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俺の非日常な日々  作者: 零堵
~一年目~
29/83

~第二十九話~

季節は、すっかりと冬に突入して

かなり寒く感じる頃、俺は、いつものように学校へと向かっていた。

風がびゅうびゅう吹いていて、結構寒く感じながら

俺の通っている高校、山野辺高校に辿り着く。

そして、校舎の中に入り、自分のクラスに向かうと

教室の中は、暖房器具もないのに

結構暖かく、薄着でも寒く感じないな……と、思いながら自分の席につく

席について、まわりを見てみると

クラスメイトは、結構うかれてる表情をしていた。

まあ、なんでうかれているかは、解る気がする。

何故なら、次の日から、冬休み、つまり学校がないからである。

まあ、明日から冬休みと言われたら、嬉しいよな……と、思っていた。

そう思っていると、栗谷美鈴くりやみれいが、俺に話しかけてきた

「おっはよ~まこ」

「おはよう」

「明日から、冬休みだよね~」

「そうだね」

「ところで、まこ?」

「何?」

「今年のクリスマスは、どうするの?」

「クリスマスか……」

俺は、去年を思い出す。

去年は、妹の亜季あきが「お姉ちゃんを思って、心をこめて特大のクリスマスケーキ作ったよ?お姉ちゃん、一緒に食べよ?」と

言って来たので、母さんは仕事でいなく

妹と二人でクリスマスケーキを食べた記憶があった。

「去年は、妹と二人でクリスマスケーキ食べたかな、今年はどうなるか、まだ決めてないよ?」

「そうなのですか?じゃあ、まこ、実は、この券があるんですけど?」

いきなり話しかけてきたのは、このクラスのアイドル

汐崎美咲しおざきみさきであった。

「券……?」

「はい、クリスマスコンサートの券です、まこと一緒に行きたくて、チケットをとったんですが、まこ、いいでしょうか?」

「クリスマスコンサートね……」

俺は、どうしようかと迷ったが、たまにはいいか……と思い

「解った、じゃあ、ありがたく受け取るよ」

そう言って、美咲から、クリスマスコンサート券を貰ったのであった。

「汐崎さん、私には~?」

「すいません、チケット二枚しか取れなかったので、あきらめてください」

うわ、笑顔で言ってるよ……なんか、怖いぞ……

「ちぇー……じゃあ、いいよ~、まこと遊ぶ予定立てるからいいもん」

「えっと……OKしてないんだけど?」

「え~?じゃあ、冬休みに何か予定あるとか?」

「いや……まだ解らないよ、決まってないし」

「じゃあ、いいじゃん~、冬休みにまこの家に電話するね~」

「そう……」

「やっぱり、栗谷さんは敵と認識したほうが……?」

そう、美咲がぶつぶつ言っていたが、気にしない事にした。

そして、チャイムがなり、みどり先生が「あ~校長のありがたくもなんともない話があるから、体育館に集合するように」と言ったので、俺達は、体育館に向かった。

体育館には、全校生徒が集まっていて、壇上に校長がいて、こう言った。

「え~明日から、冬休みであるが、ハメを外して遊ばぬように、まあワシは忘年会とかお正月は、遊びまくってやるわい……グフフフフ」

