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俺の非日常な日々  作者: 零堵
~一年目~
21/83

~第二十一話~

学園祭も無事に終わり、俺は、行く所があった。

それはと言うと、バイト先の秋葉である。

俺は、電車に乗り、秋葉に辿り着く。

季節は夏と違い、秋に突入しているのであんまり、暑いとかは、無かった。

人もそんなに多くなく、スムーズに街中を歩けたり出来ている。

俺は、数分歩いて、俺のバイト先、ラブ喫茶アイライクの中へと、入って行った。

「いらっしゃい、あ、まこさんでしたか」

そう言ってきたのは、俺の同僚の桐谷佐奈きりやさなさんだった。

「うん、おはよう、じゃあ早速着替えてくるね」

「分かりました、お待ちしていますね?」

そう言って、俺は、控室へと入る。

控室に入ると、もう既に美鈴みれいがいた。

「あ、やっほ~まこ」

「おはよう、美鈴、早いね」

「そう? いつもどおりだと思うけど?」

「そう、じゃあ、着替えるね?」

そう言って、俺は、服を脱いで、用意された制服へと着替える。

着替えている途中

「ねえ? まこ?」

「何?」

「なんか痩せた? とってもスマートに見えるけど?」

「そう? 別に変ってないと思うけど?」

「そう? 私も、思い違いかな?」

「そうだよ」

そう言いながら、俺は着替えた。

俺が着る服装は、ここのお店の衣装は

メイド服をモチーフにしているが

俺が着てるのは、ギャルソンタイプの服だった。

それに着替えて、美鈴と一緒に、ホールに出て、仕事をする。

仕事をしていると、俺に話しかけて来る者がいた。

「あれ……? 真琴?」

「いらっしゃいませ……って、もしかして……麗華れいか?」

「そうよ?久しぶりね」

そう言ったのは、夏休みに、ドラマに出たので

そこで一緒に共演した蓮城麗華れんじょうれいかが、いたのであった。

うん、何でこの店に?って感じなんだが……

「久しぶり」

「一体何してんの? こんな所で?」

「何してると言われても、この服装からして解るでしょ? ここで、働いてるの、それより麗華は何でこの店に?」

「せっかくこの町に来たんだしね、仕事の合間に甘い物が食べたくて、この店に立ち寄ったのよ……うん……以外ねー、真琴はてっきり、他のドラマとかに出演してると、思ったわ?それかモデルね」

