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小3転生  作者: ふ~ん
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リーダーの名前がサブリーダーです

おはよう

あ、テクテクテク。


ギルドへ入ったけど俺は未だキラキラのカードを見ていた。そういえば、転生してか人から貰うのって初めてかもしれない。

目の前なんて見なくても、サナが引っ張ってくれているから何かにつまずくなんて有りはしない。


光をある方向へ傾けると玉虫色に輝いていて、生前に集めたシールを思い出す。

そうだ!この煌めく光りぐあいは、ヘッドと呼ぶにふさわしい。


俺がキラキラのカードをチラかせていると『えーと。ランクCは……』とサナが言っているのが聞こえて『ちょっ!?いきなりランクCなの?』とスーが焦る声が聞こえた。


だが。まさに今俺の創造スキルが脳内で発動中なのだ。

だからか、全然周囲の声は入っては来ず、スーやサナからの返事は全て『ああ。いいぞ』と言ってのけた。


「ああ。御愁傷ごしゅうしょう様です。リーダーのサブリーダー様が亡くなったのですね?でしたらチーム名を"チャンピオン"という名を消して、新なチーム名を作ることができますが?……」


「(ヤバい。スキルへっど召喚来てもうた。のこカードを天に掲げて"へっど召喚"と言ったら、俺の脳内にあるガチのヤンキー(暴走族のヘッド)が出て来るよ。

……もう、だめだ。アイツの口ぶりからして、警察24時に出演したヘッドが出て来るに違いない……)」


突然ズバン!と肩を叩かれたせいで『わひゃあ!?』と俺はCランクの新リーダーっぽく無い声を出してしまった。


「アル。ギルド職員が聞いているぞ。」


そう言うはエンだった。

初めてぇー、呼び捨てぇは置いて。

あらかじめの設定で、人前では貴族を隠すために呼び捨てが普通というのがスッカリ忘れてしまった。


ま。ぶっちゃけて言うと、未だにエンがキレているのかもしれないという所が、ハマリ過ぎてて少し引いちゃう。


「チーム名は、デカカッ」


「あ!アル?……どういことでしょう。アルってばこんな所で寝ちゃって。メッ!」


分からないが突然意識を失ってしまった。


そして


「(この匂い……嗅いだことがある。)」


この感覚は、昔スーに半殺しにされて気絶した時みたいだ。カサカサと葉が風で擦れる音、誰かが枝を踏み少し水分を含んでいるのか水が四方に広がる様な感じ


「もう。起きているんでしょ」


うっ!と、首を傾げて突然入って来た声に俺は反応した。


「ホラ。起きて下さい」


「エン。」


怒って無いという安堵で笑顔となりかけた時、緑色の水が飛び散った。


「さ!ゴブリンの集落を殲滅中です。アル様、早く立ってブラックアローで援護してください。」


突然からの突然とはこういう事をいうのだろう。

俺の周囲はエンが魔法で結界をしてはいる。

周囲を見渡すとゴブリンとかいう本の中でしか見たことの無い魔物が、10や20という数では表現出来ない程に緑の血を流して倒れているのだ。


中には息があるようで、奇々怪々とへんな奇声を発し続ける輩も目についた。

今は自分に"落ち着け"という気持ちと、エンが言ってくれた"ブラックアロー"というスキルが俺の口からスッと構えている感じが容易に取れる。


まずはアノ奇声を出している奴からだ!


「ブラックアロー」


そう叫ぶとブフォンと百年生きたような太さの黒の弓が5本現れたのち、地に倒れていたゴブリンは塵となる。


「アル様!地に倒れて奇声を出させているのはワザとだから殺さないで。向かって来そうな奴か、魔法を打って来そうな奴メインで打つ!」


「はい!」


「アル。2時の方向!」


「あゴメン。スー、ヤッてしまった。」


「次!真後ろ弓来る」


「あゴメン。スー、ヤッてしまった。」


スーが指示をした場所を向けば、既にサナかディアが先に討伐しているという珍事件が多数多発した。


「……もう、集まって来ないな」


未だ地に伏せたゴブリンは、耳障りな奇声は続いてはいるけどディアが発言したのを切っ掛けに、スー達は2回程周囲を見渡してから『じゃ、コレは必要無いわね』と言い討伐して行った。


「終わったから結界解くね」


「ああ。頼む」


「このゴブリンナイフで耳切り落としてギルドに提示しますので、回収お願いしますアル様。」


「おう。」


以前にもヤーが魔物を討伐し解体という経験があったからこそ、今の俺がゴブリンの耳を切り取るという行為は普通みたく思われるけど……これは


「(これは……凄いありさまだ。森の中とはいえ、大地がほぼゴブリンで緑となっている。何体いるんだ?)」


「アル様。こういう回収・解体をしている時が1番人間にとって弱点となる事を教えたでしょ?だったらサナやスーみたいに素早く回収する!」


キョロキョロしていたのがエンの目に止まり注意を受けた時、俺は素直に『ごめんなさい』と言ったことで、エンから『何事も経験だから』と聞いて俺はホッとした。


帰り道


「何事も経験って言ったけど、チーム名は貴族の名前を入れないで下さいね。そうしないと、私もっと強くツッコミますから。」


満面の笑みで言われて、俺の手は放さなかった。


「あと、今晩も色々とツッコミを入れようと思ってますので♪」


繋いだ手は、放さ無かった。

また、会いましょう

早く起きなければ!というプレッシャーで寝れず

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