……絶対、まともな校長じゃないだろ……

少なくとも俺は、そう思っていた。

校長のありがたくもなんともない話が終わり

教室に戻ると、翠先生がこう言った。

「校長も言ったとおり、明日から冬休みだ、次は来年に会おう、じゃあ、私は、もう行く、気をつけて帰るように、ではな」

そう言って、先生は教室から出て行った。

俺も帰る支度をして、帰ろうとすると

「まこ、クリスマス、楽しみにしてますね……」

と、顔を赤くしながら美咲がそう言ってきたので

「は、はあ……解りました」

俺は、あいまいに返事する事にした。

帰る途中、俺はさっきの言葉をよく考えて

「あ、さっきのって、二人っきりだからデートって事か?初めてのデートが、同姓……」

俺は、もしかして断った方がよかったのか……?と、思いながら、帰る事にしたのであった。

そして……次の日、俺は、行く所ができた。

それは……

「は~い、本番行きます!アクション!」

そう、俺は、ドラマの撮影の為、山野辺撮影所に来ているのである。

事の始まりは、こうであった……

朝、今日から冬休みなので、何しようかな~と悩んでいたら、母親の美鶴みつる母さんが、こう言ってきた。

「真琴、今日から冬休みよね?」

「うん、そうだけど?」

「じゃあ、ドラマに出てくれない?」

「ドラマ?もしかして……それって」

「そう、雑誌とかで発表したと思うけど、「天空カイザー」の続編のスペシャルドラマよ、実は今日から撮影開始なのよ、もちろんやるわよね?」

「それって、断っちゃダメなんでしょ?」

「まあ、もうキャストきまってるしね、さ、行くわよ」

「解ったよ……」

結局、俺は、夏休みと同じく、ドラマをやる事になったみたいである。

そして、母親と一緒に山野辺撮影所に入る。

中に入ると、もう既に準備が出来ているらしく

キャストと監督とか色々いたりしていた。

「お、久しぶりだな?まこと」

そう話しかけてきたのは、この天空カイザーの主役

カイザー役の暮見翔くれみかけるであった。

「久しぶり、夏以来だっけ?」

「そうだな、それにしても……」

「何?」

「やっぱり、お前……女だったのか……?」

「そうだけど……何か問題が?」

「いや……別にいい、今までどおりで話しかけていいか?」

「いいよ、自分も今までどおりに話しかけるし」

そう話していると

「あ、翔に真琴、おっひさ~」

この天空カイザーでヒロイン

アカリ役を演じている、蓮城麗華れんじょうれいかであった。

「麗華、久しぶりって……数日前にあったでしょ」

「あ、そうだったね」

「そうなのか?麗華」

「うん、CM撮影した時に、真琴が相手役だったからね」

「CMってあれか?あのまっずいジュースの」

「そうそう、てことは、翔も飲んだんだ?あのスプライト」

「おう、しかし買ってみて飲んだけど、うまくはなかったな」

「私もそう思ったわ、あれ、売れるのかしらね?」

そう話していると、監督が話しかけてきた。

「どうも、この天空カイザー2~囚われの姫君~の監督をやる事になった、新井あらいです、まこと君と麗華君は、CMで会ったね、じゃあ真琴君と麗華君は、メイクと衣装に着替えて、来てくれるかな?」

