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魔力障害者の成り上がり  作者: クロンシュン
1/1

記憶ってどこで買えますか?

いつから記憶がなかっただろうか。もう俺にはわからない。

いつから落ちこぼれになっていたんだろう。

いつから俺は生きたくないと願うようになったのだろう。

「はぁ、、、何で俺って生きているんだっけ?」

無職、20歳、恋人なし、友達もいない。そして、1番の問題は

「魔力障害者か、、」

そう、俺は魔力障害者。この世界では当たり前に皆んなが持っている魔力。それが俺にはほとんどない。

この世界は魔力が全て。魔力がなければ仕事もなければ、人に相手にもされない。

魔力がないと知られただけでも友達が離れていく世界。

だからこの世界で魔力が極端に少ない人は魔力障害者と呼ばれている。

「きっついよな、黙っていたらバレた時大変だし、かと言って魔力障害者と言ったら全て門前払い」

「この世界、キツすぎないか?」


そう、この世界は魔力障害者にとってキツすぎる。なのに何で俺はまだ生きて、足掻こうとしているのか。

それは、そう、たぶん俺の知らない記憶の中にある。

なぜか、誰かが支えてくれてた気がする。何も覚えてないのに。

なぜか、俺は諦めれない。普通に幸せに生きることを。

今まですごい酷いことにあったのに。

「まあ、それすら覚えてないけどね」


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