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小3転生  作者: ふ~ん
24/52

遊ぼうかのぉ

こんばんは

はぁ。これでベッドでゴロゴロしたり、趣味のアニメの漫画を読むことができるなぁと思っていた矢先


「オンリーストーンの森の方でテントをしましょうか」


「だな。その方がガラスを生成できるし、グリーンスライムも調理しやすいからな。」


未だヤーは、ツボ押し改からの効果が切れず足取りが軽いってのも有るのだけど、少々どころでは無い程にヤル気に満ちているウチのメイド達。


「いやー。グリーンスライムを分断させずに無傷でクリティカルを出せるとは、私もまだまだイケるな。」


「ヤー。ソコの地面を掘り起こしてガラス粒子を小瓶へと整形・消毒して。私とエンで、グリーンスライムを魔法で小瓶に詰めるから。」


テントをそこら辺にポイッと置いて、3人は作業を開始する。では?僕は……


そうだな。とりあえず、地面の大きな石は取り除いてシートを敷いて……


「アル様。テントありがとうございます」


「(……やはり、1人で組み立てなければならないのだな?)」


ヤーの一言で理解した。

そうだ。

今、床の石を取り除いているだけなのに主人である僕が"全てヤッておいてね"とメイドから降られたから、僕は深いタメ息を吐いてしまった。


そんな僕の心境を知らないけど、1人でテントを組み立てる僕に対して『アル様。テントが組み立てたら町を探検しても良いですよ』とエンが言ってくれた瞬間、ヤル気が爆発したのは言うまでも無い。


たとえ、少したるんでいたとしてもパパパパーン!とテントを建ててしまえばコッチのものだ。


「では。私は行くからな」


ああ、そうそう。そんな口調でエンが僕を呼び止める。


「あまり偉そうな口調を使わないで、田舎の子供みたいな話し方で良いですよ。逆に貴族言葉を使っちゃいますと、村長とか絡んで来たら面倒なので。

あと、ギルドと商売をしている建物には入らない事。」


わぁっかってるって。

子供の頃の教えで、田舎に行って"調子ノッたら拐われる"というのを理解しているからな。


エンにカッコ良く『じゃあな』と、マジシャンがコインを転がすかのように、僕は指をヒラヒラしてその場をあとにした。


「(こんな日が来ようとは!?)」


僕の頭にあったのは、あの日の野望が今!出来るのではないだろうか!?という興奮だ。


「……索敵だと。アル様は、私達が見えなくなってから走り出しましたけど?大丈夫かしら。」


ポリポリとこめかみを描いて『じゃ。私が見に行くわ』とスーが立ち上がったけど、そんなの知らない僕は貴族の貴をも匂わせない程に心が高鳴ったのだ。


「(子供!何処かに子供はいないのかっ!?)」


この文面だけだったら、ナマハゲだけど僕は違う。

家の壁なんてもんは、ダンジョンのでこぼこの壁面とは違い、なんて良いコーナーなんだろうか?と思わずインコースを攻めてしまうぜ!


コーナーに次ぐコーナーを攻めた先に、少し開けた場所が見えた。そこには御花畑があって、多数の子供達が遊んでいるのが見てとれた。

中央の大きな木には、ターザンなのかブランコ用のような紐が数本見えていた。


いた。いたぞ!


「フフフ。あーはっはっは」


例え変な目で見られようが、僕の心は一択だ。


そう!


「ドッチボールしようぜ!そして、雌雄を決めようじゃないか。なぁ?そこの頬にばってんキメテいる兄ちゃんよ。」


前世の知識を使用し"コイツ絶対ガキ大将だな"と決め込んで。良き理解書を、言葉巧みに攻め落とすことにした。


僕は知っている。ガキ大将ってヤツは、何がなんでも1番じゃなきゃあ嫌なのは分かっていること。

ならば僕がすることは、ドッチボールのアグレッシブなアクションで"力とは!?"と、思いを過ぎさせる熱い心のエナジーを爆発させるのが必須だろう。


「ハ?……ドッチボール??なんだそれ。」


そして


〈ポチポチッと。スキルドッチボールを作成しました。効果は、前世と同様のボールを作成し出現させます。

レベルでの変化は、アグレッシブに動くたびにエフェクトが発動し爆発力が生まれます。更に熱い叫び声で、テンションが上昇するとヤヴァイ事が起こるかもしれません。〉


ヤヴァイって何だと思った瞬間、この異世界にドッチボールが存在しないという事が理解する。


「そんなことより、俺は今宝探しに夢中なんだよ。」


『ほら。ここを見ろ』と言う頬にばってんしたヤツは、木に刻まれた地図を指差したのだ。

もう、ドッチボールの概念は消えている感じである。


……ほう。なるほどのう。

僕だってもう一応成人した身。ものの考えの切り替えは、早い方が良いってもんよ。


そんなおもいでチラ見した僕は、大人な対応を取ってしまったのは言うまでも無い。

何故なら周囲は僕より年下の子達でたくさんであったし、何より貴族の知識を持ってすれば"その地図は"偽物というヤツなのだ。


「ならば!探しあてないとな。」


そうニヤリと微笑むと


〈ドッチボールは保留ですね。預からせて頂きます。

さて、捜索は既に登録されていますが"取得"でよろしかったでしょうか?〉


心の中で了承すると


〈スキル捜索極を取得しました。尚、御客様の前世でいう捜索は"犬"という記憶が有ると理解しました。改変し商品名は、スキル捜索犬極となります。ありがとうございました。〉


な。は?……はぁ??なんだって?


『お?何か知っいるのか』という、ばってんな男の子にノリノリで対応されるも、僕は戸惑いを隠せない。

出すべきなのか?出さないべきなのか?


この時僕はある一筋の光を見いだした。そう!あのスキル"隠蔽極"である。


「知ってるぜ。探してやるよスキル!捜索。」


そう言い、スキルを発動するとチリンチリンと鈴を付けた小さなパグが出て来た。

特に吠えないで、出て来るシーンはマジで周囲をシーンとさせるものだった。


僕は見た瞬間、思い出す。

そう、あの小3になる前僕は小型犬で目がクリンとなったブルドッグが欲しくて欲しくて……。


「(なるほど。犬の記憶な。……弱そう)」


そう言えばスキちゃん言ってたなと、僕は思考を飛ばさざるえない心情となってしまった。

また、会いましょう。

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