「あ、はい、わかりました」

「了解しました」

そう言って、俺は、控室に行くと、中にいたのは

「真琴君、麗華ちゃん、久しぶり~」

以前、俺の衣装やメイクをしてくれた

バンダナをしている中沢なかざわさんだった。

「お久しぶりです、中沢さん」

京子きょうこでいいわよ?じゃあ、早速メイクと衣装を用意するわね」

そう言って、俺は京子さんにメイクさせられて、衣装に着替える。

俺の服装は、黒っぽい服装だった。

「うん、バッチし似合うわ、次は、麗華ちゃんね?」

「あ、はい、よろしくおねがいします」

そう言って、京子さんは麗華にメイクをして、衣装を用意する。

麗華の衣装は、ピンク色をした、服装であった。

「よし、完璧よ、さあ、行ってらっしゃい」

「はい、行ってきます、真琴、行きましょう」

「そうだね」

こうして、俺と麗華は、控室を出て

ドラマ、天空カイザー2~囚われの姫君~の撮影をするのであった。

ちなみに、俺が出るドラマと言うのは

夏休みにやったドラマの続編、天空カイザー2~囚われの姫君~である。

そのドラマで、俺がやる役は、カイザーの仲間のレキと呼ばれる役であった。

カイザー役の暮見翔くれみかける

ヒロイン、アカリ役の蓮城麗華れんじょうれいかと一緒に

ドラマの撮影を始めたのである……


「じゃあ、シーン1から撮るよ、よ~い、アクション!」

そう監督が言ったので、俺達は演技する事にした。

「カイザー!」

「どうした?アカリ」

「敵が、現れたみたいよ、どうやらデルウイングの手下みたい、すぐに向かうわよ!」

「わかった、レキ、行くぞ!」

「いや、俺は留守番してる」

「何故だ?」

「それは、待機も重要な任務だからな、ここの守りは、俺に任せとけ!」

「……分かった、じゃあ、アカリ、現場に行くぞ!」

「わかったわ」

「カ~~ット!はい、OKです、このシーンはこれでOK,じゃあ次のシーン、撮るぞ」

そう監督が言ったので、次のシーンの準備をする。

「準備Okだな?じゃあ、シーン2、よ~い、アクション!」

監督がそう言ったので、このシーンは俺の場面だけだったので、台詞を言う。

「ふう……一体何なんだ?残ってるようにと言われて、残ってはみたけど……うむ……とりあえず、待ってみるかな」

「カ~ット!はい、OKです、じゃあ次にシーン3の、収録、始めます、よ~いアクション!」

そう言ったので、続けて俺の出番みたいなので、セリフを言う。

「あ、長官、俺に一体何の用があって残れと?」

「レキ、お前の武器の事で、残ってもらったのだ」

「武器、俺の?」

「ああ、お前の武器、黒い刃は、前回の戦闘で、だめになってしまってな?新しいものを用意したんだ」

「新しいもの?俺に?」

「そうだ、この剣を使ってみてくれ」

「この剣……前のと比べて、ちょっと重い気がするんだが……」

「ああ、前と比べると、少し重くしてある、だが、以前のモノと比べて、威力があがってるから、それでデルウイング軍を倒してくれ」

「分かった、カイザーとアカリが、デルウイングの手下の所に向かったみたいだし、長官、俺も加勢に行くぜ?」

「ああ、頼んだぞ!」

「カ~ット!まこと君、彰吾しょうごさん、OKです、じゃあ、休憩に入ります~」

そう監督が言ったので、俺は、休む事にした。

俺が休んでいると

「そういえばはじめましてだね?まこと君でいいのかな?」

「あ、はい、そうです」

「このドラマで長官役をやる事になった、三島彰吾みしましょうごだ、娘ともどもよろしくな?」

「娘?」

「ああ、娘の陽子ようこが、この天空カイザーの姫君のエリカ姫をやる事が決まってな?今日は、撮影がないので、来てないんだが、このドラマに出る事になったので、よろしく頼む」

