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東方夢喰録 〜 Have a sweet nightmare!! 〜  作者: ODA兵士長
東方夢喰録
15/52

第15話 会合 –– カイゴウ ––







「それからは紫の家で過ごして、高校に上がるときに一人暮らしを始めたわ」

「八雲紫は貴女の母親代わり、霧雨魔理沙は貴女の心の支えだったのね」

「……なんか、認めたくないけど……まあ、そうなるわね」

「そして貴女は、随分と素直じゃなくなったわね」

「そうかもね」

「でも私は、そんな素直じゃない貴女も好きよ?」

「うるさい」

「照れちゃって」

「照れてない!」

「そうやってムキになるところが可愛いのよ」

「ぐぬぬ……」

「……はい、これでどう?少しは解れたんじゃない?」


咲夜はそう言って私の側から少し離れる。

私は立ち上がり、体の動きを確認した。


「……そうね、確かに軽くなった気がする」


身体が軽くなったのも確かだが、心も軽くなった気がした。


「それなら良かったわ」

「ええ、ありがとう」

「あら、素直じゃない」

「昔を思い出したから……かしらね」

「ふふっ」


咲夜は部屋の扉を開けた。


「それじゃあ私は仕事に戻るわ。何かあったら、すぐに呼んでくれて構わないから」

「ええ」


部屋の扉は閉められた。






「そういえば……紫には結構お世話になったわね」


もしかしたら私は、昔のことを思い出さないようにしていたのかもしれない。

もう10年以上前の事だ。忘れてしまっていてもおかしくはないのだが……自分でも不思議なほど覚えていた。

それほど私の記憶に、鮮明に刻まれていたのだろう。

なのにも関わらず、ついこの間までは、まるで忘れてしまっていたようだった。

ただ単純に、自分には両親が居ないという事実だけがあるといった生活だった。

自分でも、今私が何を言っているのか、よくわかっていないが……

紫への恩を、今更になって思い出したような……そんな気がする。

もちろん、魔理沙に対しても同様に。
















少し時間が経った。

私はウトウトしていたみたいだ。

部屋には私以外に、1人の少女がいた。


「……妖夢?」

「うぉっ!?」

「変な驚き方ね」

「しし、仕方ないでしょ!寝てると思ってたんだから!」

「まあ、寝ていたわ」

「もしかして起こしちゃった……?」

「そうだけど、別に構わないわよ」

「そう?ならいいけど……」


私の目の前には、何故か魂魄妖夢がいた。


「それにしても、あんたがここに来るなんて……何の用かしら?」

「え?咲夜から聞いてないの?」

「どういうこと?」

「んーと……霊夢には言ってもいいんだよね?」

「それを私に聞くのは間違ってると思うけど」

「うーん、まあいいか」

「いいと思うわ、私だし。それで何の用よ?」

「私もよく分からないけど、今日はここに、ユメクイ達が集まるんだって。咲夜からそう連絡があったわ」

「ユメクイ達が……?それは、"ユメクイを喰らうユメクイ"達ということでいいのかしら?」


そのとき突然、病室の扉が開いた。


「ああ、そうだよ。そういう種類のユメクイが集まるのさ」

「……貴女は?」


そこには長い白髪で私よりも少し幼い印象の少女がいた。


「私は藤原妹紅。そっちの名前は?」

「博麗霊夢よ」

「こ、魂魄妖夢です」


妹紅が私を見る。


「ああ!お前が博麗霊夢か。話は聞いてるよ」

「そう」

「だが……魂魄妖夢?だっけ?聞いたことないな」

「私は、その……ついこの間仲間になったばかりだから……」

「ああ!そういうことか!なるほどなるほど、よろしくね。そういや今回の目的の1つはそれだったね」

「それ……とは?」

「新しく入った2人を含めての親睦会さ。勘違いで殺されちゃ、堪らないからね」


妹紅はニカッと笑みを浮かべた。


「まあ、私は死なないんだけど」

「え……?」

「とにかく、そういうことだ」

「そっか……?」


なんだか納得いかない様子の妖夢。

やはりユメクイには、独特の自尊心があるのかしら?

