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奴隷日記  作者: 幽霊配達員
赤の書
28/55

危険な鬼は外

 明日は節分。二月の最大のイベント。

 スーパーでスライムの御手洗さんとバッタリ出会ったので明日刹那家で開催する事を話したんだけど、思ったより遙かに渋い反応をされた。

 いや寧ろ反対意見か。

 何でも奴隷差別にあたるそうだ。鬼族の奴隷の事を考えると、とても賛成できないんだと。

 俺もうっかりしていた。鬼を厄に例えるという行為そのものが許されないじゃないか。

 魔女は奴隷同士の迫害についてかなり厳しい視線を持っている。豆まきなんてしようものなら処刑もされかねない。

 ただそれでも御手洗さんは中止しようとは言わなかった。俺がやりたいってわかってたから。

 ただ気をつけてと、心配をしてくれた。やっぱ御手洗さんは優しいわ。

 で豆を歳の数だけ食べる話になったんだけど、御手洗さんはいちいち数を数えるのが面倒だって言ってた。

 実際俺も18だからな。そりゃ数えるのはしんどいわ。

 恵方巻きのルールなんかも不評だあった。食事中の会話は大事だよと熱弁されてしまった。そっち。かい。

 雑談のつもりが相談になってしまったけど、買い物はしっかり終わらせた。

 家に帰って刹那家のみんなに節分の説明をしたんだけど、やっぱりみんな乗り気じゃなかった。

 なかったんだけど、千羽が一番最初に言ってくれた。

「やりたいようにやらせればいいんじゃないの? 四の五の言わずにさぁ」と

 千羽の言葉を皮切りに、みんなが渋々……というか悔しそうに乗ってくれた。どうにも千羽に先陣を切られたのが気に食わなかったらしい。

 と言うわけで、明日は節分を決行する。楽しみだな。

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