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俺の非日常な日々  作者: 零堵
~二年目~
77/83

~第七十七話~

休日が終わって、平日になり、俺は……いつもと同じ時刻に、起きる事が出来た。

ま、せっかく、起きたんだし、遅刻するのもなんなので、顔を洗う事に決めて、部屋を出て、洗面所に向かう。

洗面所に向かうと、髪をドライヤーで乾かしている、俺の母親の美鶴みつる母さんがいた。

「もしかして……朝風呂だったの?」

俺がそう聞くと

「あ、おはよう、真琴、朝早くに目が覚めちゃったからね? だからお風呂に入ってたのよ、あ、顔を洗うの?」

「うん」

「じゃあ、もう私は乾かしたし、朝食を出すわね?」

そう言って、ドライヤーの電源を切ってから、美鶴母さんは、洗面所から移動した。

俺は、とりあえず顔を洗ってから、鏡で寝癖をチェックし、それを整えてから、リビングの方に行くと

「あ、お姉ちゃん、おはよ~」

そう言って来たのは、朝食を既に取っている妹の亜季あきの姿が見えた。

「おはよう、亜季」

そう言ってから、椅子に座り、美鶴母さんが、用意してくれた朝食を見てみる。

朝食は、目玉焼きに納豆、味噌汁に冷奴で、思いっきり、朝食セット? みたいな感じだった。

まあ、嫌いじゃあなかったので、あっという間に食べ終わり、自分の部屋に戻ってから、山野辺高校の制服に着替える。

着替え終わった後、鞄の中身を確認してから、部屋を出ると

「あ、お姉ちゃん、もう着替えたの? はや~い、私も着替えるから、ちょっと待ってて?」

そう言っていたけど、別に待つ理由なんかなかったので

「先に行ってるよ、後からついてくればいいよ?」

俺が言うと

「……うん、解った、お姉ちゃんがそう言うなら」

納得してくれたみたいだった。

妹の亜季にそう言った後、外に出る事にした。

外に出て、通学路を歩いていると

「まこ~」

後ろから抱きつかれた感触があったので、振り向くと

「み、美咲?」

「はい、来ちゃいました……」

そう言ったのは、俺にどうも好意以上な感じを持っている、汐崎美咲だった。

なんでこの子、こうナチュラルにくっついてくるんだ?

そう思ったので

「美咲、ちょっと離れてくれない?」

俺がそう言うと

「嫌です、だって私……まこと違うクラスになっちゃいましたし……会える時間が少ないですから、だから、このまま行きましょう?」

手を繋ぐならまだしも、腕を組んできて、恋人繋ぎ? みたいな感じで、くっついてきた。

「さ、行きましょう? まこ?」

しかも上目遣いで言ってきて、使い方間違ってると思うんだけどな……と思いながら

結局、離してくれそうになかったので、そのまま登校する羽目になってしまった。

数十分後、通っている高校、山野辺高校に辿り着く。

美咲とは、クラスが違うので、やっと離れてくれた。

とりあえず、自分のクラスに行き、自分の席に着いて、鞄の中身を入れていると

「おっはよ~まこ」

そう言ってきたのは、同じクラスで友達の、栗谷美鈴くりやみれいだった。

「おはよう、美鈴」

「まこ、さっきの何なの?」

「さっきのって……もしかして、見てた?」

「ばっちりとね、あ~あ、私も腕組んでみたかったかなあ」

何言ってるんだ? こいつは……

「何言ってるの……美鈴」

「だってぇ~ま、私はまこと一緒のクラスだし? 会える時間は、長いもんね~」

「……美鈴、そろそろチャイム鳴るから、自分の席についたら?」

「あ、ほんとだ、じゃ、まこ、またね~」

そう言って、美鈴が自分の席に着き、そして、チャイムが鳴って、担任の朝崎翠あさざきみどり先生が入ってきて、こう言って来た。

「みんな、おはよう……あ~今日からまた授業かあ……かったるいな……で、プリントを用意したから、今日はもうそれでいいだろ~ぶっちゃけて言うと、ネトゲやりすぎて、マジ眠いな……じゃ、委員長、後よろしく」

おい、凄い投げやりなんだが……これでいいのかよ?

翠先生がそんな事を言って、クラス委員長にプリントを渡した後、本当に寝てしまった。

しかも寝言で「フハハハ、私に勝てると思っているのか!」とか言っている。

うん、よくこれでクビにならないな、この人?

とりあえず俺は、配られたプリントをやっとくかな……と思う事にしたのであった。



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