そんなことを思っていると、再び扉が開く。


「お邪魔するわよ、霊夢」

「こんにちは〜」


アリスとルーミアが入ってきた。


「あら、妹紅じゃない。久しぶりね」

「アリスか。確かに暫く会ってなかったな」

「元気にしてたの?」

「ああ、変わらないよ。それで、その子はもしかして…………?」

「ええ、新しく仲間になったルーミアよ」

「え、あ、なんだそっちか……」

「そっち?」

「いやいや、同じ金髪だから…………そんなことより、ルーミアか。よろしくな。私は藤原妹紅(ふじわらのもこう)だ」

「うん、よろしくね」


アリスが妖夢を見た。


「初めましてよね?貴女がもう1人の新しい仲間かしら?」

「そうです。魂魄妖夢と言います」

「妖夢ね。私はアリス・マーガトロイド。こっちは貴女と同じ新入りのルーミアよ」


私は1つ気になり、アリスに問う。


「そういえばアリス。貴女、随分とルーミアと仲がいいみたいだけど……あんなに顔が青くなるほどだったのに、どうして?」

「あー、私は咲夜と違って、ルーミアを恨んでいたわけでも、レミリアに思い入れがあったわけでもないからかしらね?自分でも不思議なくらい、あの一件の後はルーミアに思うことはなくなったわ」

