表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

ある春の日のこと。

日本の野原にある、小さな木の枝についていたカマキリの卵がかえり、幼虫が生まれました。


カマキリは一つの卵のうの中に、数百もの卵を産みます。

そのため、数百匹の幼虫が一斉に卵のうから出てきます。


その中に一匹のメスのカマキリ―――――サリアがいました。


生まれた幼虫たちは細い糸を引いており、卵のうに垂れ下がったまま脱皮します。


サリアも必死に身体を動かして、ようやく脱皮を終えました。

しかし、脱皮した直後の身体は柔らかく、まともに動くことができません。

そのため、サリアはしばらくの間、身体が固くなるのをその場でじっと待ちました。

その間にも、先に孵化したサリアの兄や姉たちは次々と脱皮を終え、後から生まれたサリアや弟、妹たちの身体をよじ登り、上へ向かって行きます。


サリアも身体もようやくちゃんと動けるようになり、枝の上へと上ることができました。

その時、地面の上では、脱皮の途中や身体が固まる前に落ちてしまった兄弟たちが、アリやクモの餌食なってしまっていました。


脱皮を終えたカマキリは、さっそく狩りを始めます。

獲物は、虫の中で最も弱いアブラムシの仲間です。


サリアも兄弟たちと一緒に、アブラムシを捕まえて食べ始めます。

その時、サリアの近くで狩りをしていたカマキリに、一匹のクモが襲い掛かりました。

サリアは慌ててその場から離れました。


アブラムシを食べようとする虫は、決してカマキリだけではありません。

そしてその中には、カマキリも食べようとする虫もいます。

またアブラムシの周りには、アブラムシが出す甘い汁を目当てにアリが集まってきます。

当然、アリたちはアブラムシを食べようとする虫を追い払います。

食事の間も決して油断はできないのです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