表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の非日常な日々  作者: 零堵
~一年目~
44/83

~第四十四話~

俺は、学校が休みの日に

汐崎茜しおざきあかねさんから

貰った紙を頼りに、記された住所に行く事にしたのであった。

その住所は、山野辺市の郊外の方で

歩きだと、結構な距離なので、自転車を使う事にした。

季節は冬なので、結構寒いので

ニット帽子にマフラーを装備して、外に出る。

そして自転車に乗り、数十分、目的の場所に辿りついた。

「うわ…・・・結構大きな家」

そこは、一軒家で、表札に汐崎と書かれている。

俺は、ほんとにここなのか?と迷ったが

表札が同じで、渡らせたメモに書かれてあった住所も一致したので

俺はとりあえず、チャイムを押す事にした。

チャイムを押して、数秒後「はい?どちら様?」と、声が聞こえたので

「えっと、南山です」

と、答えると

「あ、真琴さん?早速来てくれたんだ?じゃあ、ちょっと待って」

そう言ってきたので、俺は、待つ事にした。

一分後ぐらいに、ドアが開いて

中から出てきたのは、ジャージ姿の茜さんだった

「おっはよ、真琴さん、さああがって?」

「あ、はい、お邪魔します」

そう言って、俺は中に入る

部屋の中は、結構広く、いくつか部屋があり

俺が案内された場所は、ある一室だった。

その中は、机が結構置いてあって、原稿用紙やら

本棚やらいろいろな物が置いてあり、そこにいたのは

「あ、まこ、会えて嬉しいです」

同じクラスで、アイドル的存在の汐崎美咲しおざきみさきがそこにいた

え~っと……なんでいるんだ?と、疑問に思ってしまった。

「え~っと……美咲さん、なんでいるの?」

「私、時々、茜姉さんの手伝いをしてるんですよ?ほら、前にビックドームで売り子もしましたし、それにまこ?私の事は、美咲って呼び捨てでいいのに……」

「……これからは、そう言うよ……」

この子ちょっと、苦手なんだよな……まあ、何故苦手なのかと言うと、春に手紙をもらって、俺に「彼女にして下さい」とか言ってきたし、クリスマスに頬にだけど、キスされたしな……

いかん、思い出してしまった。

そう考えていると、茜さんがうやって来て、こう言ってきた。

「真琴さん、私が連載している、「ヒロイックストーリー」見てくださいな」

そう言って、俺に一冊の漫画を渡してきた。

タイトルに「ヒロイックストーリー」一巻と書かれている

もう単行本出来ていたのか……と、思った。

表紙を見てみると、確かに主人公のキャラクター、俺の姿に似ていた。

まあ、茜さんは、俺をモデルに描くと言っていたしな

俺は、漫画の中身をみる。

内容は、よくラブコメ物で

ところどころにギャグもいれてあって、結構おもしろかった。

「どうですか?真琴さん」

「え~っと、面白いです、これはアニメ化もうなずけるって感じがしました」

「ありがとうございます、あ、そうだ、真琴さん、作画の資料として手伝ってくれませんか?」

「それぐらいなら別にいいですよ」

「ありがとうございます、じゃあ美咲も手伝ってくれる?」

「分かった、茜お姉ちゃん」

そう言って、俺と美咲は、茜さんの手伝いをする事になった。

「じゃあ、こんなポーズをとってください」

そう茜さんが言ったので、俺と美咲は、ポーズを取る。

ちなみに指示されたポーズは、美咲と抱き合ってるポーズだった

美咲の顔がかなり近いので、ちょっとでも唇が触れそうな位置でもある

「やっぱり、好きです……」

そう頬を赤らめて、美咲が言ってきた。

「あら、美咲は真琴さんが好きなの?」

「うん、大好き」

「ほほ~、真琴さん、美咲をよろしく頼むわね?ちなみにどっちが攻め?受けなの?」

「私は、まこに攻めて欲しいかも?あ、でも……逆でもいいかも……」

「そう~、これは話のネタになるわね~」

一体二人で、何を言っているんだ!?

それにどう返事すればいいんだ!?と、返答に困ってしまった。

「あ、二人ともそのままで動かないでね?今、スケッチしてるから」

そんな感じに時間が進んで、あまり長くいるのもなんなんで

俺は帰る事にした

「じゃあ、自分は帰りますね」

「今日は、ありがとう、真琴さん、また遊びに来てもいいわよ?」

「はあ、分かりました、じゃあ、さようなら」

「あ、まこ、また学校で会いましょうね?」

「う、うん、じゃあ……」

俺は、そう言って自転車に乗って、家に帰る事にした

帰る途中思ったのは、美咲の事を考えていた。

学校で何か言ってくるのか?と思ってしまったからである。

まあ考えても仕方がないので、考えるのをやめて、家路に着く。

家に戻ると、妹の亜季あきがこう言ってきた。

「お姉ちゃん……どこに行ってたの?」

「ちょっと、漫画家の家」

「漫画家の家?」

「そ、まあその人、クラスメイトの従姉の家だったけど」

「ふ~ん……あ、お姉ちゃん、ご飯出来てるよ?一緒に食べよ?」

「分かった」

そして、俺は妹と一緒に、食事をする事にした。

こうして、俺の一日が、終わったのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