデッドにしましょう」

 「ウッホウッホ」

 

 新たな刺客を警戒し剣を構えるかなみの前に三人と一匹が勢揃いした。ユールを壊滅させるために必要な主力の全てがここに集まっている。

 

 

 小さな身体に大きな殺意が集中する。

 

 

 勝ちも負けも逃げも考えず、勝利の一手を逆算しながら少女は剣を強く握った。

 

 

 しかしこの先はかなみにも想像がつかない。なぜなら、──全力を出すのは初めてのことだから。

 

 

ついに二章も五十話!

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