表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
奴隷日記  作者: 幽霊配達員
黒の書
45/55

主と奴隷の相性

 ジリジリと暑い夏の陽射しを浴びながらの買い物は億劫だし、何かと不安になる。夏場の食材を運ぶのはどうしてもね。

 対策を打つバッグとかも開発されているようなんだけれど、動力が魔力じゃ……な。

 今日も気を遣いながら、スライムの御手洗さんと一緒に買い物をする。

 ただどうも最近浮かない様子だ。明るく振る舞っているんだけれども、ふっと気を抜いたときに表情が陰る。

 最近俺が物理的なケガを連続でして心配させてしまっていたし、少しでもお返しをしておきたい。

 話し相手にしかなれないかもだけれども、喋るだけでも気が楽になるっていうから。

 帰りに喫茶店に寄って、甘い物とコーヒー頼んで向き合う。

 で聞き出してみたら、俺の事で悩んでいると打ち明けられてしまった。

 結局俺が原因とか、どれだけ御手洗さんに迷惑かけてるんだろうな。

 ショックを受けつつ詳しく聞いてみると、主のレイから見た、俺が子虎の奴隷として相応しくないんだとか。

 衝撃を受けるって程じゃないけども、残念には感じてしまった。

 紫江と紫緒から千羽にピッタリって言ってもらえたからホッとしたんだけどな。

 亀夜に続いて子虎との相性も、友人から悪く感じ取られていたんだなんて。

 こうなってくると鮎歌の意見も気になってきたな。どうやら俺は特殊な召喚方法を用いられたようだし、例外的なのかもしれない。

 ただコレに至ってはなるようにしかならないだろうからな。

 御手洗さんにソレでもがんばって奴隷を務めるって言ったら、少し険が落ちたように見えたね。

 まだまだ名前を得てから日が浅いんだ。オチオチ大ケガなんてしてられないや。

 甘いのと苦いのは美味しくて元気になれる組み合わせなんだから、案外相性悪く見えても噛み合ったりするだろう。

 少し元気を取り戻した御手洗さんと喫茶店を出てから別れた。改めてみんなのために美味しいご飯を作らなくっちゃ。

 なお喫茶店に寄り道した事は夕食時に亀夜にバレたわけで、後日みんなと行く事を約束させられた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