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俺の非日常な日々  作者: 零堵
~一年目~
30/83

~第三十話~

ドラマの撮影も終わり、俺は、用事があるので、出かける事にした。

その用事というのは、同じクラスの汐崎美咲しおざきみさきから

「クリスマスコンサート、一緒に行きましょう?」と誘われたからである。

俺は、どういった服装で行こうかな……と迷い、結局、ジーンズにジャンバーと、厚手の恰好で外に出た。

外に出て、山野辺駅のほう行くと、既に待っていたのか、美咲がいた。

「あ、まこ、来てくれてうれしいです……」

「う、うん、約束したからね……ところで、その格好……えらい決めてきてるね・・・」

「ええ、まことのデートですから、バッチリ着こなしてきました、さあ、行きましょう?まこ」

そう言って、俺の腕を掴んで、カップル繋ぎで街中を歩く羽目になった。

普通、こういうのはカップルとか、男女でやるような事じゃないか?と思うんだが……

がっちりと掴んでいるので、離してくれそうになかった。

クリスマスなので、外にはカップルが多く

いつも以上に賑わっていたりしている。

俺と美咲は、その街中を歩いて

クリスマスコンサートが、行われる

山野辺ホールに辿り着いた。

「ここで、クリスマスコンサートやるんですよ、さあ、中に入りましょう}

「そうだね」

そう言って、山野辺ホールの中に入る。

山野辺ホールは、結構広く

俺達が座る席は、後ろのほうで、コンサートよく見える位置だった。

座席について、開演時間になり、クリスマスコンサートが始まる。

中身は、有名な作曲家のクラシックと

アニソンとかアイドル曲とか色々演奏するみたいだった。

演奏中、美鈴が話しかけてきた。

「まこ、どうですか?ここにきて」

「う~ん、来た事がなかったから、ちょっと新鮮かな?ありがとね?」

「いえ……まこが、よろこんでくれるのならばいいです……」

そう雑談しながら、演奏を聴く

そして、演奏が終わり、山野辺ホールを出たら、美咲がこう言った。

「まこ、ゲーセンに行きましょう?」

「別にいいけど、なんで?」

「ちょっとまことやりたいゲームがあって……いいですか?」

「解ったよ、付き合うよ」

「ありがとうございます」

そして、俺達は、ゲーセンに向かう事にした。

山野辺商店街に入り、その中にある、ゲーセンに入る。

中に入ると、クリスマスだからか

カップルが多くいて、結構賑わっていたりしている。

美咲は、そのゲーセンの中にあるものを、指差した。

「まこ、あれ、やりましょ?」

「あれって、プリントクラブ?」

「そう、一度まことやってみたくて、さあ、中に入ろう?」

「解った……」

俺は、そう言って、美咲と一緒に

プリント倶楽部と書かれた、機械の中に入る。

中に入ると、画面があって、カメラが備えつけてあり

お金を入れて写真を撮ってくれるものである。

美咲は、お金を入れて、フレームを選ぶ。

美咲が、選んだのは、中央にハートマークがあるものだった。

うん、かなり恥ずかしいと思うんだが……美咲は、恥ずかしくないのか?と、思ってしまった。

「じゃあ、撮るぞよ、3・2・1」

そう機械から、カウントダウンが始まって、写真を撮ろうとした時

美咲の手が俺の顔を掴んで

「まこ、大好き!」

そう言って、俺に頬にキスして来た、俺は驚いて、固まってしまった。

しかも写真に、その姿がカシャと音が鳴り、写真には、ばっちりと写りこんでしまっていた。

「えへへ……、これ、保存して大切にします」

「い、いきなりの事で、びっくりしたんだけど……」

「もしかして、嫌でした……?」

そう美咲は、悲しそうな顔で言う。

「嫌いってわけでもないし……ちょっとびっくりしただけ……」

「よかったです……私、まこになら抱かれたって構いませんし……」

「そ、それはさすがに……ちょっと……」

「そうですか……でも、私はいつでも準備Okですよ?」

俺は、それを聞いて、どう答えたらいいんだ……?と、迷ってしまった。

それにちょっとドキドキもしている、さっきキスされたからか?もしかして、俺も美咲を好きに?とか、思ってしまったりもして、一体なんなんだ?とそんな考えがちょっと浮かんでしまっていた。

そして、ゲーセンでちょっと遊んで、外に出ると

「あ~お姉ちゃん!」

外にいたのは、妹の亜季あきだった。

「亜季?」

「お姉ちゃん、朝から何所に行ってたの?私、今日、お姉ちゃんと過ごそうと思って、探してたんだよ?あえてよかった~……で、お姉ちゃん…………何してるの……?」

「前にも会いましたよね、まこの彼女の美咲です」

「彼女……!?お姉ちゃん、ほんと!?」

「い、いや違うって、美咲さん、何言ってるの!?」

「だって、今もデートしてるじゃないですか?まこ……妹といつまでも一緒と言う訳にはいけないわ、それにキスしましたしね?」

「キ、キス!?お姉ちゃん!?どういう事!?」

「そ、それは、無理やり」

「気持ちよかったです……」

「な、何言ってるの!?」

「許さない!お姉ちゃんは私のなの!」

「いいえ、私のです!」

「私の!」

「私のものよ!」

「……あ~もう、喧嘩するなら!俺は、帰る!、じゃあな!」

俺は逃げるようにその場から立ち去る事にした。

なぜなら、かなり目立ってたからである、恥ずかしいって!

俺は、家に戻ると、電話がかかって来て、それに出ると、美咲からだった。

「さっきはすいません、お、怒ってます?」

「当たり前だよ!恥ずかしくないの!?それに付き合ってないからね!」

「でも、私は本気です!絶対に付き合って見せます、それにまこ、私の事、嫌いじゃないでしょ?」

「友達としてならって事だよ……なんか、疲れた、電話切るよ……」

「あ、待っ」

美咲が何か言う前に、俺は電話を切る。

数分後、亜季が帰って来て、泣きそうな顔で質問して来たので

俺は妹を慰めながら亜季の作ってくれた、クリスマスケーキを食べる事にしたのであった。

こうして、俺のクリスマスは終わったのである。

今後、美咲とどう接すればいいんだ……?と、思ってしまったのであった。


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