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Missing Never End  作者: 白田侑季
第8部 胎動
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K汰 - オスカードーナツ




「────────圭は、どうして音楽を作ってるの」


 一瞬圭の目が見開かれる。


「…………今更だろ、ンなの」


 圭は静かにそう呟く。呆れ返るのでも、馬鹿にするのでもなく、ただひたすらに落ち着いた声だった。隣に並んで腰掛けるぼくにすら届くかのギリギリ。少し掠れたその声は、遠くで鳴り続ける潮騒にすら掻き消されてしまいそうで。


「うん、今更。でも聞きたい」

「聞いてどうする」


 ぼくはそっと首を振る。「どうする、とかじゃない。ただ聞きたいんだ。それだけ」


 今度こそ圭は笑った。片膝を立てて。いつも通りフン、と鼻を鳴らして。でもどこかいつもと違う、力ない笑みを浮かべて。


 その横顔にうっすらと()ぎる、「嗚呼、逃げられねえな」という感情。


「そういや、前も似たようなこと聞いてやがったな。ノアも()()の野郎も、律義に答えていやがったが」


 圭の言葉で思い出す。確かに以前、公園のベンチに集まってノアやたまから聞いたこともあった。ノアは誰かを救うために、たまは"自分"を知るために。2人はそれぞれ自分のやりたいことの手段として音楽をしていた。あの後イツキやミヤトと一緒に音楽を作るようにもなって、『HighCheese!!』としてお互いがどんな音楽を作ろうとしているのかも、隣に居ることで少しずつ理解できるようになった。


 きっとリズも。マキハルも。トリも。ジャンルは違うけどアサヒも。もしかしたらカルも。まだぼくが出会っていないヒト達も。


 きっとみんな、それぞれに譲れない想いがあって「音楽」に触れている。作って、描いて、歌って、歌わせて、そうしてみんなが同じものを共有する。世界はみんなの音で溢れていく。


 だがな、と圭が口を開く。


「悪いが、俺はそんな大層なモンは持ち合わせちゃいねえんだよ」


 圭はまっすぐ水平線を見つめている。何もない、真っ青な世界を眺めている。


「あいつらみてえなしっかりしたモンなんざ最初(ハナ)から無え。意味も目標も理由も何ひとつねえ。『K汰』はその結果でしかねえんだよ。適当に作って、適当に投稿して(あげて)、適当に見切り付けて飽きて止めた。それも3年も前の話だ、お前も知ってんだろ。見ての通り、ただダラダラとやってきただけだ。あいつらみてえな高尚な理由なんざ欠片もねえ」


 悪ぃな、と圭が薄く笑う。「これで満足か?」


 その笑い方は、どこか慣れた動作を繰り返しているように見えた。何百回、何千回と繰り返してきた、表情に染みついた感情に思えた。そして、その裏で吹き零れないように蓋をされた"何か"が透けて見えた。


 浜辺には潮騒の音が止めどなく響き続けている。ザザァ、ザザァ。静かに、柔らかく、けれど一度たりとも止まない海の唄。波打際の砂が砕けて、摩耗して、擦り切れていく音。


「そっか」と、ぼくは言った。満足か、という圭の問いに肯定も否定もせず。


 ぼくにはまだ「音楽」が分からない。「唄川メグ」の記憶が戻っても、全てを思い出しても、もう唄川メグじゃない「ぼく」にとって、音楽はまだ触れ始めたばかりで。だから圭みたいに、誰かの曲を聴いたからと言って、その曲を作ったヒトのことが分かるわけじゃない。だから圭の言葉が本心なのか、それとも嘘なのか、ぼくには判断がつかない。


 ────それでも。


「でもぼく、『K汰』の曲、好きだ」

「……そうかよ。お前も案外おめでてぇ奴だな」


 圭の顔に一瞬苛立ちのようなものが走る。


 それでも本心だった。音楽を知ろう、と思い立ってからずっと「K汰」の曲を聴いてきた。何曲も何曲も、サイトに投稿されているものはソラで歌えるほど聴き込んだ。音楽に触れ始めたばかりのぼくにも分かるくらい多種多様だった。耳の奥で広がる景色も千差万別だった。曲に合わせて歌う「唄川メグ」の声も、ブレスやトーン、口調や強弱に至るまで、何ひとつ同じものが無かった。本当に合成音声なのか疑わしいほどに。


