打ち切り
こんばんは
明日、早く起きないと!というプレッシャーに負け、寝れないので書きました
ああ。前世の時いつもテレビを見て、姿形が無いのに声だけは反響して皆を恐怖の渦へと誘う、極悪非道星人の名前はハイパーキングゼットン・ウルトラアルファって言うんだけど……
「(よくもまぁ。何故こんな極悪非道な怪獣に憧れたのだろうか?)」
そうだ。僕は『怪獣』と言ったから、スキル怪獣が発動した。
この怪獣は、通称ワープ星人と言われている。
ワープという枠で区切られているのは、宇宙で起こりうる全ての現象がコノ極悪な怪獣によって引き起こされているからだ。
だから、ビッグバンも引き起こせるし自身がビッグバンのような火の玉を作り出せる。もちろん、ブラックホールなんかはスーイスイと行き来できちゃうし、なんだったら1分前にワープ出来たりする。
そんな超が付くほど最強なのに、テレビの中の主人公が良しなに思っている彼女を騙して拐い。洗脳をしてから脅迫し、主人公の友達(第2の主人公)の魂の変身アイテムを盗りダークパワーを注いだ。
そしたら、なにも知らない第2の主人公がマジ者の主人公を助ける為に変身したら、ハイパーキングゼットンの忠実な下僕になったしまったのだ。
しかも、時間制現無し!
いま思えば
「母ちゃん!なんでハイパーキングゼットンを倒してないのに番組終わっちゃったの?」
「え?……まあ、子供が見てはイケない映像が盛り沢山だったからよ。あとは、不倫問題ね。」
そう。
色々と、ヤヴァかったんだ。
だけどあの頃は
「スッゲー!やっぱハイパーキングゼットン最強だぜ」
とかって、反社会行為まっしぐらだったもんな。
ああ。そうそう……
何も姿が居ないのに、声だけが響いてさ
砂煙が晴れて行った時、衝撃があったであろう地面のくぼみから黒の稲妻がバジッ!と閃光する。
その音は、いさぎよい雷獣グングニルの様な音とは全く違う。
前世で聞き慣れた音で例えるのなら……昆虫が青の電気に吸い寄せられ、感電死する音が妥当だろう。
「あ。どーもー。」
「「「「「……」」」」」
やけに、シーンとなっていた。
まあな。僕は、前世の僕とは違うのだ。
ハイパーキングゼットンの外郭は、ほぼ黒で目は車のウィンカーを彷彿させる光り具合。
あと、ナゼかは理解不能だけど目から膝辺りまでウィンカーがあちこち点在していた。
まあ……コントロールは出来るな。
よし!やってみるか。
「(ほーら。"こんにちは"っと。)」
点滅して文字を浮かび上がらせた。
そして僕は気付いた!
僕は、何をしているのだろう?
僕は成長をしたと言っているのに、無敵怪獣になれたからテンションが上がって少し暴走してしまったようだ。
ならば!
「フハハハ。我輩が相手をしてやろう。かかって来るがイイ……と、思ったかぁ!」
「!!」
勇者の周りに黒点を無数に散りばめさせる。
「この黒点はなぁ。太陽の黒点と同様の温度なのだ。」
そう。この怪獣、"女の子を洗脳する"という事は"身長はさほど大きく無い"のだ。
更に騙せるので、普通の怪獣の大きさも出来るし人間の姿にも成れたりする。
この怪獣を知る上で、普通に宇宙の勉強にもなった。
「ぐぅ。あっ暑い。肺が焼けそうだ……」
ああ。焼けること、間違いなし。
と思っていた時だ。勇者が鞄に手を入れ小瓶を取り出すと地面に叩きつけた。
「あ。勇者が逃げますよアル様。」
「ああ。イイのイイの。とりあえず僕は、ボスを倒してお金を稼げばそれでイイの。」
青い魔法陣の上に3人が乗ったかと思ったら、ヒュンという呆気ない音がなって消えた。
「さてと。さぁ!ボスの部屋へ行きますか。」
『さてと』と言って両手をパンと叩くと、無数に浮いていた黒点がシャボン玉が割れるように静かに消えて無くなる。
スタスタと歩いてボス部屋のドア前まで行き、ドアノブに手を掛けた
「アル様?説明お願いします。」
そうだな。コレだよな。
話さねば、なるまいか。
「このハイパーキングゼットンはな、こう見えて家族が普通にいて最強最悪怪獣と呼ばれているけども、元を正せば誰が悪いとか誰が悪だとか関係無いのだよ!」
「はい。で?……いつになったらアル様の姿に戻るのでしょうか?」
そうだねぇ。
「わかんないねぇ。」
「そうですか。ソコのダンジョンボスをクリアしますと自動的に外……つまり出入口に飛びますので、確実に化け物扱いされますのでボス部屋に入る前に元の姿に戻られる事をオススメします。」
「おう。」
「あと、その跳ね返ってくる気持ち悪い声は何なのでしょうか?とても耳障りなのですが。」
だよねぇ。
知ってる。
また、会いましょう
だから、明日は早く起きて帰ってきたら絶対眠いので期待しないでくださいね。