「あ、はい、解りました」

そう話していると、監督が

「休憩終わりです、じゃあ次のシーン3、撮りたいと思います、翔君、麗華君、準備はいいかな?」

「はい、Okです」

「私も、OKです」

「じゃあ、シーン3、よ~い、アクション!」

今度は、俺の出番は、ないので、彰吾さんと一緒に見学する事にした。

「カイザー、この付近に敵が現れたって、長官が言ってたけど……」

「見渡しても、誰もいない風に見えるんだが……まさか長官、ミスったのか?」

「油断しないで、姿は見えないけど、かすかに気配を感じるわ」

「本当か……なら、警戒しとこう……」

「あ、あそこ!」

「アカリ、何か見つけたのか!って、あれは!」

「カ~ット!はい、OKです、今日の分は、これで終わりにしたいと、思います、おつかれさまでした~」

監督が、そういったので、俺達も挨拶して、控室に行く事にした。

控室に行くと、俺のメイクとかしてくれた、京子きょうこさんがいて、こう言ってきた。

「まこと君、麗華ちゃん、おつかれさま」

「お疲れ様です、京子さん、次の撮影日って、いつですか?」

「スケジュールによると、明日は休みで、明後日になるわね、まこと君も大丈夫かしら?」

「はい、学校とかないので、大丈夫ですけど……あの……」

「何?まこと君」

「自分の事、君付けですか?京子さん……」

「別にいいでしょ?そっち方が似合ってるしね?」

「はあ、まあいいですけど……」

そう話しながら、メイクを落としてもらって

私服に着替えて、控室を出る。

控室を出て、外に出ると、母さんがいたので、母さんに話しかけた。

「母さん、そういえば出番無かったね」

「そうね、今日は、真琴を連れてきただけで、私はず~っと見学してたのよ、まあ、次からは出番とかあると思うわよ、じゃあ、撮影も終わった事だい、帰りましょうか?」

「うん、解った」

こうして、俺は、母親と二人で、家に帰る事にしたのであった。

俺こと、南山真琴は、冬休み中に、ドラマに参加する事になっていた。

一回目の収録が終わって、明後日になり

二回目の収録があるので、俺は、母さんと一緒に

山野辺撮影所に来ていた。

山野辺撮影所に着くと、美鶴みつる母さんが

「真琴、私は、寄る所があるから、行くわね?控室にメイク担当の京子きょうこさんが、いるから、メイクと衣装、彼女にやって貰いなさいね?じゃあね」

そう言って、母さんは、俺から離れていく。

俺は、母さんに言われたとおりに、控室に行くと、中に京子さんがいた。

「あ、まこと君、おはよう、じゃあ早速メイクと衣装に着替えてくれる?」

「あ、はい、分かりました」

そう言って、俺は、京子さんにメイクして貰って

用意された衣装に着替える。

天空カイザーのレキの衣装に着替えて

京子さんんにお礼を言って、撮影現場へと向かう。

撮影現場に向かうと、俺の知らない人物がいた。

その人物が俺に向かって、話しかけてきた。

「あ、もしかして、まことさんですか?」

「あ、そうだけど」

「はじめまして、父から話は聞いてます、彰吾しょうご父の娘で、三島陽子みしまようこと言います、今日から撮影に入るので、よろしくお願いしますね?」

「あ、はい、自分は南山真琴です、こちらこそよろしくお願いしますね」

そう話していると、カイザー役の暮見翔くれみかけると、そのヒロイン、アカリ役の蓮城麗華れんじょうれいかが話しかけてきた。

「よ、まこと」

「おはよう、真琴」

「おはよう、二人とも」

「今日から撮影に入る、陽子です、よろしくお願いしますね」

「よろしく、麗華、今日はどこからだっけ?俺の出番」

「私達は、後のほうよ、最初はエリカ姫が中心の話みたいだしね?あ、監督が始めるとか言ってるわ、陽子さん、準備できてる?」

「はい、こっちはOkです、じゃあ監督が呼んでるから、準備してきます」

そう言って、俺たちから離れて行った

そして、数分後、どうやら撮影が始まるみたいなので

俺の出番は今の所ないので、見学する事にした。

「じゃあ、シーン5から撮るぞ、よーい、アクション!」

監督がそう言ったので、撮影が始まった

「私は、スカイエアーの姫、エリカ、私の持っている天空石、何としてもカイザー達がいる所に届けるわ」

「そうは行かないわ、お~っほっほっほ!」

「何者!」

「わたしは、冷笑のミレイユ!その天空石、デルウイング様に相応しい!さあ、よこすのよ!」

「いや!、この天空石は、デルウイングなんかに誰が渡すもんですか!」

「ならば仕方がない!お前を捕まえてでも、手に入れる!、氷の微笑(ウインターブリザート!)」

「キャーアアアア!体がう……ご……か、ない……」

「最初から素直に渡してればいいものよ?オ~ッホッホッホ!さあ、子分ども、この者ともども、デルウイング様の所まで、連れて行くわよ」

