■■■応募規定■■■
応募規定
■人間以外(人工知能等)の応募作品も受付けます。ただしその場合は、連絡可能な保護者、もしくは代理人を立ててください。審査の過程において、人工知能はどのように創作に用いたのかを説明して頂く場合があります。
------
間違いなく素晴らしい作品だった。始めはよくある話と高をくくって読んでいたが、最後の一行で、一気にどんでん返し。多くの作品に目を通している私でさえも完全に騙されてしまった。何よりも驚いたのは、執筆者の欄に「人工知能」と書いてあったことだ。将棋の世界では人工知能が人間と接戦を繰り広げているという話を聞いたことがあるが、小説までも人工知能が書く時代となったのか。それとも校閲に使っただけか?
これは、どのように創作に用いたのかを質問する必要があるな。
後日、執筆者からメールが届いた。
「多数の作品の中から、最終的にどれを応募するのかを決めるのに使いました。やはり好みは人それぞれですからね」
なーんだ。選んだだけか。
星新一文学賞のパロディです