表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の非日常な日々  作者: 零堵
~二年目~
64/83

~第六十四話~

季節もすっかりと夏になり、俺は、いつもと同じ時間に家を出る。

前とは違い、変わった事と言えば……妹の亜季あきと一緒に、登校する事が多くなった。

通学途中、亜季が、こう話しかけてくる。

「お姉ちゃん、明日から、夏休みだね? 楽しみかも」

そう、今日学校へ行ったら、明日から夏休みなのである。

夏休み……今年は何をやるかだが……

まだ何も予定とかは、全くと言って良いほど、決まっていなかった。

俺は亜季は、何か予定を入れているのか、きになったので、聞いてみる事にした。

「やっぱり、楽しみ? 亜季」

「うん、学校が無いし、お姉ちゃんと遊びに行けたりするし、結構楽しみだよ?」

そう、笑顔で亜季が言って来た。

うん……そう思われいるのは、まあ嬉しいかな? と思ってしまった。

通学路を歩いて、目的地、山野辺高校に辿り着く。

ここで、亜季と別れて、俺は、自分のクラスへと向かった。

クラスの中に入り、自分の席について、鞄の中に持って帰る物を入れて、持って帰る必要の無い物は、教室内に残す事にするか……と思いながら、必要な物を鞄の中に押し込む。

うん……結構な量になるし、これは持って帰るの大変かもな……

その作業をしていると

「おっはよ~まこ」

同じクラスの栗谷美鈴くりやみれいが、話しかけてきた。

「おはよう」

「明日から、夏休みだよね? でさ……夏休みの予定って、もう結構埋まってたりするの?」

「いや……全くといっていいほど埋まってはいないかな……って、美鈴は決まってるの?」

「うん、イベントがある日はそっちに行こうかな?って思ってるよ? でさ? 暇だったら、まこも一緒に行こうよ?」

「暇だったら、考えておくよ」

「じゃあ、誘いまくるね~」

「そう……」

そう話していると、キーンコーンとチャイムが鳴って、担任の朝崎翠あさざきみどり先生が入ってきた。

「皆、おはよう~まあ、解ってると思うが、体育館にて、校長の話があるから、そっちに行くように、う~ん……そうだな……夏休みの宿題は、校長の話が終わった後に配るぞ~、あとは……他に連絡事項とかは、特にないな、では、移動するぞ」

そう言ったので、俺は、体育館に移動した。

体育館に移動すると、結構な人数で、集まっている。

きちんと整列して、垂れ幕に閉会式と書かれてあり、壇上に校長先生が上がって来た。

校長先生の髪型を見て、ちょっとと言うか、かなり驚いてしまった。

何故かと言うと……アフロになっていたからである。

普通ありえね~だろ!?とか思うんだが……

見た目からして、年がかなりあるので、思いっきり似合っていなかった。

「よ~今日は終業式だぜ~?皆、羽目を外さないように過ごすといいぜ~、ちぇけら!っふ、若者言葉を真似して見たのじゃが……これでよかったのかの? 皆……この年で、この格好はちときつい……」

いや、お前が一番駄目だろ!?って思うし、ならやるなよ!? 突っ込んでやりたいのだが?

校長に何があったか? は、深く考えない事にした。

考えるのも馬鹿らしくなるしな?

校長の全く為にもならないお話しが終わり、クラスに戻る。

クラスに戻ってから、翠先生がこう言って来た。

「明日から夏休みだが、上級生だしな? 色々と考えて行動してほしい、では、あんまり長く話すのも面倒なので、宿題を配ったら、とっとと終わりにするぞ~」

そう言って、夏休みの宿題が配られる。

配られた後

「これにて解散! さてと、帰ってネトゲするかな」

そう言っていた、うん……こんな担任でいいのか? と思うんだが?

まあ、学校が終わったので、特に行く所もないので、真っ直ぐ帰る事にした。

教室を出ると

「あ、まこ」

そう言って来たのは、隣のクラスの汐崎美咲しおざきみさきだった。

よく見てみると、近くに数人の男達がいる。

「あ、美咲……」

「まこと一緒に帰りたいのですが……駄目ですか?」

美咲がそう言って来た。

もしかして……こいつらって、MKFCミサキファンクラブのメンバーなんじゃないか?

俺は、とりあえず考える。

よく見てみると、男達が凄い顔でこっちを見ている。

もしかして、これを了承したら、こいつら、ついて来るんじゃないだろうか? と、そうなったら、なんか嫌だな……と思ったので

「ごめん、一人で帰る事にするよ」

そう言うと

「そうですか……解りました、でも、夏休みの最中に、絶対にまこを誘いますから!」

「あ、うん……じゃあ……」

俺は、そう言って移動する事にした。

うん……一体どういった用件で誘ってくるんだろうか……と、思ってしまった

山野辺高校を出て、帰り道を歩いていると、後ろから

「お姉ちゃん~一緒に帰ろ?」

妹の亜季が、走って追いかけてきたので、それを了承して、一緒に帰る事にしたのは、いいだけどな?

「亜季……なんで、くっついてくる?」

亜季は、周りから見たら、抱き合うような感じでくっついてきた。

腕に胸の感触がするのだが……まあ、俺と同じく亜季も貧乳なので、柔らかい感触が、少しだけだった。

「別にいいでしょ? お姉ちゃん? もしかして……嫌だった?」

なんで泣きそうな顔になるかな?

「いや、別にかまわないけど」

「よかった」

うわ、凄い笑顔で言われた……

一体世間から、どんな感じに見られてるんだろうなあ……と思いながら、俺と亜季は、家へと戻って行ったのであった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