表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
奴隷日記  作者: 幽霊配達員
赤の書
29/55

節分は結構楽しめた

 やたらと寒い日が続く中、俺は刹那家のみんなと節分を決行した。

 まずは庭に出て豆まき。急遽作った傑作の鬼のお面をかぶったはいいんだけど、みんなから微妙な顔をされた。

 そんなに鬼の絵は下手だっただろうか。自分では良くできているつもりだったんだけれど。

 いやまぁ、ホントは自覚あるんだけれども、それでもそこまで下手かぁ?

 納得はいかないものの、鬼役を買って出てみんなに豆を投げてもらった。千羽の投げた豆が結構痛かったけれども、厄が払えたならいいかな。

 一区切りついたらみんなして千羽に鬼役を押し付けて全力で豆を投球してたな。俺も軽く便乗していたけど、他のみんなとは熱の入り方がぬるかったな。

 千羽、本気で逃げてたし。

 うん……微笑ましいで片付けておこう。

 因みに途中で、お隣の絵里とガーゴイルのC・ブラッドさんが出かけていった。

 ただその途中で、俺たちの豆まきを見て呆然と立ち尽くしていたけれども。毒でも食って狂ったのかとガチ心配されてしまった。

 なお小池家のお二人はゲーセン入って格ゲーするんだとか。魔女の世界だけあって、全キャラ女性なのかな。

 お昼にはみんなで並んで恵方巻きを丸かじり。亀夜と子虎は上手に食べたようだけど氷竜は悪戦苦闘、千羽に至っては床が恵方巻きの残骸を食べている状態だった。

 失笑の床掃除だったけれども、とても楽しい節分だった。

 意外と、あっという間に終わってしまったな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