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底辺リベンジ  作者: 結城 晃
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最低クラス

この世界には様々な学校がある

全日制普通高校

名門的な天才高校

スポーツに力を入れる高校

工業や農業に力を入れる技術高校

監視されてるような全寮制高校など

多々のジャンルの学校が存在する


ここ桜丘学園は日本でも上位に入る名門校で、監視制度が設けられて全寮制学園である

そして何よりこの学園は実力による成績で色々と決まってしまう学校なのである


「成績判定はギリギリ7組ですね。残念ですが君は今日から桜丘学園の2年7組の生徒です」

学校教員がそう言った。

「ありがとうございました。失礼しました」少年は教室を出て帰宅した。

「あの名門『天王寺高校』からの転校と聞いてたのですが、少しがっかりな成績ですね理事長」

「…」理事長は無言で頷いて何か疑問に思っていた。


次の日

大和は桜丘学園の前に立ち、校内に足を踏み入れた。

「これで今日から俺も桜丘生やな」

周りの人は大和に注目する

「あれ誰だろう?」

「何あのイケメン」

特に女子からの目線が多く、男子からは少し冷たい目で見られるようであった

大和は職員室に行き先生を呼び出した

「私は担任の白金だ」

「今日からお世話になります神崎大和です」

「これから卒業までよろしく。んでまず始めにこの学校の規則、ルールの説明しとくよ。よう聞いといてや」

「はい」

「この学校は全寮制度やから外出は基本的に禁止になる。やけどこの学園には設備は整ってるから外出を必要としない生徒が大半だ。無断外出がバレた場合は罰則があること。この学校には実力制度というものがある、テストの成績、部活動の成績、行事の成績などを見られている。そしてこの学校はポイント制度がある。そのポイントはこの学園内でしか使えないポイント。もちろんそれを現金に変えることもできる。1円100ptで購入できるようにはなっている。外出する際はポイントを支払わなければならない。1日外出だと10000pt。そしてこれが君の端末だ。この端末には学校のルール、設備、pt残高あとはクラスの子と交友などに使いたまえ。」

「ありがとうございます」

「こちらを開け、これは君への初期ポイントをプレゼントしてある。初期ポイントは150000ptだけどクラスボーナスダウンで100000ptを貰い50000ptだ。」

「どういうことですか?」

「まだ説明不足だったな。この学校には個人成績ともう一つクラス成績がある。クラス成績はテストの平均点や総合順位、行事の団体点数などでランクが決まる。最高Sランク、最低Gランクになる。Gランクは1番くらいの高い数字を0にする。つまりは15万でも10万は0になるということ。」

「なるほど了解しました」

「えらくすんなりと聞き入れるんだな」

「だってこのくらいのハンデがないと楽しめないでしょ」

大和はそのままホームルーム教室へと歩いて行った。

「今のはなんだったのだ?」白金は疑問に思いながら教室に向かう。

「転校生を紹介します」

大和は教室に入っていった。

「どうも天王寺高校から転校してきた神崎大和です。趣味は特にありません。みんなとより早く仲良くなれるように頑張るのでみんなも声をかけてきてください」

「あれって今朝の子じゃない?」

「あーホントだ。あんなイケメンが来てラッキー」

ホームルームが終わり今日のスケジュールは終わった。

そして大和は寮へと案内された。

「ここが俺の部屋か。」

入ると1人少年がいた。

「君は転校生だね。確か名前は神崎くんだっけ?」

「君は付けなくていいよ。えっとー君は利根川俊君だったかな?」

「そうそう、よく覚えててくれたね。君も僕のことは君を付けなくていいよ。簡単に俊って呼んでよ、俺は大和って呼ぶからさ。」

「おう」

寮でのルームメイトへの挨拶は終わった。

「一つ聞きたいことがあるんだけど、7組ってそんなに成績悪いのかな?」大和は疑問に思ったことを聞いてみた。

「それもある。けど他にはまだクラスメイトはいたんだ。でも退学してしまったよ。いろんな事件があって何人かね」

「そうなんだね、色々あるんだね。それにしても不可解だな何人もが事件で退学って。」

「確かにそうだね。俺らは詳しくは知らないけど、問題を起こすとクラス全体にも影響を及ぼすからね、気をつけてね」

「おう」


一方その頃別の場所で

「今日も異常はないか?」ある男は言った

「いいえこちら側は特にはありません」

「2-7に転入生が来たそうです。名前は神崎大和。」

「そいつには何か変わった情報はないか?」

「特にはありません」

「よし、いいだろう。あっちの件についてはどうなった?」

「ぬかりありません。もう時期計画を実行できるかと。」

「でかしたぞ。この学園はもう時期俺の支配下になる。お前の時代は終わりだ」男はナイフを取り出し壁にある写真に投げさした


次の日

大和は起きて校庭を歩いていると

「あれって昨日の子?あの子2-7らしいよ」

「まじ?ありえない」

大和を見て軽蔑するようになっていた。

「2-7ってのはこれほどまでに軽蔑されるのか?」

その日のスケジュールが終わりホームルーム

「はい、えーもう時期テストの期間になりました。テスト勉強に励むように。解散」

解散の一言でみんなは外に出て行く。

「よし今日は何して遊ぶ?」

生徒達はテスト勉強をせずに遊ぼうとしていた。

大和は部屋に戻った。

「なぁー俊、みんな勉強しなくていいのか?最底辺ランクでなのにいいのか?」

「いいんだよこれで、やってもできないからこそ、時間の無駄なんだよ」俊は諦めるように言った

ご覧ありがとうございます

次作も作成いたしますので、ご期待お願い申し上げます

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