 でも、音を聴けば。


 ギターの音を。ドラムのキックの音触を。重低音の歪み方を。歌詞に宿る感情を聴けば。


 それは絶対に「K汰」だ、と。少なくともぼくには分かった。素直に心地良い、と思えた。そんなぼくはきっと「おめでてぇ奴」なのだろう。


 だからせめて、ぼくだけは。圭の音楽を好きなぼくだけは。


 たとえ圭が口を閉ざすのだとしても。




「────何のマネだ」




 感情が消え失せた圭の声がする。それでもぼくは、圭の言葉を無視する。


 ()()()()()()()()()()()()()()()()()。この前圭がしてくれたみたいに。あの白い世界で「唄川メグ」とさよならしたあの夜、ずっと圭が握ってくれていたみたいに。


 圭がぼくの手の力を、ちゃんと感じ取れるように。


「ガキが一丁前に空気読んでんじゃねえよ」


 無視する。重ねた手に更に力を込める。


「やめろ」


 圭の声。


「離せ」


 無視する。


「……頼む」


 圭の声が掠れる。今まで聞いたこともないほど、脆くて壊れそうな、そんな声。


「…………ンでだよ。何で今更聞くんだよ。あれか、馬鹿にしてんのか? 大した理由じゃねえのに音楽やってんじゃねえ、とでも言いてえのか? 意味ねえのに音楽やってる俺が馬鹿みてえだとでも思ってんのか」


 ピシ、ピシ、と音がする。腰掛けた塀に傷が付いていく。足元の砂が乱暴に散らされる。見えない何かが荒れ狂うように、そこかしこが傷付いていく。


 リズ達から聞いた、圭の異能。強烈な拒絶。


「俺にどんな夢見てんのか知らねえけど。俺はそんなご大層な人間じゃねえ。好き勝手に音楽やって、飽きたら途中で投げ出して、そうやって適当にやってきただけだ。別に音楽なんざどうだっていい。好きでも何でもねえんだよ」


 暴れ回る異能。食い縛った犬歯。それに反して、瞳はどこか冷めたように。荒れ狂う濁流を呑み込んで、諦めたように。


「何もねえんだよ、俺の作る音楽(モン)には。理由も、意味も────」

「それなら」


 遮った。


「────それなら。どうしてぼくに曲、作ってくれたの?」


 握った手の中で、圭の指先が一瞬震える。


「どうしてぼくに優しくしてくれるの。どうしてぼくを励ましてくれるの」


 押し黙る圭。遠くの潮騒。うなじを吹き抜ける風。目の前に広がる、音のない空間。その静けさに後押しされるように、ぼくは口を開く。


「ぼく、圭が好きだ」

「……………………は?」


 重ねた手のひら、その指先をギュッと絡ませる。圭がいたい、と思うくらい強く。手のひらが脈打つ音が指先から伝わってくる。


「圭といる時間が好きだ。圭のいるあの家が好きだ。圭と食べたご飯も、布団から見える圭の背中も、圭のあったかさも好きだ。……それから、『K汰()』の音楽も」


 手のひらが脈打つ音が心地いい。指先の感覚が遠くの潮騒と共鳴するようで。潮騒の旋律に、脈打つ音がリズムを刻むようで。そうして目の前の音のない空間に、(いろ)が着くようで。


「でもぼく、理由は上手く言えない。上手く言葉に出来ない」


 ねえ圭、と問いかける。




「────理由がないと、駄目かな」




 海風が吹き抜ける。ぼくらの髪先をもてあそぶ様に。上がり始める気温。潮の匂いと潮騒。真っ青な空に浮かび始める入道雲。見慣れた夏の気配。


 繋いだ圭の手のひら、そのあたたかさは本物だった。圭の体温が確かにそこに在った。


 気付けば、周囲で響いていた破砕音は消えていた。圭の周りを取り巻いていた異能の圧はもうない。代わりに、わずかにうなだれた圭がそっと口を開く。


「……本当に、何で今なんだよ」


 ぼくは答える。「もうすぐカルが言ってた『最後の日』だから。それに、圭が歌わせてくれたから。聞くなら今しかない、って」


 本心だ。そんなぼくの言葉を聞いて、ふぅ、と溜め息を吐く圭。けれどそっと握り返してくれる大きな手。


「……本当に、理由はねえんだよ、俺には」

「うん」

「お前で──『唄川メグ』で音楽やり始めたのも、ネットで安かったから買っただけの話だし」

「……そうなの?」

「想い入れが無くて悪かったな」

「い、いや、そうじゃなくて」


 慌てて首を振る。「『メグ(ぼく)』が安くなかったら、圭と出会えてなかったんだな、って。そう思っただけ」

「……お前なぁ」


 圭が呆れたような抗議の声を上げようとして、でも最後まで言葉にすることはなかった。代わりにフッ、と口の端で笑う。


「ほんと。おめでてぇ奴だよ、お前は」


 さっきまでの笑顔とは違う、憑き物が落ちたような笑顔。それから圭はふいっ、と視線を海へと向ける。


「だがまあ、そうだな。あの時『メグ』が安売りされていなけりゃ、ネットに楽曲上げるなんざ、それまでの俺には想像もつかなかったしな」

「"それまで"?」


 ああ、と圭が頷く。「それまでは普通にバンド組んでたんだよ。最初はただ流行りの曲を仲間内で楽しむだけのコピーバンドだったがな。俺が作曲する、ってメンバーに知れ渡ってからは何曲か書かされたりもしたが」