「ふーん。そういうものかしら」

「どうやらそういうものらしいわ」

「私はお節介を焼かれて、いい迷惑だよ」


ルーミアが私たちの会話に口を挟む。


「だって貴女、本当に面倒くさがりだから、色々心配なのよ」

「それが面倒くさいんだよ」

「なんか、私にも分かる気がするな」


次は妹紅が口を挟んだ。


「私も、ちょっとした知り合いに、よく口出されてるんだ……まあ嫌ではないけど、ちょっと鬱陶しくもなる」

「そうそう。鬱陶しいよね」

「そこだけ肯定されるのは、些か不本意だけどな」

「えー、大事なのはそこでしょ。寧ろ、そこ以外聞いてなかったよ。大事なことだけでもいいから聞いてくれって、慧音先生にも言われてるし」

「……慧音先生?もしかして上白沢慧音のことか?」

「あれ、先生のこと知ってるの?」

「知ってるも何も、私に口出すその知り合いこそが、慧音のことだぞ」

「そーなのかー」


ルーミアは手を横に伸ばした。


「そうか、ルーミアは慧音の教え子なのか……なあルーミア、何か慧音の弱みとか知らないか?」

「そんなの知らないよ」

「んー、それは残念だ」


ポリポリと、頭を書きながら苦笑いをする妹紅。





「そういえばなんだけど」

「ん?どうしたの、霊夢?」


アリスが顔を向けた。

それにつられるように、全員が霊夢を見た。


「いや……あんたたちの仲間って、他に何人いるのかなって……」

「ああ、ここに居ないのは咲夜と……もう1人、最も古参のユメクイがいるわね」

「最も古参……?」


まるでタイミングを図っていたかのように、病院の扉が開かれた。


「噂をすれば、なんとやら……ってやつかしらね」


アリスが笑みを浮かべて言った。


「な、なんでそんなに注目されてるの……?」


不可解な表情を浮かべる、明るい紫色の長髪に特徴的なウサ耳を付けた少女がいた。


……そんな耳付けてれば嫌でも注目されそうだけど。


「久しぶりね、鈴仙」

「そうね、半年振りくらい?」

「もうそんなになるかしら」

「……全員、集まったようね」


不意に扉から声がした。

開けられたままだった扉から、咲夜を引き連れた永琳が入ってくる。


「お久しぶりです、師匠」

「貴女は月に1回しか顔を見せてくれないものね、優曇華」

「あはは……」

「とにかく、集まったようなら話を始めるわ」


そう言う永琳の後ろで、咲夜が扉を閉めた。

カチャ……と鍵のかかる音がする。


「始めるのはいいけど、どうしてここなのよ?」


私は疑問に思っていたことを、永琳にぶつけた。


「ここは病室の中では1番奥で、さらに奥は病院の関係者しか行かない場所だから、あまり人が通らないのよ。隣も空き部屋だしね。それに、貴女にも関係するでしょ?」

「まあ、そうね」

「では、始めましょうか。とりあえず、新しく入った者のためにも改めて自己紹介をしましょうか。それといつも通り、前回の報告以降に討伐したユメクイの数も教えて貰うわ。優曇華からでいいかしら?」

「わ、私ですか?」

「貴女が1番古参だし」

「まあ……そうですね。分かりました」


少女は少し嫌そうだったが、永琳に言われると断れないのだろうか?

そのまま了承し、自己紹介を始めた。


「私の名前は鈴仙(れいせん)優曇華院(うどんげいん)・イナバ。"波長を操る程度の能力"を持っています。討伐数は12です」

「12!?そ、それって何ヶ月で、ですか……?」


妖夢が驚きの声を上げた。

永琳が答える。


「本来は、だいたい月に1回、個別に報告してもらうのだけど……今回はまだ誰も、1ヶ月は経ってないわね」

「い、1ヶ月足らずで12…………?」


妖夢は、驚愕している表情のお手本といった顔をしている。


「次は私か。私の名前は藤原妹紅。"老いることも死ぬこともない程度の能力"を持ってるよ。私の討伐数は10だな」


妖夢はもう、言葉に出来ていないようだった。


「じゃあ私ね。私はアリス・マーガトロイド。"魔法を使う程度の能力"と、"人形を操る程度の能力"を持っているわ。討伐数は7よ」

「アリスさんも、綺麗な顔して、結構殺してるんですね……」

「あら、それは私よりも咲夜に言った方が良いかもよ?」

「あ、咲夜なら驚きません」

「それは一体どういう意味かしらね?」

「え、えっと……」


ジッと見る咲夜の視線に耐えられず、妖夢は目を逸らした。


「まあ良いわ。私の名前は十六夜咲夜。"時を操る程度の能力"を持っているわ。討伐数は22よ」

「22!?」


妖夢が目を見開いていた。

咲夜はクスクス笑っている。


「あら、私なら驚かないんじゃなかったの?」

「げ、限度があるよ!!」

「そう?別に多くないわよ」

「いや、さすがに私でも多いと思うわ」


鈴仙が口を挟む。


「咲夜はユメクイを逃がさないからね。夢に巻き込まれれば、ほぼ100%、殺すことができる。どんなに逃げ足が速くても、それこそ時間を止めてしまえば、絶対に捕まえられるわ。本当に、対ユメクイ向きの能力よね」