「ウィー!」

「カ~ット!はい、Okです、陽子さん、美鶴さん、OKです」

「ありがとうございました、それにしても、美鶴さん」

「ん?何?陽子ちゃん」

「すごい演技ですね?ちょっと感心してしまいました」

「そう?陽子ちゃんもなかなかよ?」

「そう言ってくれて、ありがとうございます」

そう話していると、そう言うと監督がこう言ってきた

「はい、じゃあ次のシーン撮りますね、じゃあ、まこと君、麗華君、翔君、準備して下さい」

「はい、分かりました」

「りょ~かい」

「了解です」

そう言って、俺は、準備する。

「じゃあ、準備できましたみたいだから、撮りますね?よ~い、アクション!」

そう監督が言ったので、台詞を言う

「カイザー!」

「どうした、レキ」

「長官から連絡があった、スカイエアーの姫、エリカがデルウイングのに攫われたみたいだぞ!」

「何!それは本当か!レキ」

「ああ、どうやらエリか姫は、天空石を持っていたらしい、デルウイングの手下が、それを手に入れようとして、エリカをさらったみたいだぞ、どうする?カイザー」

「そうだな……アカリは、どう思う」

「私は、すぐに助けに行った方がいいと思うわ、カイザー!助けに行きましょう!」

「そうだな……よし、エリカ姫を助けに行くぞ!、まず、長官の所に行って、エリカ姫が何所にいるか、聞き出そう!アカリ、レキ、行くぞ」

「ああ、分かったぜ、カイザー!」

「ええ、行くわよ!カイザー!」

「カ~ット!はい、Okです、今日のシーンは、全て撮影終了です、お疲れ様でした、スケジュールの関係上、次は明日、外で収録したいと思います、皆さん、よろしくです」

そう監督言ったので、俺と麗華と陽子は、京子さんのいる控室に入る。

控室に入ると、京子さんがいて

「三人とも、お疲れ様」と声をかけてきてくれて、メイクを落してくれた。

そして、私服に着替えて、俺は外に出る。

今日は、母さんはどうやら別の撮影があるらしく

スタジオを離れる訳には行かないみたいなので

俺は、一人で帰る事にした。

家に帰ると、妹の亜季あきが出迎えてくれて

一緒にご飯を食べて、俺は、疲れたので

寝る事にした

こうして、今日の撮影は、終わりを迎えたのであった。

ドラマ撮影を中で収録して次の日

今日の撮影は、外で収録する事になったので、俺は家を出る。

たどりついた場所は、山野辺自然公園と呼ばれた場所だった。

そこには、すでに何人か集まっていて、機材のセッテイングや

キャスト同士で話し合っていたりしている。

俺は、監督にこう言った。

「おはようございます」

「おはよう、じゃあ真琴君、着替えてくれるかな、あとは真琴君だけ、用意出来てないからね?」

「あ、はい、解りました」

俺は、そう言って、用意されたワゴン車の中に入る。

中に入ると、俺に衣装とメイクをしてくれる、中沢京子なかざわきょうこさんがこう言った。

「まことさん、おはようございます」

「おはようございます」

「じゃあ、早速メイクと衣装を着替えさせますね?」

「あ、お願いします」

俺は、そう言って京子さんに任せることにした。

数分後、メイクをして貰い、衣装を着せてもらって

俺は、ワゴン車から出る。

外に出ると、もう既にキャストの皆さんが集まっていて

打ち合わせをしていた

俺もその中に入る

「あ、真琴、おはよう」

そう言ってきたのは、一緒に共演する。

天空カイザーのアカリ役の蓮城麗華れんじょうれいかであった。

「おはよう」

「さっき、監督から聞いたけど、今日で撮影全て終わらせるらしいわ、だから頑張りましょう?真琴」

「そうなの?じゃあ、頑張るかな」

そう言っていると、監督が

「は~い、じゃあキャストも揃った事だし、撮影始めたいと思います、じゃあシーン17、アクション!」

監督がそう言ったので、俺達は演技する事にした。

「長官が言ったとおりの場所に来たけど、ほんとにいるのかしら?」

「いや、長官の考えだ、多分何かあると思うぜ?」

「そうだな……」

「オ~ッホッホッホッホ!よくここがわかったわね?」

「お前は!ミレイユ!」

「ミレイユがいると言う事は、エリカ姫はいそうよ!」

「エリカ姫を返して貰おう!ミレイユ!」

「そう簡単に行くかしら?さあ、子分達!やっておしまい!」

「ウィー!」

「カ~ット!はい、Okです、では少し休憩に入りたいと思います」

監督がそう言ったので、俺達は休憩する事にした。

休憩していると

「どう?真琴?」

そう言ってきたのは、冷笑のミレイユ役の美鶴みつる母さんだった。

「えっと……すっごい新鮮な感じがするかなあ」

「まあ、そうよね?家じゃこんなの絶対に言わないわよ?」

