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奴隷日記  作者: 幽霊配達員
赤の書
31/56

親友と約束

 スーパーでスライムの御手洗さんと出会って買い物がてらお話しした。

 昨日子虎と雪遊びをしたと伝えると、御手洗さんの主が知ったらどうなっていたか悩み出した。

 曰く根暗らしく、笑顔で喜ぶのか、一緒にいたかったと嘆くのかがわからないとの事。

 ちょっとどんな魔女なのか気になってきた。

 よくよく考えると知らないからな。子虎に限らず、みんなの友人を全く。

 会ってみたいと口にしたら、「会えるといいね。嫉妬しないか不安だけど」と客観的。答えられてしまう。

 どうにもまず俺が刹那家の奴隷として生き延びられるかにかかっているらしい。多分、どこかの一線を越えればみんな友人を紹介してくれるようになるはずだ。

 そしてそのボーダーラインは、俺が召喚されてから丁度一年経った日が勝負らしい。期間にして後三ヶ月。

 少し人生が楽しくなってきたところだ。俺はいつの間に欲張りになっていたのだろうか。もっとこの日々を続けたい。

 刹那家のみんなと。奴隷仲間と。御手洗さんと。

 想いあふれてつい、御手洗さんと生き延びる約束を交わしてしまった。親友って言葉を添えて。

 さすがに親友は太々しかったかなと思ったけれども、御手洗さんは快く一番の親友と返してくれた。

 ははっ。一番の親友……はははっ。

 知らなかった。こんなにも嬉しいものだったんだな。友達って。

 生きよう。ちゃんと奴隷になって、最後まで。


 買い物を終えて正午前に家に帰ると、休日の氷竜がまだ寝ていた。

 まぁお昼ご飯までには起きてきたけど。

 ご飯を食べた後はお買い物へ出かけていき、ガーデニング用品をたくさん買って帰ってきた。

 元々植物を育てるのが趣味だったみたいだけれど、家がゴミ屋敷化してから上手く育たなくなってやめていたらしい。

 そりゃ育たねぇよ。

 でキレイになったから趣味を再開すると。

 にしても、氷竜の髪全然伸びないな。俺、ひょっとして取り返しのつかないカットをしちまったんだろうか?

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