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俺の非日常な日々  作者: 零堵
~一年目~
24/83

~第二十四話~

体育祭も終わって、次の日は

特別に学校がなく、お休みになったので

俺は、どうしようか悩んでいた。

本当は、いつものように学校に行く準備をして

家を出て、通っている高校へと向かうのだが

今日は、特別に休みになったので

学校へ行く事は無く、どうしようかな……と思ったのである。

まあ、先生に借りたミニパソで

ネットゲームのリバース・ファンタジアの続きをやるのもいいし

それか、外に出かけるのをありかな……とか、思っていたりしている。

そして、悩んだ結果、俺は出かける事にした。

理由は、特には無い、まあ、なんか適当に歩いてるとするか……と、思ったからであった。

そうと決めて、俺は動きやすい格好に着替えて

朝ごはんを食べて、家を出るのであった。

最初に何所に行こうかな……とか、悩んだ末

俺は、山野辺商店街に行く事にした。

季節もすっかり秋になって、夏みたいに暑くは感じず

涼しい風が吹いているので、結構気持ちが良かった。

数分歩いて、山野辺商店街に辿り着く。

山野辺商店街と言うだけあって

午前中だというのに、結構人が集まっていた。

俺はと言うと、その商店街の中に入って

色々と見て回る事に決めて、商店街の中を歩く。

すると、俺に声をかけてくる者がいた。

「あれ?まこ?」

「あ、美鈴みれい

俺が、出会ったのは、俺と同じクラスで

親友の栗谷美鈴くりやみれいだった。

美鈴は、手に大きな手提げバックを持っていたりしている。

「偶然だね~、まこも買い物?」

「いや、普通にぶらぶらと歩いているだけだよ、そういう美鈴は?」

「荷物見て分かるでしょ?私は、買い物だよ~、まあ買いたい物といっても、食料品だけどね」

「そっか、じゃあ邪魔しちゃ悪いから、行くね?」

「いやいや邪魔じゃないよ?むしろ一緒に行こうよ?」

いや、何でだ?行く理由が無いのだが……

「は?何で?」

「別にいいじゃない~、一人で買い物とか、ちょっとつまらないしさ?それに、時間は遅くなってもいいって言われてるし、一緒に見て行こうよ?」

「まあ・・・断る理由もないし、別にいいけど」

「じゃあ、決まりね?レッツゴ~」

「お、おお」

こうして、俺の散歩に、美鈴が加わった。

美鈴と一緒に、歩いていると、美鈴がこう言って来た

「そういえばさ?」

「何?」

「まこと二人っきりで歩くの、久しぶりじゃない?」

「そうだっけ?」

「そうだよ、いっつもまこはさ?一人で帰っちゃうとかしてんじゃん、何で?」

何でと言われてもな……得に理由は無いんだが……?

「別にいいと思うけど?」

「よくない、まこ大好き人間の私としてはさ?一緒に帰ったりとか、嬉しいわけよ?判ってるー?」

いや、そんな事言われてもな……てか、まこ大好き人間って何だ?

「だから、放課後とか一緒に帰ろうよ?駄目?」

「いや、別に駄目じゃあないけど……」

「そう?じゃあ、決まりね~」

そう話しながら歩いていると、福引をやっているお店を見つけて

それに参加している人物も見つけた。

「あれ?みどり先生じゃない?」

「あ、ほんとだ、翠先生」

そう話しかけると、こっちに気が付いたのか

俺達のクラスの担任、朝崎翠あさざきみどり先生が

俺達に向かってこう言った。

「お、栗谷に真琴か、丁度いい、ちょっと手伝え」

「手伝えって、何にですか?」

「何にって、福引に決まってるだろ?福引券は持ってるんだが、一人一回までしか参加出来ないみたいでな?お前たちに福引券やるから、ちょっと参加してくれないか?」

「別に私はいいけど、まこはどうする?」

「自分もいいかな、ところで先生、一体何の商品狙ってるんですか?」

「ああ、あれだな」

そう言って、先生は商品が置かれている所を指差す

先生が狙っている商品は、二等の「最高級食材詰め合わせ」だった。

「二等の商品……?一等の海外旅行とかじゃないんですか?」

「そんなもん貰ってどうするんだ、第一、私はパスポートを作ってないからな?その為にわざわざ作りに行くとか面倒だし、それに海外は行こうとか全く思っていないしな?じゃあ、券、渡すから、頑張ってくれ」

そう言って、俺と美鈴に福引券を渡す。

「じゃあ、まず私から、チャレンジしてみるね?」

そう言って、美鈴は、福引にチャレンジして、結果はというと

「五等のテッシュ箱三個ゲットしました……先生、いる?」

「……まあ、一箱ぐらいは貰っとく、あとはやるぞ……じゃあ、次は真琴だな?頑張ってくれ」

「まこ~頑張れ~」

そう言われてもな……こういうのは運任せじゃあないのか?

