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後輩/先輩/勘違い

作者: 伊東 光

後輩「おはようございます」


先輩「あぁ、お前が例の新入社員か」


後輩「○○○と申します、よろしくお願いします」


先輩「そんなに硬くなるなよ、リラックスしていこうぜ」


後輩「はい!」


先輩(ヤレヤレ、先が思いやられるな)


先輩「ところで、今までセ○○スした経験はあるのか」


後輩「そんないきなり。でもすいません、まだないんです」


先輩「まぁ、新入社員なんてそんなもんだ」


後輩「部長からは、先輩にセ○○スのテクニックを教えてもらえと言われました」


先輩「セ○○スのテクなら、部長は社内ナンバーワンだぞ」


後輩「えぇ!そうなんですか!!」


先輩「オレも一度、部長についていったことがあるんだけどな・・・」


後輩「はい」


先輩「あれはすごかったな。女の部屋にサッと上がりこんだと思ったらよ」


後輩「ふんふん、それで?」


先輩「その女をものの数分で口説いちまってよ」


後輩「それから、それから?」


先輩「セ○○スをはじめてから数十秒でことを済ましちまった」


後輩「早っ!!」


先輩「見てるこっちが興奮したよ。オレも早くセ○○スの腕を磨きたいと思ったね」


後輩「すごいなぁ、僕もこれからがんばります」


先輩「いいぞ。がんばれよ」


後輩「はい。先輩、ご指導よろしくお願いします」


先輩「じゃあ、さっそく教えるぞ。メモの準備はいいか?」


後輩「はい」


先輩「出来るセ○○スマンは、舌がスゴイ」


後輩「舌ですか」


先輩「その通り。それで女をその気にさせるんだ」


後輩「僕、口下手だからなぁ」


先輩「安心しろ、お前はなかなかのイケメンだ。何とかなる」


後輩「そうですかねぇ」


先輩「次にアピールをしろ。特に効き目と持久力のことをな」


後輩「なるほど」


先輩「長く使えて喜ばない女はいないからな」


後輩「安全面では?」


先輩「それも重要だな。口に含んでも大丈夫なことは伝えとけ」


後輩「さすが先輩ですねぇ」


先輩「最後のアドバイスは、どんどんと突いていくことだ」


後輩「突く?」


先輩「相手が迷ったら買わせたも同然。相手に強気でいけってことだよ」


後輩「先輩のおかげでセ○○スのことが良くわかりました」


先輩「お前も我が社の「化粧水」のセールスを成功させろよ」


後輩「はい!セールス、がんばります」



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― 新着の感想 ―
[一言]  たまにはこういうのを書きたくなる気持ちはよくわかる。先輩と後輩との掛け合いが笑えるね。もちろん私もセールスと思って読んでました。
2009/08/24 13:58 退会済み
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