何でそう思うんだ? かなり疑問何だが……

「とりあえず、お客様だから、ご注文は?」

「そうね……じゃあ、この天使の微笑み、頂こうかな?」

「かしこまりました、天使の微笑みですね、では、直ぐにお持ちいたします」

俺は、注文を聞いたので、厨房へと入る。

そして数分後、天使の微笑み=ショートケーキをトレーに乗せて、麗華の所に持って行った。

「お待たせしました、天使の微笑みです」

「ありがと、あ、そうだ、真琴?この後あいてる?」

「この後? バイトが終わったら、とくに用事はないけど……」

「じゃあ、決まりね? 私、ここで待ってるから、必ず来てね?」

そう言って、俺に一枚の紙を渡す。

中には、地図が描かれてあって、そこに赤い丸印が記してあった。

「この赤い丸印の所に行けばいいの?」

「そう、じゃあ、待ってるわ」

そう言って、いつの間にか食べ終わった麗華は、店を出ていく。

俺は、どうしようか迷ったが、結局仕事が終わってから、その場所に行く事にしたのであった。

バイトが終わって、俺は、私服に着替えて、渡された紙を頼りに歩く。

そして、数十分後、その場所に辿りついた。

その場所は、大きな建物で、その外に、麗華がいた。

「あ、真琴、待ってたわ」

「一体、ここで何するの?」

「私のパートナーとして、ある番組に参加して欲しいのよ」

「ある番組?」

「そう、クイズ・リミックスと言う番組、聞いたことがない?」

「あ、夜にやってるクイズ番組だよね? たまに妹と見てるよ」

「真琴、妹いるんだ? 真琴に似てるの?」

「いや、似てはないかな……まず、背が全然違うし」

「まあ、真琴、背、高いもんね? まあ、兄としては背の高い方なんじゃない?」

「いや……兄じゃなくて、姉だけど……」

「え? 真琴……女だったの?」

「そうだけど……もしかして、男だと思ってたの?」

「だって、ドラマでは男役だったし、お店ではウエイターの格好してたでしょ? 男だと思ってたわ」

「そう……」

「ま、まあ性別の事は置いといて、真琴、私と一緒に参加してくれない?」

俺は、どうしようかと、迷ったが、せっかく来たので、参加する事に決めた。

「まあ、いいかな」

「ありがと~、じゃあ行きましょう」

そう言って、俺は麗華の後をついていく。

そして、辿りついた場所は、スタジオの中で、回答席が用意してあって、そこに俺と麗華は、座った。

他の参加者もいるので、ちょっと緊張してしまった。

そして、時間が過ぎて、番組収録がスタートした。

司会者の男性が、こう言う

「はじまりました、クイズ・リミックス!今回初登場してくれたのは、アイドルの麗華さんです!麗華さん、何か一言」

「は~い、麗華です~、クイズ、がんばります~」

「は~い、ありがとうございます、おや? ところで、隣にいる彼は?」

「あ、この人は、私が出演したドラマ、天空カイザーのレキ役をやってた、真琴さんですよ」

「ほう、あのドラマのですか、真琴さん、何か一言お願いします」

「え? あ、よ、よろしく」

「ありがとうございます、では早速始めましょう、クイズ・リミックス!」

司会者がそう言うと、はい、OKです~とスタッフらしき人が言ったので、番組収録が中断した。

「なあ……あの司会者、自分の事、彼って言わなかった……?」

「あ、確かに、まあ、いいんじゃない?」

「何故?」

「今更本当の性別言う? レキ役って男の役だったでしょ?」

「まあ、確かに……」

「じゃあ、そのままでいいじゃない」

そういうものか? とか思ったが、言わない事にした。

そして、番組の収録がスタートする。

俺や麗華は、分かる問題は答えていき、分からなかったら、用意されているボタンを押さなかった。

そして順調に収録が続いて、何とか無事に番組の収録が終わったのであった。

番組収録が終わって、あたりはもうすっかり暗くなったので、俺は、帰る事にした。

帰ろうとすると

「真琴、今日はありがとね? あ、これ、私の携帯番号、なるべく出るようにするわ、だから、真琴の番号も教えて?」

「そう言われても……実は、ケータイを持っていないんだけど?」

「え?そうなの?じゃあ、どうやって真琴と遊べばいいの?」

「じゃあ、美鶴みつる母さんに聞いてみてよ? 母さんなら、何とかしてくれると思うし」

「分かったわ、仕事場で会うときに、聞いてみるわね?」

「じゃあ、帰るね?」

「りょ~かい、じゃあ、さようなら~」

そう言って、俺は、家へと帰る。

家に帰ると、妹の亜季あきが、不機嫌な顔をしていた。

「お姉ちゃん……」

「あ、亜季?」

「なんでこんなに遅かったの? 私、お姉ちゃんのために、御馳走用意して、待ってたのに……いつもなら、もう既に帰ってきていて、私と一緒にいる筈でしょ?お姉ちゃん……」

「ご、ごめん、ちょっと人と、会っててね」

「誰と? まさか……男?」

「いや、女だけど……」

「どういう関係? もしかして、お姉ちゃんの事好きだとか? そうだとしたら、お姉ちゃんは渡せないよ……?」

「い、いや、どう言う関係と言われても……まあ、芸能人だし……」

「そうなの?」

「まあね、だから、滅多に会うことはないから、亜季、安心して?」

「そう……お姉ちゃんが、そう言うなら……じゃあ、ご飯で来てるから、一緒に食べよ?」

「そうね」

俺は、そう言って、亜季と一緒に夕御飯を食べる。

そして、以外に疲れたのか、眠くなったので、寝る事にしたのだった。

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