 正直少し意外だった。アサヒやリズと曲を作っていたことがある、と知ってはいたけれど、圭が他の誰かと音楽をやっているなんて、まだぼくには想像できなかった。


 でも圭の横顔に陰が差す。


「でも、そんだけだ。曲は作ったが上手いわけじゃねえ。『ただ曲が作れる』のと『良い曲が作れる』のは別問題だからな。そんで俺は『ただ曲が作れる』だけだ」

「そんなこと」

「そうだったんだよ、実際」圭が遮る。「言ったろ。俺が音楽やってることに理由はねえ。『ただ音楽をやってた』だけ、『ただ曲が作れる』だけ。それ以上でも以下でもねえ」


 そうだな、と圭が少し思案を巡らせる。「お前はいま『呼吸』してるよな。何でだ?」


 あ、と思わず声が漏れた。圭の言いたいことが何となく分かった気がした。


「圭にとって、『音楽』は『()()()()()()()()、なの?」

「ただの例え話だがな。感覚的には似たようなもんだ。『息をする』なんざ当たり前の行為だ。普段意識すらしてねえし、そこに上手いも下手もねえ。ましてや、いちいち理由を考えて『息をする』奴なんかいねえだろ」


 唐突に腑に落ちた気がした。圭にとって音楽は、曲を作るということは、最初からそこに在って当たり前の行為なんだ。当然の摂理みたいなもので、意図的に「音楽をしよう」「曲を作ろう」と考えることすらないのだ。


 でもそれは圭にとってどこまでも「呼吸」と同じでしかない。技巧を凝らすことも、誰かに認めてほしいと願うこともない。息をすることを普段誰も意識しないように。圭の音楽はきっと生まれた時から、物心ついた時から自然に行なって来たことであり、そこに善悪も巧拙もない。そもそも()()()()代物じゃない。


 だからこそ圭は言うのだ。意味がない、と。理由がない、と。


 ノアやたまと違う。きっとアサヒやリズ、イツキやミヤト、マキハル、トリ。カルや、まだぼくが出会っていないヒト達。そんなヒト達と比べて。


 意味も理由も(なにも)ないのだ、と。


 ツキ、と胸の奥が痛む。細い爪の先で刺されたような痛みが胸の奥で走って、思わず空いた手で自分の胸元をギュッと掴んで、少しだけ目を閉じる。瞼の裏に、ぼくがかつて居たあの「白い世界」がまだ焼き付いている。


 歌うために作られた「唄川メグ(ぼく)」。歌うことが大好きです、と機械的に繰り返すだけだったぼく。それが当然で。疑うこともなくて。


 意味もなく、理由もなく、ただそこに居ることだけだったぼく。


 でも。


「────よかった」


 そう言えた。自然とそう言葉に出来た。


「圭が『呼吸(おんがく)』していてくれて。『音楽(いき)』、していてくれて。よかった」


 圭が息を呑む音がした。潮騒と海風、鳴き始めた蝉の声の中でも、しっかりと聞こえた。


 そっと息を吐く。目を開ける。登り切った朝日が、真っ白に聳え立った入道雲が、深い青に染まり切った海と空が眩しいくらいに鮮やかだった。


 ぼくは足を揺らして反動をつけ、勢いと共に塀から降りた。裸足の裏が柔らかい砂にさらさらと心地よく埋まる。手を握っていた圭も引っ張られて、「のわっ!?」と小さな悲鳴と共に千鳥足で砂浜に降り立つ。


「……おい、いきなり何すんだよ」


 焦りと不満の混じった顔で、顎の汗を拭う圭。「急に動くなっての。30手前のオッサンの運動神経の無さナメんじゃねえよ」


「ごめんなさい、圭」


 そう謝りながら、自分でも顔がほころんでいるのが分かる。


「……ンだよ、そのニヤニヤは」

「ううん。別に」

「"エリカ"様かよ」

「だれ、それ?」

「……別に」


 目を泳がせる圭。そんな圭の手を再びギュッと握って、圭と向き合う。ぼくよりも頭1つ以上背の高い圭。だからぼくは見上げるように、でもまっすぐに圭の目を見る。心の中をあたたかい"何か"が満たしているのが分かる。そのあたたかさに後押しされるように、口を開く。言葉が熱を持つ。


