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俺の非日常な日々  作者: 零堵
~二年目~
81/83

~第八十一話~

はい、約二年ぶりの続きです。

あと、この物語、一話から改行編集中ですので、時間が出来たら最新話まで改行編集したいと思います。

興味があれば一話から、読んでみてくださいなと。

季節はすっかりと秋になり、俺の通っている山野辺高校では、そろそろあるイベントが行われようとしていた。

そのイベントと言うのは……

「まこ~、そろそろ体育祭だね?」

そう言って来たのは、同じクラスの栗谷美鈴(くりやみれい)で、まこと言うのは、俺のあだ名見たいな物だった。

「そうね……今年の体育祭だけど、美鈴は何に出るつもりなの?」

「えっと……去年は、確か……私は障害物リレーに出場して、確かまこは借り物競争に出たんだったよね?」

「まあね」

思い出した。去年は借り物競争に出て、確か借り物に指定されたのって「好きな人」だったよな?と。

まあ……結局、好きな人は妹の亜季にして、そのままゴールしたんだけど……

今年は、そんな競技には出たくないなあ……って思ってしまった。

「ならさ? 今年はさ? 私と同じ競技に出ようよ?」

「美鈴と?」

「うん、丁度出たいな~って思ってる競技があるからさ? それに一緒に出よ? まこ」

「……まあ、断る理由は無いから、別にいいけどさ?」

「なら、決まりね?」

美鈴がそう言ったので、俺は美鈴と同じ競技に出場する事になった。

で、美鈴が一緒に出ようって誘った競技と言うのは……

「仮装競走」だった。

仮装競走って……一体何に仮装する事になるんだ?って思っていると、美鈴が

「仮装の衣装は体育祭当日まで、秘密ね? 大丈夫! 絶対にまこに似合う衣装にするからさ?」

そんな事を言っていた。

うん、すっごく不安なんだが……

まあ、三年生で高校最後の体育祭だから、とりあえず……頑張る事にしよう……と、思う事にした。

そして……体育祭の日になった。

今日は体育祭がメインなので、他の授業は一切無くて、一日が終わる事になっている。

俺は最終学年なので、今年で一応最後の体育祭だし、まあ……頑張るかな?と思っていた。

で、俺が出る種目と言うのは、100メートルリレーと、綱引き、それと仮装競争となった。

リレーはまあ別に問題ないとして、この仮装競争がすっごく不安だった。

結局、美鈴が最後まで衣装を教えてくれなかったしな?