「普通なら、月に20回程度巻き込まれたとしても、ユメクイを見つけられないこととかを考えれば、その5割程度殺せれば上出来なんだけどな。咲夜は異常だよ」


妹紅も、鈴仙に続けて言う。


「咲夜ってすごいのね」

「あら霊夢。見直したかしら?」

「別に。もともと強いとは思ってたわよ」

「嬉しいこと言ってくれるじゃない。でも、討伐数と強さは比例しないのよ」

「どういうこと?」

「私には、どうしても勝てないユメクイがいるの」

「え?」


咲夜は睨みつけていた。


「まあ、私は"負けない"からね」


咲夜の視線の先で、妹紅が笑っている。


「本当に、いくら殺しても死なないんだから。それに貴女の炎も厄介だし」


咲夜は肩を竦めていた。


「え、あんたら戦ってるの?」

「もちろん、本気じゃないわよ。ただ手合わせしてるだけ。他のユメクイに負けない為にもトレーニングしてるのよ」

「咲夜は本気で私を殺しに来るけどな」

「いいじゃない、あなた死なないんだから」

「まあ、そうだけど。ダメージはあるんだぞ?」

「雑談はそれくらいにしなさい」


永琳が2人の会話を中断させる。


「とりあえず、元からのメンバーの紹介終わったわね。新入りさんたちも同じようにお願いできるかしら?」


永琳が妖夢とルーミアを見て言う。


「はい。えっと、私は魂魄妖夢と言います。能力は……"剣術を扱う程度の能力"、かな?まだユメクイになって1ヶ月も経たないので、把握しきれてないです。あ、もちろん討伐数は0です」


妖夢はオドオドしながらも、なんとか話していた。


「ほら、ルーミア。貴女の番よ?」

「えー、面倒くさい」

「そんなこと言わないの」

「んー、仕方ないなぁ……」


ルーミアは頭を掻いていた。

心底面倒くさそうにしていた。


「私はルーミア。"闇を操る程度の能力"を持ってるよ。ちなみに討伐数は1」

「え!?ル、ルーミアもユメクイを殺したことあるの……?」

「アリスと2人でだったけどねー。とどめは私だけど」

「もしかして、0って、私と霊夢だけ?」

「ちょっと、私は人間よ?」

「そ、それじゃあ私だけになるじゃない!」

「仕方ないでしょ、本当のことだし」

「う……」

「そういえば、霊夢は撒き夢だったか?」


妹紅が突然尋ねてきた。


「ええ、そうよ」

「霊夢も大変だよね。さっさとユメクイになっちゃえばいいのに」

「簡単に言ってくれるわね、ルーミア」

「だって、人間のまま夢に巻き込まれるなんて、面倒くさいじゃん」

「あんたは本当に、それしか言わないわね」


私は呆れた。

ルーミアは極度の、本当に極度の面倒くさがりだ。


「でも、撒き夢なんて辛いわよね?」

「まあ、気持ちの良いものではないことは確かよね」

「その程度の事として言えるなんて……すごい人間ね、霊夢は」

「ありがとう」


何故か鈴仙が撒き夢の私を慰めるように褒めていた。


「実は私、元撒き夢なの」

「え……?」



––––前例が少なすぎて、確かなことは言えないけど。



咲夜が以前、そんなことを言っていた。

この鈴仙・優曇華院・イナバこそが、撒き夢の"前例"だったのだ。


「私は撒き夢のままでいるなんて考えられなかったから、すぐにユメクイになっちゃったけど」

「そう……」


やはり、ユメクイになるしかないのか……

私はそう思い、少し気を落とした。


「さて、じゃあそろそろ本題に入っても良いかしら?」


突然、永琳が切り出した。

全員永琳を見つめる。

永琳の表情は酷く冷たいものだった。


「今日、貴女たちに集まってもらったのは親睦を深める意味もあったけど、それは本題ではないわ」


永琳は淡々とした口調で述べる。

私たちは全員、なんだか嫌な鼓動の速さを感じていた。


「今日集まってもらったのは他でもない。犯人探しよ」

「……犯人探し?」


妹紅が尋ねる。

私も意味が分からなかったので、永琳がどう答えるのかに集中していた。

私以外も、おそらくその様子だ。


永琳が口を開く。


「––––この中に裏切り者がいるわ」


私たち全員に緊張が走った。













*キャラ設定(追記あり)


○博麗霊夢

「私は勘で動いただけよ」


17歳になる程度の年齢。

他人に無関心なところもあるが、人との関わりを避けているわけではない。

楽しいことも美味しいものも普通に好き。

勘が鋭く、自分でも驚くほどの的中率を誇る。




○十六夜咲夜

「まあ、1番早いのは、私がユメクイを殺すことでしょうね」


19歳になる程度の年齢。

冷静沈着、才色兼備………を装っている。

実力、容姿共に十分だが、自意識過剰。

しかし結構他人想いで、世話焼きな面もある。

また家事全般を余裕でこなせる為、嫁にしたい女子No. 1である。(作者調べ)


