忍術 改
こんばんわ。
当初通り、24時間~48時間以内に書く事にします。
無理はやめます。
「やけに汗臭いな」
そう言ったのはヤー。
ヤーは、自身の大剣の微調整をしていてギルドの鍛治場に入ってきたエンに言うのだった。
「別に。」
少し恥じらうような仕草をとるエンに、スーやヤーは"何かアッたのか!?"と異常な程に驚く。
「そっ。そうか。うん。280年生きても、そういう気持ちは分からんでも無い。」
「そうだなっ。だが!今はアル様とダンジョンへ行く予定なのだから、そういう恋沙汰はきっちりケジメをつけておけよ。」
上からヤー、スーが話した。
「ち!違う。これは、アル様が……」
エンは話そうとしたのだが、今さっきしでかした自身の様子を2人に話すのが恥ずかしくてたまらなかった。
なので、『アル様が』と言ったあとはゴニョゴニョと、もじもじして口をすぼめた。
「あー。アル様は今フリーの身だから、アルベルト様も自由奔放主義だから貴族じゃない限りヤッても良いと思いますよ。あなぁに、エンと何年付き合ったと思っているんですか!」
スーが、グッジョブサインをエンに向けると『違うから!』と強く否定を押し退けるように
「さ、月影のダンジョンに行きましょうか」
スーが発現したのち、ビクッとヤーが異様に感付いた動きを見せ真顔になるも他者の顔を見ずギルドの外へ出るのだった。
「お?月影のダンジョンというのは、洞窟では無く古代の遺物であったか。」
「はい。森に少し出ている塔がダンジョンとなっています。地上は8階ですが、地下は30階となっていて色々な収穫物をゲットできるのです。」
町を背に、目の前の森を突き進んで行くと古びた建物が見えて来きた。
それと共に、建物の周りには出店があったり他の冒険者の出入りが目立つ。
ダンジョンの出入り口付近には、詰所のような建物があって建物はサンシャイン家の紋章があるから必然と公爵家の私物なのだろう。
「はじめまして。僕はアル・フォン・デカカッタナ。このダンジョンを初めて使わして頂く。どうかよろしくお願いします、とお伝え下さい。」
そう思った瞬間、僕はダンジョンに入る際に貴族礼儀の御挨拶を守っている彼等に挨拶をする。
「どう見たって、そこら辺の雇われ冒険者ですよ。言っても分かりませんって。さぁ、おしゃべりは終わって入りますよ。」
先導してくれるスーはなんとも頼もしい。
というか、いつコイツ達は着替えをしたのだろうか?
少し先に出て陣取るのはヤー。僕を守り、前から来る敵を屠る役目。
僕の直ぐ目の前にはスー。僕を守り、ヤーをも守りながら助けながら複数の敵を屠る。
僕の後ろにいるのはエン。周囲の敵の索敵と、後方支援がメイン。後方から来る敵には容赦のない魔法を浴びせる予定。
そんな三人は、メイド服をやめてズボンを履いていらっしゃる。
が、しかし!上半身はメイド服なのだ。
「なあ。何故上だけ、メイドなのだ?」
「女の子の服には色々と秘密があるのです。服とスカートを切り離せるメイド服もあるのですよ。」
「まあ、そもそもメイドってのが貴族の趣向に基づいているのが多いから注文に応じてミニになったりするんですよ……デカカッタナ家の専門家がみれば、このメイド服を見れば貴族のゆかりのある者と勘違いするでしょうげど。」
「アル様。カラン様みたいな性癖は発動しないで下さいね。」
3人の話を聞いていた時、スーのお尻を見ながら僕の頭の中は"よく前世で誰かれ構わず忍術を発動したものだ"も思い考えていた。
今となっては、貴族ルール的に"忍術"を発動してしまうと色々と面倒事が確実におきてしまう。
なんだったら今だと、確実に責任を取る形となってしまうだろう。
そう考えていた時だ
〈私が、いらっしゃいました。ども、意識を読みとり閃きました。……整えます。スキル・創造を使用しスキル忍術を創造しました。
忍術をツボ押しと統合しました。
新しい商品となりました。名を、ツボ押し改となりました。
追加効果は、女子のお尻に指を突き刺す事で3時間動きを封じます。
これは、前世のことわざの1つである"3年殺し"から来ています。ありがとうございました。〉
「……」
「あっ。アル様どうしましたか?急に止まられて。」
え?いやいやイヤイヤ。
えっ!?
「(落ち着け。まあ、刺さねば良いだけだ。)」
僕の頭の中は、いっぱいいっぱいである。
だけど、僕の外は待ってはくれない。
「お?さっそく来たぞ」
「この匂いはゴブリンだな」
ヤーが言った後スーが言い、続けてスーが『行きますよアル様。必要ならブラックアローを打って』というのが投げ掛けられた時、不覚にも僕はテンパってて"ブラックアロー"という言葉しか聞き取れなかったんだ。
だから唱えたんだ。
だけど
ヒュゴッと繰り出された僕のブラックアロー改は、スーやヤーを避けゴブリンをかすめ取って行った光景に僕は
何かを重ねた
「僕と……身長が同じじゃん。」
瞬間、僕のスキルは途絶えた。
しかし、ダンジョンは止まらない。
「……。ゴブリンメイジ共が来た。エンはアル様を守って攻撃魔法支援!ヤー!」
「ヤッてる!今、ボブゴブリンをもう直ぐ落とすから様子見して落ち着くからスー!」
「ええ!私は後方の攻撃を……」
振り替えると既に横たわるボブゴブリンとメイジゴブリンがいた。
ハ?となるスーに、少し恥ずかしそうに『もうヤッておいたから』とエンは恥ずかしそうに、ハニかむ。
エンはステータスを確認をしたけど、数値が3倍となっていた所でピンッと気付けなかった。しかし、いつもの魔法を発動して気付いてしまったのだ。
防御をするホブゴブリンの腕をもぎ取り・吹き飛ばし容赦の無い、今発動した自分の魔法に嬉しさを覚えてしまった。
まるで、初めて魔法が発動したような感覚に陥ってしまったのだ。
ありがとう、ございました。




