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俺の非日常な日々  作者: 零堵
~一年目~
45/83

~第四十五話~

ある日の冬の学校の放課後

俺は、授業が終わったので、帰ろうとしていると

俺に話しかけてくるものがいた。

「あ、まこ~ちょっといい?」

俺に、話しかけてきたのは、同じクラスで親友の

栗谷美鈴くりやみれいだった。

「何?美鈴」

「実はさ……バンドやらない?」

「バンド……?」

「そ、一週間後に、卒業生を送る会があるでしょ?そこで、バンドで演奏しない?」

バンドか……、やった事がないんだが……?

それにそれって、俺と美鈴と二人だけでやるのか?と気になってしまった。

「それって、他にも声かけたの?」

「うん、まあ、みっき-は、OKしてくれたから今の所、まこを入れると三人だよ?」

みっきーと言うのは

同じクラスの有栖川美紀子ありすがわみきこの事である。

「そう……」

「でさ?まこ?一緒にやらない?」

俺は、どうしようかな……と迷ったが、バンドやるのもいいかな……と、思ったので

「分かった、じゃあやるよ」

「さんきゅ~まこ、じゃあさっそく練習しにいこ?」

そう、美鈴が言うと

「あ、なら私も参加したいです、いいですか?」

そう言ってきたのは、このクラスのアイドル的存在の

汐崎美咲しおざきみさきだった。

「え~っと、参加ってもしかして、バンドの事?」

「はい、貴方達、二人が話しているのが、聞こえましたので、私もやってみたいです」

「う~ん、ま、いっか、じゃあ、汐崎さんも参加で、これでメンバーは四人になったね、じゃあ、練習しに行こうか?」

「美鈴、練習場所って?」

「翠先生に許可とって、音楽室、使わせて貰う事にしたからね?目的地は音楽室だよ~、じゃあ行こう」

そう美鈴が言ったので、俺と美咲は、移動する事にした。

そして、たどり着いた場所は音楽室で、中に入ると

「あ、美鈴~真琴と美咲を誘ったんだ?」

中にいたのは、美紀子だった、美紀子はギターを持っていたりしている。

他にもドラムセットとか置いてあるので

バンドをするには、いい条件が揃っていたりしていた。

「うん、この四人でバンドする事になったよ、ところでバンド名ってどうする?みっきー」

「そうだなあ~、四人の名前の一文字をとって、FOURMフォームにしない?ほら、真琴、美咲、美鈴、美紀子で最初のアルファベットが全員Mだし」

FOURMフォームか~、いい名かも?二人は、どう思う?」

「私もいいと思いますよ?まこは?」

「自分もそれでいいよ」

「じゃあ、決まりね?早速パートを決めよっか?バンドに必要なのが、ギター、ベース、ドラム、ボーカルだけど、私はギター得意だから、ギターやろうと思ってるけど、三人は何をやる?」

