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第十三話 譲れない思い(後編)~かなみside~


 一人目の応募者が来てから他に誰も来ないまま一時間以上が経った。

 

 リズのお腹のグーって音が聴こえてきてかなみもお腹が空いてきた頃、おなじように音を聴いただろう珖代が言った。

 

 「よし。もうすぐお昼だからお開きにするか」

 「結局、来たのは一人だけだったね」

 

 四人の中であの人の事を "怖い" と思っていたのはかなみだけだったみたい。それでも皆んなが仲間に入れるつもりが無くてほっとしている。

 

 思い返してみると、何となく黒幕っぽいと感じたから怖いと思っただけで、実際はにこにこしてたし、悪い人では無いのかもしれない……。

 

 「まー誰も来ませんでしたーって事にならなかっただけでも良かったですよー」

 「収穫はゼロなんですけどね。クズニアさん」

 

 リズは自分のことを狙っているストーカーだと思っているみたいだし、お母さんはお母さんで自分の嫌いなタイプにはようしゃない言い方をする。珖代の言う通り、あそこで帰してなかったらそれこそ恐ろしいことになってたかも知れない。

 でも、自分のいない所で悪口を言われる黒幕さんがだんだんかわいそうに思えてきた……。

 

 何よりも珖代。全然関係ない本音が、さらっと出てた。さらっと。仲間になってもらえるなら女の子の方がいいって感情が聴こえた。けどかなみはそんなことに今さら驚いたりはしないのだ。そんな感情があったのはあのイケメンストーカーくんが来る前からお見通しだからなのだ。

 ただ……、ちょっとだけ怒りたい気分かも。

 

 「とりあえずもう誰も来そうにないし、レクムに行ってお昼ご飯に──」

 「あっ、じゃあ私先行って、席確保してきますねーー!」

 

 珖代のセリフを遮ってリズが走って飛び出していった。

 

 「あ、おいっ! ……ったく、この机重いんだから元の位置に直すの手伝ってからにしろよなぁ」

 

 怪力のリズのおかげでテーブルをひょいっと持ってこれたけど、いないと持ち上げられる人が誰も居なくなるので、押して元の位置に戻すのは大変だった……。かなみに力持ちになるスキルがあると良かったんだけど、たぶんないと思う。

 

