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奴隷日記  作者: 幽霊配達員
赤の書
30/55

忘却のバレンタイン

 今日は雪が降っていた。子虎が庭で元気にはしゃいでいて、とても微笑ましかった。

 雪で戯れる姿ってどうして見ていて和むんだろうな。いつまでも眺めていられる……寒くなければ。

 まぁ高みの見物なんて子虎が許してくれるはずもなく、小さな手で引かれながら雪原と化した庭へ。

 だいたい子虎が身体を動かすときは俺にも誘いがあって、一緒に遊ぶ事が多い。というか定番になっている。

 いや、俺はムチャクチャ楽しんでるんだけどね。ただすぐにバテちゃうから体力おばけな子虎が退屈しないかだけが懸念点だ。

 本人は気にしないでって言ってるんだけど、どうしても気になってしまう。

 因みに他のみんなは家の中でぬくぬくしていた。それもそれでまったりできてよさそうではあるんだけどね。

 一番寒がりなのは千羽らしい。いや亀夜もどっこいどっこいみたいだけれども。

 ただこう、悍ましい何かを忘れている気がするんだよな……

 何だったかな。思い出しちゃいけないって頭の中の誰かが叫んでるんだれけども。

 二月、他にイベントあったっけ?

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