アッぽぉ
こんにちは。
頭が痛く遅くなりました
「リサは噂によると過去殺し屋だったのだろ!?ヤーとの戦い見てみたいな。」
『ソレを待っていた!』と僕にグッジョブサインを出したヤーは活きり立つ
「では、外へ行こうか」
「もー。アル様……どうなっても知りませんよ。」
そう言うエンだけど、僕は疲れていたけどワクワクする気持ちは元気にしてくれる。
そんな感じでスーも連れて宿を出た。
さすがは首都、宿の裏手にある馬房はかなりの広さを誇る。そんな場所で、今からリサとヤーが剣術稽古をしようと言うのだ。
「ヤー先輩!いきます」
バサッとスカートの前の一部分を腰までまくり上げる。
見れば、ウチのメイドとは違いスカートが形状がクレープの様になっており、全面から側面にかけて二重になっていた。
『やぁ!』と勢いの良く声を共に走り出したリサは、ヤーめがけて振り落とすが、『よっと』とヤーがリサの利き手を受け止めると力の流れのままにブン投げるのだ。
リサは、空中二回転をして着地すると
「あら?アル様のお腹がなってますね」
「そうね。じゃ、プロークでも呼んで来ようかしら。」
エンとスーの話し合いは僕の耳に届いてはいない。なぜなら、目の前で土煙や馬糞が飛び散りながら二人は打ち合いとなっているのだから。
「このままアル様を守ってて下さい。私は彼を呼んで来ます。」
馬糞が混じった土が飛び散ろうとも、エンが繰り出す魔法障壁のお陰で僕達には何も損害なんて無い。
『ん?』とスーが何処かに行こうとする動きに、僕は目線を動かした。
「大丈夫です。御飯を買いに行くだけですから」
すぐそばのエンが僕の耳元で囁くが未だ目線はスーだ。
スーも僕の目線に気付いたのか、振り返ると過去の出来事を思い出して近寄って来る。
「直ぐ!戻って来ますから。」
そう僕に伝えると、ヒュババッという音と共に上空へ飛んでいった。
そして間も無く
「くっ。さすがはスー先輩。最小限の動きで私の攻撃をさばき続けるとは……ならば!コレはどうかシャドウエッジ。からのぉブラックアッぽぉっ!」
「あ。ほい」
リサが魔法を繰り出そうという時、瞬間移動をしたかの様に隣に移動したかと思ったら『あ。ほい』と言い、みぞおちにパンチがメリ込んだ。
「おう!プローク」
ノリノリのヤーとは違い、無言でお辞儀をする。
更にヤーはノッているのか『プロークもヤろうぜ』という言葉に無言で手の平をヤーに見せつけて"結構です"というアピールをしてからリサを見据える。
「リサ。あなたは買い物に出掛けたハズ。シャル様の注文なさったアップルパイは、アップルが無いとできないというのは知っているでしょう?ならば何故アップルを買っていないのだ?」
プロークというのは長男アラベルの元執事長で、今はシャル三男の執事長となっている。簡単にいうと、見た目初老のくせに肉付きの良く背中曲がって無い強面白髭男性である。
よく見れば、側にはスーもいた。
みぞおちが効果が抜群に効いているのか『はががぁ』と涎を垂らし、地に伏せるリサはとても苦しそうだ。
そんなリサを自身の肩にヒョイと担ぐと
「アル様、ウチのメイドが御世話に成りました。迷惑料として、ここの宿の料金は私から払っておきます。それと、主人が最近元気が無いので会いに来てくれば幸いですし、それ相応の対応をしますので快くお待ちしています。……明日にでも来てくだされば……」
そう言い、ピョンと軽くジャンプをすれば家々の屋根へ掛け上がるプロークはどこかへ行った。
「(なんだろう?早く来てねって言いたいのだけど、なぜそんなにもダンディーな頼み方をするのだろうか。)」
「さてと。スーも帰って来たことだし、宿代も浮いたことだし購入できる食べ物と衣類を買い込みましょうか。それと、ヤーは川で体を洗ってきなさい。……さあ、お待たせですアル様。」
『さてと。』とエンが切り出して、両手で叩き"パンッ"と音を出すと一気に注文する。
それに合わせて僕達は無言で頷いた。
途中『えー!?エンの魔法でクリアかけてくれよぉ』と、ヤーが言ったけど『そんな事より、アル様がお腹をすかせていますので』と言ってヤーの言葉を蹴っていた。
その後、直ぐに
「アル様。今日は豪華よ」
「うん!」
豪華な食事場面ではヤーは居なく、あとから『ヤー、念のためクリアを掛けるね。あと、コレは残り物』そうエンが言ったのは、僕が寝ようとしていた頃合いだった。
また、会いましょう