【能力 : 時を操る程度の能力】

時間を加速、減速、停止させることができる能力。

巻き戻すことや、なかったことにする事はできない。


武器としてナイフを具現化させる。

その数に制限はない。




○八意永琳

「また、やり直しましょう。私にはそれを手伝い、見届ける責任がある」


37歳になる程度の年齢。

若くして名声を獲得した医師。

色んな薬を作っている(らしい)。

彼女の人柄に惹かれて病院を訪れる者も多い。




○魂魄妖夢

「私、もう迷わないよ」


17歳になる程度の年齢。

真面目で義理堅い。

ただ、自分に自信がなく、他人に流されやすいTHE日本人気質。

……に見えるが、実は意思がしっかりしている……ようでしてない。


【能力 : 剣術を扱う程度の能力】

具現化した二本の刀を自由自在に操ることができる能力。

だが、いつも長い方しか使ってない。


武器として二本の刀と半霊を具現化させる。

半霊は実体を持たせることも持たせないことも可能。

また、妖夢と同じ姿になら変身することができ、妖夢の声を半霊の口から出すこともできる。

つまり、同時に喋ることは出来ないが、半霊だけが喋ることは可能。




○アリス・マーガトロイド

「私はもう、目の前で人を死なせない」


20歳になる程度の年齢。

人形のような美しさを持つ美女。

冷静であることを心がけているが、予想外の出来事には若干弱い。

しかし、その予想外の出来事を楽しむことができる。

また、かなりの世話焼きで、子供が大好き。

子供を愛でるのは、人形を愛でるのと同じよう感覚……らしい。


【能力 : 魔法を扱う程度の能力】

主に支援・回復系魔法を使う。


【能力 : 人形を扱う程度の能力】

具現化した人形を武器として用いる。

その人形はまるで生きているかのように行動する。

爆弾を内蔵しているものや、武器を所持しているものなど用途により種類は様々。



○ルーミア

「……はぁ、わかったよ。断る方が面倒くさそうだし」


9歳になる程度の年齢。

極度の……本ッ当に、極度の面倒くさがり。

ただ、楽しい事や面白い事は普通に好き。

突拍子も無いことを言ったり考えたりするが、実は全て計算されている……かもしれない。


【能力 : 闇を操る程度の能力】

自らの周囲に闇を展開する。

その闇の中では相手も自分も視界を奪われる。

ただ、闇の中に何らかの方法で光が生まれると違和感を感じるようだ。


武器として闇を具現化させる。



○藤原妹紅

「私はその程度じゃ死ねないんだよ」


16歳になる程度の年齢。

強気で男勝りな性格の少女。

その口調は、魔理沙とは違い自然に出している。

しかし、ちゃんと女の子である。


【能力 : 老いることも死ぬこともない程度の能力】

不死身の肉体(のようなもの)を持ち、"死"に相当するダメージを負うと肉体が再構築され、完全復活する。

魂を消滅させられない限り、負けはない。


武器として炎を出現させる。

出現させた炎に限り、自在に操ることが可能。

(何かに燃え移った炎などは、操ることができない)



○鈴仙・優曇華院・イナバ

「ひ、酷いです師匠!私が師匠を裏切るわけありません!!」


18歳になる程度の年齢。

永琳を師匠と慕う少女。

真面目で陽気な性格。

本来は臆病者だがユメクイ化の影響で少し強気になった。

人は力を手に入れると変わるのである()


【能力 : 波長を操る程度の能力】

光や音の波長を操ることで幻覚や幻聴を起こす。

相手の五感に干渉できる。


武器として弾丸を発射することができる。

自らの手で拳銃のような形を作り、発射する。

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