俺は、そう思いながら、福引の機械を思いっきり回す。

中から出てきた玉は、青色だった。

「大当たり~!二等の豪華食材詰め合わせです!」

「おお、真琴やったな!」

「まこ~凄い!」

「……本当に当たるとは思わなかったかも……」

福引をやっている人から、食材引換券を貰った。

それを先生に渡す。

先生は、ご機嫌な顔でこう言って来た。

「ありがとうな、真琴、早速引き換えにでも行って来るかなっと、食材が届いたら、鍋でもしようかと思うんだが、真琴、来るか?」

「え、いいんですか?」

「別に構わないぞ、じゃあ届いたら、連絡するな、それじゃあな」

そういって、先生は俺達から、離れて行った。

「ところでさ?」

「何?」

「何で先生はさ?まこの事、呼び捨てにしてたの?私なんて栗谷さんだったのに、まこなんか、真琴って呼び捨てだったじゃない?何で??」

「え~っと……まあ、気にしないで」

「そう?」

「うん」

「ならいいけど、じゃあ他の所に行こうか?」

「そうだね?」

そう言って、俺と美鈴は、別の場所へと行く事にした。

「さ~て、次、どこ行こっか?」

そう歩きながら美鈴は、言う。

「ところで、買い物はいいの?」

「あ~大丈夫だよ、後で買えばいいしね~、で、どこ行く~?」

なんで、嬉しそうに言うんだ?まあ、何所に行こうか全く決めてないしな……

「どこ行く~とか言われてもなあ……普通にぶらぶらと歩いてたのを、美鈴がついてきたんだし?」

「え、もしかして、邪魔だったとか?」

「いや、別に邪魔と言う訳じゃあ、ないんだけどね」

「ならいいじゃん、じゃあどこ行こうか?」

そう悩んで、とりあえず暇つぶしにゲーセンに行く事にした。

前に行ったゲーセンと同じ場所に、辿り着く。

中に入ると、人が結構いて、賑わっている。

「まこ~、今日は一緒に対戦しようよ?前は、レースゲームしか対戦しなかったでしょ?今回はさ?格闘ゲームで、対戦しよ?」

「格闘ゲームで?やった事ないんだけど?」

「じゃあ、私が操作方法教えるよ~」

そう言って、俺に操作方法を教えてきたので

俺は、とりあえず覚える事にした。

数十分かかって、なんとか操作方法は覚えたので

俺と美鈴は、向かい合わせに座る

ちなみに俺がやる事になった台は「SEIKEN」と呼ばれる

2D格闘ゲームで、十五人のキャラを選んで戦うものであった。

俺は、とりあえず簡単操作で動かせるキャラを選んだ。

美鈴はやりこんでいるのか、操作が難しいキャラを選んだみたいである。

そして、バトルが始まって、レバーやボタンを動かす。

操作方法にいらついたりしたが、なんとか慣れてきて

まともに戦えるようにはなったが、結局美鈴には勝てなかった。ま、まあ、くやしくは……いや、ちょっとはくやしい、せめて一勝ぐらいはと思った。が……スリーポイント制で、先にスリーポイント取られて

完全敗北したからである。

「まこ~弱いよ~?」

「あんまりやったことないんだから、当たり前でしょ?」

「でも、初めての人だって、一勝ぐらいはするんじゃない?」

「そうか?」

「そういうもんだよ」

そういうもんなのか?と思ったが、深く考えないようにしていた。

結構ゲーセンで、遊んだので、ゲーセンから出ると

もうすでに夕方になっていた

「あ、結構遊んだね?まこ~」

「そうだね、美鈴、買い物しなくていいの?」

「あ、そうだった、すっかり遊んでて忘れてたよ、じゃあ、私は買い物してくるよ、じゃあね?まこ」

「うん、またね」

そう言って、美鈴は俺から離れて行ったので

俺も家に帰る事にして、家へと帰った。

家に帰ると、既に妹の亜季が帰っていて、こう言ってきた。

「お姉ちゃん、今日、何所行ってたの?」

「何所って、まあ遊びに?」

「私も一緒に行きたかったのに、家に帰ってきたら、お姉ちゃんいないんだもん、家にいると思ったのにさ?」

「そう?なんかごめんね?」

「別にいいよ、あ、ご飯出来たから一緒に食べよう?」

「わかった」

そう言って、俺は用意されたご飯を、妹と一緒に食べた。

こうして、俺の休日が終わったのだった。


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