美紀子がそう言ったので、俺は何をやろうか悩んだ。

「じゃあ、私は、ドラムをやって見たいので、ドラム希望でいいですか?」

美咲がそんな事を言っている。

「じゃあ、私はボーカル~、カラオケで鍛えた歌声を披露する時が来たって感じかな?まこは、ベースでいい?」

なんかあっさりと決まった感じがするのだが、まあいいか……と思ったので

「分かった、じゃあ、ベースやるよ」

「Ok、じゃあ早速練習始めよっか?」

美紀子がそう言ったので、俺達は、バンド活動を始める事にしたのである。

こうして、新たにFOURMフォームと言う、バンドが結成されたのであった。


FOURMフォームを結成して、二日目

俺は、平日なので、いつものように学校へと向かう。

学校にたどり着いて、教室の中に入ると

「おっはよ~、まこ」

話しかけてきたのは、美鈴だった。

「おっはよ~」

「まこ、今日の放課後も昨日と同じく、練習するからさ?、音楽室に行くこと、忘れないでね?」

「分かった」

「じゃあ、今日も一日頑張ろう~」

「おお~」

そう言ってると、チャイムがなったので、授業を受ける事にした。

そして時間があっという間に過ぎて、放課後

俺は、美鈴に言われたとおりに、音楽室へと向かう。

音楽室の中に入ると、もう既に他のメンバーは、集まっていた。

「あ、まこ、来たね?じゃあ、早速始めようか?」

「そうだね」

そう言って、俺は使う楽器を手にする。

俺は、ベースなので、ベースを持った。

「ところで、美鈴、最初に何の曲を弾く?」

みっきーこと、美紀子がそう言ってきた

「そうだね~じゃあ、定番の卒業ソングいっとこうか?ちょうど楽譜あるしね?」

「卒業ソングかあ……確かに、卒業生を送る会に歌うから、ふさわしいかもね?」

「そうでしょ?じゃあ、楽譜プリントしたから、配るね?」

そう言って、美鈴は、俺達に楽譜を渡す。

俺は、楽譜を見て、とりあえず弾いてみた。

ベースの弾き方は、昨日音楽室に担任の翠先生がやって来て、教えてもらったので、何とか弾く事は出来るのだが……

うん、ちゃんと音は出るが、ちょっと音程が変だった。

「まこ……ちょっと難しそう?」

「そうだよ、で、どうかな?」

「う~ん、まあ初めてにしては、いいほうじゃない?とりあえず、ちゃんと音が出るように練習してみたら?」

「わかった、そうする」

そう言って、俺は弾けるように練習する。

数十分後、なんとかまともな音が出せるようになった

「あ、いい感じだよ、美咲さんは、どう?」

「私ですか?まあ……」

そう言って、美咲は、ドラムをバシバシ叩く。

おお……なんかプロっぽく聞こえる感じがするな……と思った。

「とまあ、こんな感じです、どうですか?」

「凄いうまいと思うけど……美鈴はどうおもう?」

「私もそう思う、ドラムって結構難しいと思うんだけどなあ……」

「家に帰って、ネットでドラムの叩き方とか見て、研究してみたんです」

「そうなんだ~じゃあ、とりあえず一曲、あわせて演奏してみよっか?美鈴、歌える?」

「まっかせて、準備Okだよ」

そう言って、美鈴はマイクを構える。

「じゃあ、カウントは、美咲、お願い」

「分かりました、じゃあ、1,2,3、4」

そう言って、演奏がスタートした。

多少間違えなら演奏だったが、美鈴も音程を外す事無く、歌い出したので、出だしは順調だった

そして、何とか演奏が終わった。

「ふ~……で、どう?」

美鈴がそう言ってきたので、俺は、こう答える」

「多少間違えちゃったけど、練習すれば完璧になるかな」

「私もです、ちょっと手が痛くなりましたが、まだ大丈夫です」

「私は、完璧だよ、あとは皆とあわせるだけかな?」

「そっか、じゃあもうちょっと練習しよっか」

「りょ~かい~」

そう言って、練習を始めた。

そして時間が過ぎて、暗くなってきたので、練習をやめて帰る事にした。

帰る途中

「まこ~、明日も放課後練習だから、よろしく~」

そう美鈴が言ってきたので

「りょ~かい」

そう返事するのだった

こうして、バンド活動二日目が、終わった。

そして、三日目、俺は、いつものように学校へと向かう。

学校にたどり着いて、教室内に入ると

「おっはよ~、まこ」

親友の栗谷美鈴くりやみれいが、話しかけてきた。

「おはよう」

「まこ、今日も放課後、練習あるから、頑張ろう?」

「分かった」

「あ、あとさ?今日思ったんだけど、それ、放課後に言うね?じゃね?」

そう言って、美鈴は自分の席に戻る。

思った事ってなんだ?気になったが

深く考えない事にして、授業に集中する事にした

そして時間が過ぎて、放課後

俺は、バンド活動があるので、音楽室へと行く。

音楽室の中に入ると、まだ誰もいなく、俺だけだった

俺は、どうしようかな……と迷って、とりあえず一人でベースの練習をする事にした

ベースを弾いて数分後、俺と同じバンド活動をする事になった、美鈴、同じクラスの汐崎美咲しおざきみさきと、有栖川美紀子ありすがわみきこがやってきて、全員そろったのであった。

「あ、まこ、実はさ?」

「何?」

「オリジナルソングを歌おうかなって思ってるんだけど、どうかな?」

「オリジナルソング?」

「うん、タイトルを考えたんだけど、カルテット・ダンスと名前付けたの、でね?家で考えた歌詞と楽譜がこれだよ~」

そう言って、美鈴は一枚の紙を俺に渡す

紙に書かれてあったのは、カルテットダンスと言う名前と、その歌詞と楽譜が書かれていた。

「みっきーも汐崎さんもOKしてくれたけど、まこはどう思う?」

俺は、悩んだが、別に問題はないんじゃないか?と思ったので

「別にいいんじゃない?」

と言う事にした

「じゃあ、OKだね?じゃあ、早速練習してみようか?」

そう美鈴が、提案したので、俺達はカルテットダンスの音合わせをする事にした

数十分間、意見を出し合って、何とか皆が納得する音が出せる事に成功する

「ドラムは、こんな感じで叩きますね?」

「私は、こんな感じで弾くよ~」

美咲も美紀子も、そう言って、音を出していた。

俺も納得のいく音が出せたので、まあいっかと思っていたりするのであった

そんな感じで練習を続けていると、音楽室にやって来る者がいた

「おい、もう遅くなったぞ、生徒は下校の時間だぞ」

やって来たのは、俺達のクラスの担任、朝崎翠あさざきみどり先生だった

「あ、ほんとだ、じゃあ、最後に一曲あわせて、終わろうか?先生、丁度いいので聞いてくれます?」

「そうか、分かった、じゃあ聞くな?」

「ありがとうございます、美咲、カウントお願い」

「分かりました、じゃあ行きます、1,2,3、4!」

そう言って、カルテットダンスの演奏をする

最初の頃と比べて、数倍うまくなっており、ほとんどミスがみられなくて、ちゃんと全員の音が揃っていた

美鈴も、それに乗じて歌いだす

そして数分の演奏が終わって

「先生、どうでした?」

そう先生に聞いてみると

「まあまあじゃないか?これってオリジナルソングか?」

「はい、そうです」

「オリジナルにしては上出来なほうだと思うぞ、頑張れよ?皆」

「はい!」

「じゃあ、下校時刻だから、帰るようにな?」

「は~い、じゃあ今日の練習、終わりにして帰ろうか」

「うん、そうだね」

「分かりました」

「りょ~かい」

そう言って、帰り仕度をして、俺達は家路に着く事にしたのであった。

こうして、三日間の練習が終わったのだった。


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