 

~~~~~~~~~~~


 

 かなみたちは酒場のますたーに場所を借りたお礼をしてから、ギルドを出てレクムに向かった。

 

 ギルドから〖お食事処 レクム〗までは二分も掛からないのですぐに着く。その間も、かなみの中には少しだけ引っかかる事があって歩きながら考えていた。

 

 ──珖代のステータスカードを見ていたら、珖代が┠ 威圧 ┨しか持っていないことはスグにわかるハズなのに、その事にあの人はスグには気付かなかった。

 それに《不条理叛逆》には一切触れなかった……あれは分かってたけど、スキルじゃなかったから言わなかったのか、もしくは全く気付かなかったのどっちか。

 もし気付いてなかったのなら、あの人のスキルは┠ 叡智 ┨とはまた別の何かってこともありえる……? それとも、……うーん、かなみみたいに幾つもスキルをもらってたりするのかなぁ……

 あっ、そう言えばまだ、試して無いことが──。

 

 「ちょっと待って下さああああいっ!!」

 

 当然後ろから大声が聴こえてかなみたちは振り向いた。

 見れば後ろに見た事のある女の子が立っていた。

 

 (あ、いつも朝会う娘だ。息切らしてどうしたかな……?)

 「そんなに息を切らして、どうしたの?」


 珖代の考えていそうな事を予想して、同じような内容を通訳してあげた。

 

 「あ、あのっ……私を、私を仲間に入れてくださいっ!」

 

 杖を胸にギュッて抱えてメガネ魔女っ子ちゃんは言った。

 

 「えっとかなみちゃん、なんだって?」

 

 普段の吹き替えモードなら感情とか喋ろうとしている内容を予想して、口の動きに合わせて通訳しているけども、さすがに驚いて通訳し忘れた。

 今日の朝、追い返したばかりなのにめげずに来るとは思わなかった。

 

 「仲間になりたいから面接を受けたいんだって」

 「ほんとに! そっか!」

 

 珖代がすんごい嬉しそう……まさか女の子だからじゃないよねぇ……?

 

 「これからお昼にしようと思ってたからレクムで話を聞いてもいいかな?

 あっ、はい。面接お願いしますっ」

 

 二人のためにも、吹き替えモードで会話してあげて一緒にレクムに行く事が決まった。

 

  

──────────────



 珖代とリズがとなりに座って、魔女っ子ちゃんと面接をする。

 レクム ではテーブル席は四人用しかないので、かなみとお母さんはとなりのテーブルでいただきますしてから、お昼ご飯を食べる。

 

 ただ、となりの席が気になってご飯が進まない。

 

 「かなみ? 食欲ないの?」

 「ううん、美味しいよ」

 「で、お名前はなんです?」

 

 となりのテーブルからリズの質問が聴こえてきた。

 

 「えっと、ユイリー・シュチュエートっていいます……です」

 「ユイリーシュチェ、シュチ、シチャーさんです」

 

 リズは諦めて適当な感じで珖代に名前を伝えた。

 

 「ユイリーさん、せっかくだから何か注文してくれて構わないよって伝えてくれ」

 「いや、誰が払うんですかそれ」

 「そりゃ、奢ってあげるさ」

 「はぁ!? ただでさえ金欠だって言うのに奢るぅ!? あれですか! この子が可愛いからですかっ! オッパイ大きいからですかっ!」

 

 またいつもみたいに二人のケンカが始まった。周りのお客さんの迷惑も考えて欲しい。


 「な、なんでそうなるんだよ! 良いからお前は通訳にだけ徹してろ!」

 「そんな! こうだいにとって私は都合の良いっ──んグッ!」

 

 珖代がリズのほっぺを手で挟みこんでくちびるをタコみたくさせた。

 

 「今は面接中だ……分かったら気持ちを抑えてくれ」

 

 うん。リズは言い過ぎだけど、なんにも間違ったこと言ってない。珖代からはいやらしいことを考えている感情が見える。

 珖代はカワイイ子がパーティーに入ってくれたらそれでいいと考えている!なんかいろいろ心配して損した!

 

 「お母さん、これおかわり!」

 

 無性に何か食べていたい気分!

 

 ひよこ豆とか鶏肉が入ったチリコンカーン風料理をおかわりする。

 

 「食欲は大丈夫そうね」


 珖代の素振りから何を聞かれているのか分かったユイリーちゃんは、ご飯は大丈夫ですと断った。だったらと、珖代も面接が終わるまで注文はしないつもりみたいだ。先に席を確保してたリズだけはすでに注文してたみたいで、フォーク一本でステーキを突き刺してかじりつき始めた。食べ方がすごいワイルドだけど、リズも怒ってるみたい。

 

 「ユイリーさんの自己アピールはどこかな?」

 「ユイリーさん……もぐもぐ、何得意」

 

 リズが肉と格闘しながらついでみたいにユイリーちゃんに訳してあげる。

 

 「えっと、まだ半人前なので、得意かどうかって言われると分かりませんが、魔法が得意です……一応」

 「ほう、魔法が使えるとのことです」

 「魔法ってどんな魔法かな?」

 「どんなーよ」

 

 リズが明らかにユイリーちゃんに対してだけ冷たい言い方をしてる……。ユイリーちゃんの話を聞く時は必ず肉に噛み付いている。

 

 「ほとんどの属性魔法が使えます! 生活に役に立つレベルでしかありませんが……」

 「もぐもぐ……何にも使えないみたいです」

 「何も?」

 「ちょっとリズっ! ちゃんと伝えてあげてよ!」

 

 かなみは面接を聞いてるだけにしようと思ってたけど、ゴカイのある訳し方はユイリーちゃんがかわいそうだから怒った。

 

 「えぇー、なんか器用貧乏らしいですよ」


 また投げやり。ユイリーちゃんは別に悪くないのに。


 「そうなんだ……。一つ聞いてもいい? パーティーに入ればいつか、一緒に旅に出ることになるかもしれない。それも、いつ帰って来れるか分からない旅だ。その覚悟はあるかい?」

 「覚悟はー。って」

 「リズ……!」

 

 一度言っても分からないリズをしかる。

 

 「はぁ、私達のパーティーに入ったら帰ってこれないくらい危険な旅になる可能性もあります。その覚悟はありますか?」

 「わっ、私はこうだい様が好きです。だから……どんなことだってガマン出来ますし、どんな場所だっていける覚悟もありますっ!! 命を懸けてこうだい様をお守りすることだって出来ます!!」

 

 かなり覚悟はあるみたい。だから、ここに来たんだろうけど聞いておかないといけないことがかなみにはある。

 

 「生活魔法じゃ珖代は守れないよ」

 「修行してもっともっと強くなります!」

 「日本語は話せないんでしょ?」

 「言葉の壁は……話せるように勉強しますので問題ありません!」

 「どんなに辛くても本当に帰りたくなったりしない?」

 「なりません! こうだい様のとなりにいれないことの方がもっと辛いので!」

 

 ユイリーちゃんの目を見ればわかる。彼女は心の底からついてくるための覚悟が出来てるみたい。だったら、もう認めないといけない。この子を仲間に入れてあげることを。

 

 「リズ、珖代に伝えてあげて。この子の思いはホンモノだから」

 

 

 

 「ユイリーさん、まずは日本語を話せるように出直したいそうです」

 

 

 

 リズが珖代に伝えた内容はなぜか少し違った。

 

 

 

 「へーそっか、ユイリーさんは律儀なんだね。俺達もスグにこの街から出て行く訳ではないから、焦らずに決めてくれて構わないからね」

 

 

 

 珖代の対応は優しかった。でも、それを伝えても話が噛み合わなくなるだけ。

 

 


 でも、リズはその内容すらも、そのまま伝えることは無くて……、

 

 


 「ユイリーさん、こうだいはこう言っています。──ボクはアナタのことが嫌いです。顔も見たくないから今すぐ立ち去って下さい。ってね」

 

 


 笑顔で優しくそう伝えた。もちろん珖代はそんなこと一言もいってない。

 彼女は立ち上がると、口をギュッと結んで、目を潤ませてレクムから飛び出していってしまった。

 

 「あれ? ユイリーさん、どうしちゃったんだろ」

 「急にトイレに行きたくなったんじゃないですかぁ?」

 

 状況が分かってない珖代にウソをつくリズに怒りが爆発しそうになる。机を支えにしてバッと立ち上がってリズの前へ行く。

 

 「リズッ!! いくら何でもひどすぎるよ! なんであんなウソいったの!」

 

 珖代にバレないように異世界語でリズに怒る。

 

 「ヤだなーそんなに怒らないでくださいよー。パーティーに色恋沙汰を持ち込むと、ろくなことにならないって相場が決まってるんですよ。それに、覚悟があるってんなら嫌われる覚悟くらい、見せてみろって話じゃないですか。何も出来ないくせに、ただ好きな人の傍にいたいからついていきたいとか、こっちからして見れば、ただのいい迷惑ですよ」

 「だからってあんな言い方は無いよ!! リズのアホ! バカ、あんぽんたん、まぬけ! ウソ女神! あくま!」

 

 ユイリーちゃんを追いかける為にかなみもレクムを飛び出した。

 

 「あ、かなみちゃん! どこ行くの!」

 

 後ろから珖代の呼び止めるような声が聞こえるけど今はユイリーちゃんが心配だから無視する。

 

 「かなみちゃんもトイレだそうですよ?」

 

 ──珖代がリズとケンカしちゃう気持ち、少し分かった気がする。


 

