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俺の非日常な日々  作者: 零堵
~二年目~
68/83

~第六十八話~

俺は、夏休みに入ったので、何をしようかと、悩んでいた

出かけても良かったのだが、外に行っても暑いだけなので、家にいる事にし、とりあえず夏休みの宿題をする事にした。

宿題をず~っとしていると、妹の亜季がやって来て

「お姉ちゃん、遊びに行こう?」

そう言ってきたので、宿題をやめて

「そうだなあ……まあ、いいかな? 結構、宿題も終わったしね? で……亜季? 亜季は、宿題終わったの?」

「私は、全部終わらせたから、お姉ちゃんと遊びに行こうと思ったの、だから、準備して出かけよう? お姉ちゃん」

そう言って、早く行こうと言ってくる。

うん……何で、こんなに嬉しそうなんだろう? と思ったけど、まあいいか……と思い、外行きの動きやすい格好に着替えて、妹と一緒に出かける事にした。

外に出ると、かなり暑く、汗が結構出てしまい、外に行くの嫌だなあ……と思ってしまう。

でも、妹が喜んでいるので、今更、嫌だなあとは言えないし……

ところで、何所に行くんだと思い、亜季に聞いてみる事にした。

「亜季、一体、何所に行こうとしてるの?」

「前にお姉ちゃん、市民プール行ったでしょ? だから、今日は私とYAMAーZUヤマーズで、遊ぼうよ? あそこって、プールの施設もあるしさ?」

「YAMAーZUヤマーズね? 解った、じゃあそこに行こうか?」

「うん」

YAMAーZUは、冬に学校の皆と、スケートしに行った事があるので

場所は分かっていたので、そこに行く事にした。

YAMA-ZUに辿り着き、入場券を払って、スケートリンクとは違った場所、プールがある施設の中に入った。

中に入り、水着が用意してあったので、それに着替える事にした。

俺が選んだのは、黒の競泳タイプの水着で、亜季がピンクのビキニタイプの水着だった。その姿を

「お姉ちゃん? 似合う?」

と言って、俺に見せてくる。

俺は「似合ってるよ」と言うと、亜季が「お姉ちゃんもかっこいいよ~」とか言って、抱きついてくる。

うん……別にかわいいよ?って言われたくもないのだが……あと、何故抱き付いてくるんだ? この妹は?

妹にそう言われて、ちょっと複雑だなあ……と思ってしまった。

水着に着替えが終わり、プールサイドに出てみると、人が結構たくさんいて、市民プールと違って、流れるプールがなく、学校にある二十五メートルプールと、スライダープールと、波乗りが体験できるプールがあった。

「お姉ちゃん、泳ごうか?」

亜季が、そう言って来たので、俺は

「うん、解った」

そう言って、亜季と一緒に泳ぐ事にした。

25メートルプールの方に入り、深さはそんなに深くなく、足がつくので

とりあえず溺れるという事はないかな? と思い、泳ぐ事にした。

クロールで泳いで、平泳ぎで泳ぎ、最後に背泳ぎで泳いでみる。

結構、体を動かしたので、ちょっと疲れたけど、プールから出てみると、風が気持ちよくて、来てよかったかな? と思った。

「お姉ちゃん、すごい泳げるんだね? 私、クロールぐらいしか出来ないよ?」

亜季がそう言って来たので、俺は

「なんなら泳ぎを教えようか?」

と言うと

「いいよ、遊びに来たんだし、楽しまないとって思ってるしね?」

そう言って来たので、俺も亜季と一緒に楽しむ事にした。

時間が過ぎて、お昼になって、お腹がすいてきたので、亜季に「お腹が空いて来たから、プールからでよっか?」と言うと

「うん、確かにそうかも、じゃあ、あがろう?」

そう言ったので、プールから出て、フードコーナーに向かった。

フードコーナーで、焼きそばを二人前頼み、一緒に焼きそばを食べる。

味に関しては、屋台と同じで、まあまあな味だった。

あっという間に食べ終わり、スライダープールで遊んでから、YAMAーZUを出る事にした。

私服に着替えて、二人で外に出ると、日が結構傾いていて、午後の時間になっていた。

俺は、亜季に

「これからどうする?」

と聞くと

「ん~……じゃあ、映画見に行こうよ? お姉ちゃん」

そう言って来たので

「解った、じゃあ、見に行こうか?」

「うん」

そう言って、亜季が抱き付きながら、そう言って来る。

別に抱きつく必要がないと思うけど、亜季が離そうとしてくれないので、ま、いいか……と思いながら、映画館へと行くのであった。

うん……亜季が抱きつきながら、歩いているので、少し歩きにくいし、あと……世間からどんな目で見られているんだろうな? 今の状態

そんな事を思いながら

「お姉ちゃん、どの映画を見る?」

山野辺映画館、通称「ヤマノベシネマ」に辿り着き、妹が、そう聞いてくる。

やっている映画は何か……と見てみると、恋愛物、アクション物、アニメーション、とにかく色々な物を上映していた。

「亜季は、この中に見たいのってあるの?」

「え~っと……」

そう言って、上映欄が載っている広告塔を見て

「あ、これって、お姉ちゃんが出演した映画じゃない?」

そう亜季が、指差す。

その映画とは、俺がアフレコとして参加した映画「天空カイザーTHEMOVIE」だった。

この映画、まだ放映してたんだ……

俺は、亜季が見たいのかな……と思ったので、こう聞いてみる

「亜季……これみたい?」

「うん、お姉ちゃんがやった役、見てみたいし」

「そ、そう……じゃあ、亜季が言うなら、見ようか」

「うん」

そう言って、俺と亜季は、天空カイザーTHEMOVIEを見る事にした。

映画館の中に入り、放映場所に向かう。

席は、前でも後ろでもなく、丁度真ん中あたり、見やすい位置を陣取った。

席につくと、どんどん人がやってきて、かなりの満員状態になった。

そして、部屋が暗くなり、上映がスタートする。

映画の内容は、前に録音スタジオで見せてもらった時とは違い、ちゃんと出来ていて、内容も結構面白かった。

話が進んでいき、俺が演じた子供が出てきて、「がんばれカイザー」とか言った。

うわ……巨大スクリーンで自分の声を聞くって、なんか照れるな……

約二時間ぐらいで、上映が終わり、スタッフロールの中に、しっかりと自分の名前を見つけてしまった。

見終わったので、映画館を出ると、もうすっかり、暗くなっていたので

「帰ろうか? 亜季」

「うん、解った、お姉ちゃん」

そう言って、家に帰る事にした

帰る途中

「映画、どうだった? 亜季」

そう聞いてみると

「結構面白かったよ? お姉ちゃんから聞いたけど、ドラマと映画の役って、違うんだったよね」

「うん、そうだよ?」

「じゃあ、また続編が出たら、お姉ちゃんは、参加するの?」

「今の所は、解らないかな? 母さんから、頼まれるかもしれないってことかと」

「そうなんだ……でも、お姉ちゃん、もしやる事になったら、私、絶対に見るからね?」

「そ、そう……ありがとう」

そんな会話をしながら、家へと帰って行く。

こうして、俺の妹との一日が、終わったのであった。

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