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俺の非日常な日々  作者: 零堵
~二年目~
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~第五十三話~

朝になったので、いつもと同じ時間に起きた。

朝起きて、洗面所で顔を洗った後、朝食を取る。

朝食のメニューは、パンにコーヒーの、洋食のメニューだったので、あっさりと食べ終わった。

朝食を取った後、自分の部屋に戻り、着ているパジャマを脱いで、学校指定の制服に着替える事にした。

制服に着替え終わった後、忘れ物が無いかをチェックした後、自分の部屋を出る。

外に出ようとすると

「お姉ちゃん、待って? 私も行く」

そう言ったのは、俺と同じ制服を着ている、妹の亜季あきだった。

「同じ制服と言う事は……亜季、今日、入学式って事だよね?」

「うん、お姉ちゃんと一緒だよ? どう? 似合ってる?」

そう俺に言ってくる、

確かに亜季は、見た目は可愛いので、姉の俺から言うと、美少女に見えるんじゃないんだろうか……? まあ、俺と同じで胸のサイズはささやかだが

「うん、似合ってるよ? 学校でモテルんじゃない?」

「嫌、私はお姉ちゃんがいいから、男の人と付き合うとか考えてないよ?」

そんな事を言っていた。

うん……それは、喜ぶべきなのかどうかなのは、微妙なんだが……

「そ、そう……とりあえず……いこっか?」

「うん、お姉ちゃん、行こう?」

そう言って手を握ってきた。

握る必要はないんじゃないか? と思うんだが、亜季はニコニコしているので、ま、別にいっか……と思い、そのまま登校する事にした。

登校途中、やけに人の視線を感じる。

まあ、女同士で制服を着た者達が、仲良く手を繋いで登校とか、普通に考えてしないかな……とか、思う

ヒソヒソと何か聞こえて来たりしているのだが、俺は聞かなかった事にして、学校へと向かう事にした。

そんな感じに通学路を歩いて、俺の通っている山野辺高校にたどり着いた。

昇降口で、俺は亜季と別れる事にした。

「じゃあ、自分は上の階だから」

「お姉ちゃんのいるクラスって、何階なの?」

「四階の3-1だよ」

「じゃあ、帰りに寄っていい? お姉ちゃん」

「いいよ、じゃあまたね? 亜季」

「うん、お姉ちゃん」

そう言って俺は、亜季と別れて、四階の教室へと向かう。

教室の中に入ると、親友の栗谷美鈴(くりやみれいが、話しかけてきた。

「おっはよ~まこ、まこさ~?」

「おはよう、で、何?」

「一緒に手を繋いで歩いてたでしょ? 窓の外を見てたら、まこが女生徒と手を繋いで歩いてたから、びっくりしたよ? 一体誰なの?」

「誰って……妹だよ」

「妹って事は……亜季ちゃん?」

「そう、同じ高校に入るって言ってたから、一緒に来ただけだよ」

「ふ~ん、そうなんだ……まこ? 噂になってたよ?」

「噂?」

「うん、まこって名前隠してないでしょ? 天空カイザーのドラマとか、連城麗華れんじょうれいかの「スマイルファンタジー」でも本名言ってたらしいから、新入生が「この学校に真琴さんがいるらしい」とか言ってたしね?」

「そうだったの?」

「あんまり目立つ事、しない方がいいと思うよ? まあ、私としては、まこの友達って言うだけで、十分だけどね~」

「分かった……注意してみるよ」

そんな感じに話していると、チャイムが鳴って、担任の朝崎翠あさざきみどり先生が、教室内に入ってきた。

「あ~皆、おはよう……今日は一年生の入学式なので、体育館に集まるように、以上」

そう言って、教室から出て行く。

俺達は、先生に言われたとおりに、体育館にと行く事にした。

体育館の中に入ると、既に大勢の人がいた。

二年と三年の生徒が集まっていて、まだ一年生が来ていなく、一年の並ぶスペースが、あいていた。

俺達三年生も、並んで待っていると、スピーカーから「一年生の入場です」と、聞こえてきて、体育館の中に、新入生が入ってきた。

その中に亜季を見つけたので、見ていると、亜季がこっちに気がついたのか、笑顔で答えてきた。

あの笑顔は……俺に会えて笑顔になったのか?? とか、思ってしまった。

そして、全校生徒が並んで、校長の挨拶が始まった。

「え~新入生の皆さん、入学おめでとう、これからも大変かと思うのじゃが、まあ、頑張ってくれと、わしは言いたいぞ、わしもやる事がたくさんありすぎるからな……はあ……」

そんな事を言っていた。

同情とかして欲しいのか? この校長は……?

そんな感じに入学式が終わり、俺はと言うと、四階にある自分の教室へと戻っていた。

教室内に戻って、担任の朝崎翠あさざきみどり先生が、こう言ってくる。

「あ~今日は、新一年生の入学式だけだから、もちろん授業はないぞ、じゃあ、部活ある奴は部活に行って、ない奴はそのまま帰るように、ではな」

そう言って、翠先生は、教室から出ていく。

俺は、部活に入ってないので、帰ろうと決めて、教室から出ようとすると

「まこ~?」

話しかけてきたのは、同じクラスの美鈴みれいだった。

「何? 美鈴?」

「今日はさ~授業ないからさ? これから、遊びに行かない?」

「遊びに? どこに?」

「ゲーセンとか行こうよ? 新作入荷してるって、情報入ったしさ?」

「ゲーセンねえ……まあ、別に何も予定入ってないし、いいよ」

「じゃあ、決まりだね、それじゃいこっか?」

そう話していると、教室の扉ががらっと開いて、入ってきたのは

「お姉ちゃん、一緒に帰ろう?」

妹の亜季だった、亜季は俺の傍までやって来て、そう言ってくる。

「あ、亜季ちゃん? なんか……ちょっと見ないうちに変ったね~」

「……貴方、誰です?」

「おいおい……亜季、美鈴だよ? 忘れたわけじゃあないでしょ?」

「そうですか……お姉ちゃんに話しかけてたみたいですけど、一体なんなんです?」

「いや~まこと遊びに行こうと思ってね? あ、そうだ、亜季ちゃんも来る?」

「行きます、お姉ちゃんが行くと言うなら、私も」

「じゃあ、決まりだね、それじゃあ行こうか~」

そう言って、結局三人でゲーセンへと遊びに行く事になった。

山野辺商店街の中を歩いて、ゲーセンに辿り着く。

美鈴は、新作の格闘ゲームが入ったのか、それがあるコーナーの方に行き

俺と亜季は、クイズゲームをやる事にした。

このクイズゲームと言うのが、問題数が1000問ぐらいあるらしく、難しい問題や簡単な問題などが出題されたが、何とかクリアして、ワンコインで結構遊べたのである。

時間が過ぎて、美鈴が「そろそろ帰ろうか? 暗くなってきたしね?」と言ったので、帰る事にした。

美鈴と途中で別れて、歩いていると

「そう言えば、お姉ちゃんと二人で遊ぶって、久しぶりな感じがしたよ?」

「そうだったかな?」

「うん、だからこれからも、私と遊びに行こうよ? お姉ちゃん」

「なるべく考えとくよ……」

俺は、そう呟いていたのであった。

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