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俺の事を好きと言うお前は、俺のお金が目的なんだろうが、、、!

作者: 七瀬






”俺の事を好きと言うお前は、俺のお金が目的なんだろうが、、、!“




俺は最初、何も知らなかった。

可愛い彼女が何十年ぶりかにデキた俺は浮かれていたんだ!

”正直、アイドルなみに可愛い彼女。“

まあ俺には勿体ないぐらいの可愛い彼女が俺にデキたんだよね。



『”何? 最近、勇太さー! 彼女デキたの?“』

『まあね。』

『どれぐらいぶりに彼女デキたんだよ!』

『うーん?10年以上かな、今の彼女めちゃめちゃ可愛んだよな~』

『マジかよ! 写真はないのか?』

『あるよ。』

『見せろよ!』

『・・・あぁ、これ!』

『なんだよ、めちゃめちゃ可愛いじゃん! 勇太には勿体ないな~』

『俺もそう思う!』

『嘘だよ、今を楽しめよ。』

『ううん、ありがとう!』

『久々の彼女なんだし、いろいろ連れてってやれよな。』

『それが困ってるんだよ、何処に連れて行けばいいか分かんなくてさ、

イマドキの女の子が好きそうなモノって何?』

『甘い物とか? 絶叫マシーンとか? うーん、わかんねーえな~!』

『”スィーツは?“』

『甘いモノ好きなの?』

『スィーツは好きだと思うよ。』

『スィーツの食べ放題とかは?』

『えぇ!? そんなのある?』

『”それは自分で調べろよ!“』

『・・・あぁ、ううん。』

『まあ~失敗もいいんじゃないの? 久々のデートなんだし、

分かんない事があってもいいとオレは思うけどな。』

『そうかな?』

『そうだよ。』

『ありがとう、頑張ってくるわ~!』

『あぁ、楽しんで来い!』

『うん!』






・・・俺は久々にできた可愛い彼女の為に、コツコツ貯め込んでいた

お金を見境なく使いまくった。

それを見た彼女は、”俺が金持ちだと思ったらしい。“

それからというモノ、彼女が甘え声で俺に高い買い物を強請るようになる。




『”あのね? お願いがあるの!“』

『・・・何?』

『私の仲が良い女友達がプラダの最新のカバンを持っててね! 凄く可愛くて、

私も欲しいなって思って、もし良かったら買って欲しいんだけどな。』

『”プラダのカバン? 幾らするの?“』

『10万ぐらいだと思うけど?』

『えぇ!? 10,10万円? マジで、なんでそんなに高いの!』

『プラダだし! そりゃ~高いよ。』

『俺のカバン、5千円だぞ。』

『お願い! 買って~!』

『・・・そんなに欲しいの?』

『欲しい!』

『分かったよ、買ってもいいよ。』

『ありがとう!』





彼女の喜ぶ姿を見て、つい俺は彼女にプラダのカバンを買ってしまう。

それからというモノ、何かと俺におねだりしてくる彼女!

俺に何でも言えば、買って貰えると思っているらしい。

まあ~確かに! 彼女と付き合って俺は一度も彼女に買えないと言った

事がない!

だから彼女のおねだりがどんどんエスカレートしていったんだ。



『”あのね? 次はワンちゃん飼いたいな~“』

『保護犬?』

『そんなはずないじゃん! ペットショップで50万で売ってたトイプードル。』

『ダメ! 生き物は大変だから飼えないよ。』

『ちゃんと私がお世話するから!』

『ダメ! 犬や猫はいろいろ大変なんだよ。』

『だから、私がちゃんとお世話するって言ってるじゃない!』

『病院にも連れて行かないと行かないし、毎日散歩も行かないといけない、

ご飯やおもちゃやいろいろお金がかかるんだよ。』

『“勇太はお金持ちなんでしょ!“』

『なんで俺がお金持ちなんだよ。』

『えぇ!? 違うの?』

『違うよ!』

『”無限じゃないんだ、“』

『そんなの当たり前だろう!』

『・・・分かった、犬は要らないわ!』

『良かった、分かってくれたのか。』

『”別れる!“』

『えぇ!?』

『勇太がお金持ちだと思って付き合ったのに、お金がないなら、

勇太に魅力なんて何ひとつないじゃん!』

『・・・ひ、ヒドイな、』

『じゃあー今から自分の荷物まとめて出て行くから!』

『”俺の事を好きと言うお前は、俺のお金が目的だったんだろう!“』

『そうよ、でもお金がない勇太なんかに私は未練もないわ。』

『・・・・・・』

『さようなら。』

『・・・な、なんでだよ、』





俺に貢がせるだけ貢がせて、あっさり俺は彼女にフラれた!

分かってはいたけど? ”彼女は俺のお金に興味があっただけ。“

ただただそれだけだった事に俺は泣けてきた!

俺に全く彼女は興味がなかったと分かった瞬間だったから。

無限のお金を彼女に貢げない俺は能無しなのだろう。



・・・当分の間は、俺はもう彼女は要らないよ。

こんなに傷つくなら、もう彼女なんて作りたくない。

どこかに俺の事だけを好きになってくれる彼女が現れないかな?

ただただそれだけを今は願うよ。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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