~~~~~~~~~~~~



 レクムから飛び出して当たりを見渡してみてもユイリーちゃんの姿はもう見えなくなっていた。

 

 気配は──だめ。

 

 近くにいたとしても、ユイリーちゃんの気配がどれか分からないから区別がつかない。

 

 だから┠ 叡智 ┨で "人を探す能力" を検索して、片っ端から使えるかどうか試していかないといけない。

 

 まずは、うん。┠ 追跡 ┨。特定の人物の足跡が見えるようになるスキルか。

 

 対象をユイリーちゃんに設定。

 

 反応は──なし。

 

 足元を確認したけど足跡とか見えてこなかったということは、かなみにこの能力はないのかも。

 

 次。

 

 えっと、なるほど、┠ 調査 ┨。でもこれ、使う前に準備がいろいろと必要みたいだから、どっちみち今は使えないや。

 

 これもだめ。なら次。

 

 む? ┠ 霊視 ┨かぁ……。幽霊さんに聞かないといけない能力みたい。

 『頼ると頼られるようになる』っていわれても困るなぁ……。

 

 それに使えるかも分かんないし。

 

 うーん、なやむ。

 

 悩んで悩む。

 

 他の方法もあるだろうと、悩みながら頭の中で本を読む。ページがボロボロで読めなくなった物とかも出てくるけど、人を探せて、かなみにも使えるスキルが書かれた本がきっとどこかにあるハズ。

 

 だから┠ 霊視 ┨はいったん置いておいて。

 

 「お願いしますっ!」

 

 いろいろ考えごとをしながらも聞き逃さないようにしていた耳に、ユイリーちゃんの声が届いた。

 

 すぐ近く。場所は……ギルド!