「言ったら嫌だよ……母さん……」

そう話していると、監督がこう言ってきた。

「はい、じゃあ休憩終わりです、じゃあ次のシーン撮りたいと思います、シーン十八アクション!」

そう言ったので、撮影開始したのであった。

「こんな事でやられるか!、レキ、アカリ、行くぞ!」

「ええ、解ったわ!カイザー!」

「ああ、了解だぜ!」

「行くぜ!うりゃあ!」

「えい!とう!やあ!」

「っふ、食らいやがれ!」

「ウイー!ウイー!」

「っく、なかなかやるわね……でも、これならどう!」

「助けて……」

「エリカ姫!」

「この女の命がほしかったら、攻撃をやめるのよ!」

「っく、卑怯な……」

「何か手はないの?カイザー!」

「……俺に任せろ……」

「レキ?何をするつもりだ?」

「オ~ッホッホッホ!さあ、これで終わりよ!」

「終わりはお前だ!ミレイユ!」

「な!後ろからだと……卑怯な……」

「人質を取ったお前には、言われたくないぜ!いまだ!カイザー!」

「……ああ!解った!とどめだ!ミレイユ!天空剣!天空剣(カイザーブレード!)」

「キャアアア!」

「やったの?カイザー……」

「……ああ、どうやら終わったみたいだ……助かったぜ、レキ」

「協力するのは当たり前だろ?仲間なんだからな?」

「ああ、そうだな……それより、エリカ姫、大丈夫だったか?」

「ええ、なんとか……でも、天空石をデルウイングに奪われてしまったわ、何としても取り返して!」

「天空石か……解った、取り返すぞ!アカリ、レキ!」

「ええ、解ったわ」

「ああ!」

「カ~ット!はい、OKです、じゃあちょっと場所を変えて、最後の収録しま~す」

そう言って、俺達は少し、移動した。

そして、移動した先で、最後の撮影をしたのであった。

「デルウイング!天空石を返してもらうぞ!」

「フハハハハ!前みたいに我はそう簡単にはやられんぞ!行くぞ!」

「こっちだってやってやる!アカリ!レキ!行くぞ!」

「ええ、行くわよ!ルナティックイレイザー!」

「そんなの効かんわ!はあ!」

「嘘!無傷!」

「なら俺が!うおおお!黒いダークジェノサイドブレード!」

「っく、前より威力があがっているが、まだまだ!」

「ならこれでどうだ!究極奥技!天空爆裂剣カイザーブレードインフニティー!」

「ぐおおおおお!!でも、まだだ!」

「嘘だろ……カイザーの究極奥技でもやられないなんて……」

「私達ここで、負けるの……」

「あきらめてはいかん!」

「長官!」

「実は教えてなかったが、三人の合体技があるのだ、それでやつを倒せるぞ!やつは弱っている、チャンスだ!」

「合体技?なら、最初に言ってよ、長官!」

「すまぬ、忘れていたのだ、さあ、三人で叫ぶのだ!「光り集いし正義の光、我に力を!天空瞬殺剣!(カイザーブレードシンフォニー!)と」

「やってみるぜ、長官!行くぞ!アカリ、レキ!」

「そうね、やってみるわ!」

「ああ!」

「「「光り集いし正義の光、我に力を!天空瞬殺剣!(カイザーブレードシンフォニー!)」」」

「グアアアアアアア!何だとこの我があああああ!」

「やったぜ、これでデルウイングを倒した!」

「ええ、そうね!」

「みんな、よくやったぞ!」

「皆さん、ありがとうございます、天空石も無事でした、ありがとうございます」

「カ~ット!あとは、ナレーションの撮りだけなので、今日の撮影は終了です、皆さん、お疲れ様でした~」

「お疲れ様~」

俺は、そう言って、ワゴン車の中に入り

京子さんにメイクを落として貰って、私服に着替えて外に出る。

外に出ると、母さんが話しかけてきた。

「お疲れ様、真琴、どうだった?」

「ちょっと恥ずかしかったけど、少し楽しかったかな?」

「そう?あ、私はこれから事務所に寄らなくちゃいけないから、行くわね?先に帰ってなさいね?真琴」

「解った」

そう言って、母さんは離れて行く。

次に話しかけてきたのは、エリカ姫役の三島陽子みしまようこと、長官役の三島彰吾みしましょうごさんだった。

「真琴君、お疲れ様」

「あ、お疲れ様です」

「また、いつか一緒にドラマとか共演したいかな、お父さんもそう思うよね?」

「まあ、いいんじゃないか?」

「え~っと、今の所、そういった予定はないのだけど……」

「あ、そうなの?ちょっと残念かな……」

「陽子、そう言うな、じゃあ私達は行くぞ、ではな?真琴君」

「じゃ~ね、真琴君~」

そう言って、三島親子は去って行った。

俺は、一人で家に帰る事にした。

こうして、ドラマ撮影全て、終わったのであった。


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