体育祭が始まって、プログラムが進行して行く。

借り物競争になり、それに出場している選手を見てみると、妹の亜季の姿を発見した。

今年は亜季が出ているんだな……と思いながら、競技を眺めていると、亜季の番になって、競技が始まった。

亜季が借りてくる物を書かれたカードを見て、直ぐに俺の所に来て

「お姉ちゃん、一緒に来て!」

そう言って来たので、俺は了承する事にして、亜季と一緒に走る。

結果は、一番早かったのか、堂々と一位になった。

一位になって、嬉しいからか亜季が俺に抱き付きながら「お姉ちゃん、ありがと~」って言って来る。

とりあえず……紙に書かれてあったのが気になったので

「亜季? 一体紙になんて書かれてあったの?」

そう聞いてみると、亜季が顔を赤らめて

「な、なんでもないよ? お姉ちゃん」

……明らかに不審な感じだった。結局最後まで見せてくれなかったし。

一体何が書かれてあったのか、ちょっと気になってしまった。

借り物競争が終わって、俺が出場する綱引きになった。

相手は別のクラスで、なんか……体育会系が揃っているのか、結構強そうな感じがした。

綱引きの競技が始まって、掛け声を上げながら、綱を引っ張り合う。

引っ張り合いながら、近くにいた美鈴が

「ねえ、まこ?」

「な、何?」

「何で綱引きの掛け声ってオーエスって言うんだろうね? 別の掛け声でもいいんじゃないかな?」

「そう言われてもね……なら、美鈴はどんな掛け声がいいの」

「う~ん……気合が入る言葉でいいんじゃないかな? とりゃーとか?」

「……それで力出る?」

「……微妙かな?」

「あ、そう」

そんなくだらない会話をしていたからか、結局、敗北してしまった。

まあ……別に勝ち負けにあまり拘っていないから、問題は無いんだけど……

やはり負けは少し悔しいな……と、ちょっと思ってしまった。

綱引きが終わり、別の学年の競技が始まったので、その間に休む事にしていると

「あの……まこ?」

俺に話しかけて来たのは、別のクラスの汐崎美咲(しおざきみさき)だった。

何で美咲が俺に話しかけてくるのかと言うと……まあ、過去に色々とあった訳で。

俺が望んでこうなったと言う訳では無い思う。多分……

「えっと……何?」

「まこが仮装競争に出場するって知ったんですけど、本当ですか?」

「……うん、まあ」

「そうですか……あの! 別のクラスですけど、私はまこを応援しますね!」

「あ、ありがとう……」

何でこの子は顔を赤らめながらそう言って来るのだろうか?

まるで恋する乙女じゃないか……いや、間違ってはいないんだけど……

この子、どうも俺に恋愛対象として、見てるみたいだし……

「じゃ、じゃあ私は、自分のクラスに戻りますね」

そう言って美咲は、俺から離れて行った。

「まこ……汐崎さんに何であんな風に言われてるの?」

美鈴がいつの間にか近くにいてそう言って来たので、俺は

「さあ……何でかな……」

そう言って、とぼける事にした。

プログラムが順調に進んで行って、俺の出場する事になった、仮装競争の番になった。

結局何の仮装するのか? まだ解らなかったので、美鈴に

「美鈴? 結局何の仮装をすればいいの?」

そう聞いてみると

「ふっふっふーちょ~っと待ってね?」

そう言って、美鈴が離れてから数分後。

「お待たせ~はい、まこ、これに着替えてね?」

俺に衣装を渡して来たので、その衣装をよく見てみると……

何か見覚えのある衣装だった。

「ねえ、美鈴? この衣装って……」

「そう、前にまこがコスプレした天空カイザーのレキの衣装だよん」

「やっぱり……」

何か見た事がある衣装だな……と思ったら、前にコスプレした天空カイザーのレキの衣装だった。

「これを着て走れって言うの? 美鈴」

「うん、似合ってるから大丈夫だよ~」

何が大丈夫なのか疑問なんだが……まあ……他の衣装よりかはマシかな……

俺は美鈴の用意したコスプレ衣装に着替えて、仮装競争に出場する事にした。

俺の番になって、他の参加者と一緒に走り出す。

なんか……走っている最中、やたら歓声が聞こえるのは気のせいか?

聞こえてくるのは「あ、かっこいい~」とか「あれ、誰? かっこいいんだけど?」とか、そんな感じの声が聞こえて来る。これって、俺に対して言っているのか……?って思うけど、まあ……気にしない事にして、走る事に集中する事にした。

結果は、何とか一着でゴール。まあ……順位はどうでも良かったけど、とりあえず一位になれてほっとしたって感じだった。

仮装競争が終わったので、元の服装に着替えると

「お疲れ様、やっぱりまこはかっこいいね~」

そんな事を美鈴が言って来やがった。かっこいいって言われてもな……どう反応していいか困るんだが……

時間が過ぎていき、全競技が終了したので、後片付けをしてから、帰る事にした。

家に戻ると、先に戻っていたのか、妹の亜季が

「お姉ちゃんお帰りなさい、すぐに夕食の準備するね?」

「ただいま、じゃあ自分も手伝おうか? 亜季」

「ううん、いいよ? お姉ちゃんは何もしなくていいから」

「そう?」

「うん」

亜季がそう言っているので、その言葉に従う事にした。

時間が過ぎて、亜季の作ってくれた料理を一緒に食べた後、自分の部屋に戻り、今日は疲れたので、もう寝る事にしたのだった。

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