 

 急いでギルドに向かってようすを見てみると、ユイリーちゃんが頭を下げていた。相手はいつもお酒を飲んでる優しいオジサン。だから、おどされてるとかではないと思う。

 

 ようすが気になる。

 ┠ 隠密 ┨を使って気づかれないようにギルドに入るのもいいけど、スウィングドアのギーッって音でバレちゃうかもだから、壁越しに会話を聞いてみる。

 

 「嬢ちゃん、こんな酔いどれに頭なんか下げちゃいけねえ……」

 「ダットリーさんの奥さんは日本人なんですよね」

 

 壁越しだから中がどうなってるか分からないけど、あの優しそうなオジサンはダットリーって名前らしい。

 ちなみに珖代が心の中で使えたらなぁ〜、欲しいなぁ〜って思っているであろう┠ 透視 ┨のスキルはかなみも使えない。残念。

 

 「私っ! 聞きました! ダットリーさんは奥さんを口説くために日本語を覚えたとか」

 「チッ、誰だ余計なこと吹き込んだヤツぁ……」

 「お願いですっ! 私に日本語を教えてください!!」

 「その目、おまえさんも色恋沙汰か……。オレが教えられる日本語はそう多くはないぞ」

 

 ダットリーさんは目を見ただけで覚悟して来ているのを見抜いたようだった。

 

 「構いませんっ!」

 「相当難しい言語だぞ」

 「覚えます。意地でも!」

 

 ちょっと時間を開けてから、テーブルにグラスを置く音が聴こえた。

 

 「……明日、この時間に来れるか」

 「はいっ!! 師匠!!」

 「オレは別に、嬢ちゃんの師匠になったつもりは無い。ただ、呼び方は自由でかまわん。好きなように呼べばいいさ」

 「分かりましたっ!! 師匠!!」

 「それともう一つだけ。上手く教えられる保証はない。だからって妥協はしないし許さない。それでもついて来るってんなら日本語(最初の一歩)の、その会話術(踏み出し方)を、教えてやる」

 「もちろんですっ!! 師匠!!」

 

 嬉しそうにしてるのがユイリーちゃんの声だけでも伝わる。

 

 

 彼女は辛くなって逃げ出したのかもしれない。それでも、諦めてはいなかったのだ。本気で仲間になる為の、努力を始めたんだ。

 

 

 そのうちきっと、魔法の修行もするかも。

 

 

 珖代の為に。

 

 

 あの子なら、きっと強くなれる。

 

 

 だから。

 

 

 ──かなみも負けていられない。

 

 

~~~~~~~~~~

 


 「かなみちゃん、おかえり。ユイリーちゃんはどう?」


 珖代が聞いてきた。だからかなみもしっかり答える。


 「今日はもう来ないよ。ユイリーは出直すことにしたから。でもいつか、きっと来るよ。この、パーティーに」

 「そっか」

 「それで珖代、この子は?」

 

  かなみがレクムに戻ると、かなみ達のテーブルとテーブルの間に男の子がいた。それにデネントさんもいる。

 

 「この子はデネントさんとこの三兄妹の長男、レクムくん」

 「よろしくね。レクムくん」

 「……お、おう」

 

 レクムくんはキレイな空色の髪の毛をしていた。身長はかなみよりも少し高い。

 

 「髪キレイ……」

 「なっ、キレイとか、別に女に言われても嬉しくねぇよ……」

 

 うーん。

 このはっきり伝わる感情。この子、珖代みたい。隠そうとしても嬉しがっているのはかなみに全部お見通しなのだ。

 

 「それで、なんの話をしてたの?」

 

 リズのことは……もういい無視。今は何の話をしていたのか聞く。

 

 「えっと、あのーほら、レクムくんの名前はこのお店から取ったのかなーって」

 

 ほう、……うんうん。なるほど。

 

 珖代の感情はていねいに何があったのか教えてくれた。それに、かなみに話そうとしない理由も全部。

 だから、あえてウソをついた理由(・・・・・・・)を聞かなった。

 

 それからというもの、その日一日はリズを無視しまくった。

 

 結果、トランプは楽しくやりたいと泣きながらあやまってきたので、さすがに許してあげた。

 

 次の日には、ユイリーの所にリズと一緒にあやまりに行った。

 ユイリーは厳しく言われたから本気になれましたって言ってくれたけど、そうなる様に言ったんです! と適当に調子のいいことを誰かさんが言うもんだからその日一日、また無視し続けた。

 そしたらまた、鼻水をたらしながらあやまってきたので仕方なく許してあげた。

 

 そして、翌日。

 反乱軍の集会の日。

 

 いつものように珖代の寝顔チェックから朝が始まる。ユイリーはあの日以来、のぞき見には来なくなった。

 その代わりなぜか珖代がダットリーさんの所に通って異世界語を覚えてくると言い出したのには驚いた。

 しかもそのせいで、珖代と二人きりになるチャンスは無くなっちゃったし、ユイリーの覚悟を考えたらダットリーさんの所へはあまり行って欲しくない。

 

 時刻はもうすぐ夜の七時。

 

 かなみは珖代達に気づかれないように┠ 隠密 ┨と┠ 気配遮断 ┨のスキルを使ってとある場所に向かった。

 

 かなみならアレをなんとか出来る、そう思ったから。


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