「────ありがとう、圭。『唄川メグ』を、ぼくを見つけてくれて。一緒にいてくれて。歌わせてくれて。たくさん、たくさんありがとう。言い足りないくらい、ありがとう」


 あたたかい砂浜。あたたかい手。あたたかい胸の奥。


 真っ青な空の下、少し汗が滲んでしまいそうなほどに、それほどまでに熱を持つ心臓。


「ぼく、やっぱり、圭が好き」


 まだ実感はないけれど。もしこれが"幸せ"と呼ぶものなのだとしたら。


「望んでいいなら。圭が赦してくれるなら。ぼく、圭とずっと一緒がいい」


 もし"幸せ"だと呼んでもいいのなら。


 握った手に汗が滲む。でもそれは、ぼくの汗だけじゃないようだった。


 圭が目を見開く。晴れ渡った夏空の下、熱さを含み始めた海風が圭の髪先を揺らす。その熱のせいか、圭の頬がみるみる赤くなっていく。何度か口を開こうとして、逡巡して、ようやく圭が、


「……………………お、」と言った。

「"お"?」

「お、お前、それ意味、分かって言って、んのか……?」


 どういう意味だろう。


「ごめん、ぼく変なこと言った? い、意味を間違えてたら、ごめんなさい……」

「ぃ、や、違うっつうか、違ってはねえ、と思うん、だが」


 お互いにしどろもどろになるぼくら。圭はさっきからずっと目を泳がせている。口もパクパクさせている。圭のこんな顔は初めて見るかもしれない。困っているのは分かるんだけど、初めて見るものだからか、それ以上の感情が読み取れない。


 でも、まあいいか、と思った。圭は間違ってはない、と言っていたし、ぼくの言葉は概ね伝わっているんだろう。それならそれで良い。


 それと、もう1つ圭に言いたいこともあるし。


「…………お、俺もおま「そうだ圭」


 声が被ってしまった。何故か圭がビクンと肩を震わせる。繋いだ手からも圭の動揺が伝わってくる。


「ご、ごめんなさい圭。なに?」

「…………」

「圭?」

「……………………ハァァァァァァァァァ~~」


 突如圭が長い溜め息を吐いた。力なく膝を折り、砂浜に座り込む。


「だ、だいじょうぶ、圭!? ど、どこか具合でも、」

「……ンでもねえよ」

「でも、辛そう。も、もしかしてさっき異能、使ってたから!?」

「……違えよ。何でもねえんだよ。大丈夫じゃねえけど、そういうのじゃねえよ」

「でも、それじゃあ、何て言おうと?」


 食い下がるぼくに、圭が暑さで顔を赤くしたまま、不貞腐れたように繋いだ手をくいっ、と軽く引っ張った。


「そんなら、教えろ。お前いま何歳だ」

「ね、年齢? なんで」

「いいから」

「じ、自信ないけど、たぶん16歳、だと思う。たぶん」

「……ならあと2、……いや4年。あと4年経ったら、言ってやる。それまで待っとけ。分かったか」

「な、なんで4年? それに4年ってどれくらい、」

()()()()()

「……わ、分かった」


 神妙に頷くと、ようやく圭も納得したのかフゥ―ッ、と長い溜め息をついた。何とか膝に力を入れてユラリ、と立ち上がると、顔の赤みは少し引いたように見えた。


「そんで。お前の方は何だよ」

「あ、ええと」


 慌てて答える。「今度歌う曲、だけど。()()()()()稿()()()()、って思って」


 圭は一瞬驚いて、でもすぐ落ち着いた表情に変わった。


「……何か、考えでもあんのか」


 ぼくも頷く。握ったままの手、圭の体温、圭が教えてくれた圭のこと、口に出来た言葉と受け止めてもらえたこと。それらがあるからか不思議と足に力がこもる。柔らかい砂浜でもしっかりと立っていられる気がする。潮騒の音響くこの広大な空間も、今なら"埋められる"気がする。


 大丈夫だと思える。目の前にいる、圭となら。


「上手くいくか分からない。でも試してみたい。試してもいいと思う。だから、()()()にもお願いしたい。連絡して、伝えたい」


 圭、と呼ぶ。大好きな人の名前を呼ぶ。


 それだけで。


「一緒にやってくれる?」


 ハッ、と圭が笑う。あの狂犬のような、でもどこか柔らかさのある笑みで。力強くて心強い、無敵の笑みで。


「────誰に向かって言ってんだよ、ばーか」




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