表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/65

幼馴染

頭の中が真っ白でフリーズしていた状態から抜け出したのは、30分ぐらいした後だった。意を決して、とりあえず、服を全部脱いでみる。勿論、下着もだ。


スタンドミラーで、全身をくまなくチェックする。夢の出来事が本当ならば、いや、本当だから女の子になってしまったのだが…。あんな恐ろしい魔改造をされた肉体だ。魔物の鱗や、牙、尻尾などなど…余計なものが体についてないか、心配だったのだ。


そして、結論は、普通の体だった。しかし…高校2年の男子が…小6女子に変わったら…どう考えたって、誤魔化しきれないだろう…。


「若菜〜。何してるの!! 学校に……なんで裸?」


部屋に入ってきた母親は、訝しげな表情で俺を見る。うっ。ほら…。男の子のアレが消えて、女の子になってんだぞ、ほら、叫ぶがよい…。『あんた誰よっ!?』と…。


「今日、プール? いや、まだ5月だから。まさか、オネショしたんじゃないでしょーね?」


どうやら、この姿に疑問を持ってないらしい。いや、裸には疑問を持っているようだけど…。


「きょ、今日は身体測定だから、可愛い下着にしたいの!!」と、適当な嘘を付いて母親を追い出す。


俺は、小中高一貫のボンボン学校だったはず、もしかして…クローゼットを開けると、はい、制服がありましたぁ!! スカートの…。


ふむ。こういうので戸惑わないように、女子の知識をインストール済みみたいな…。そんな状況にゴブリンは持って行きたかったのだろう。しかし、あの幼女が邪魔したんだよな…。


女の子の下着やスカートの知識など全く無いため、身に付けたものの…これが正解なのか不安で仕方ない。しかし、スタンドミラーで見る自分は、結構可愛いじゃないかっ!! 確かに、俺が男ならば、間違いなく惚れる。うんうん、これ学校でTOP1か2ぐらいの可愛さじゃないのか??


登校のための準備を終えて、ご飯を食べていると…。ピンポーン!


「ほら、若菜が遅いから、姫ちゃんが迎えに来ちゃったじゃないの?」


若菜? あれ? そうか…。 鉄火じゃなくなったのか…。 鉄火って気に入ってたのになぁ…。


俺は、カバンを手に取ると、ダッシュで玄関に向かった。何故か? そりゃ…姫と言ったら、同年代でNo.1の美人さんだもん。そんな姫と一緒に学校に行けるなんて…。


「もう、若菜ちゃんってば、また寝坊したの?」


「う、うん。ごめん、ごめん…」


それにさ。姫とは元々…幼馴染だったんだ。小6のとき喧嘩して以来、ずっと…。挨拶もしなくなってて…。また、姫と話せて…凄く嬉しい。ぐっすん…。やべぇ、涙が出そうだ。


そんで美人の姫は、JS雑誌のJSモデル。モデルのときは化粧で妙にエロ大人っぽいけど、今は…校則で化粧が禁止されているために、ノーメーク。それでも中学生と間違われることが多い。


鉄火のときに、喧嘩した理由も、どんどん大人に近づく姫に嫉妬して…。勝手に怒って、姫を困らせたのが原因だ。もう同じ失敗しない。


ぎゅっと握りこぶしを、ぺったんこな胸の前で作る。


あれ? 確か…。【おっぱいは大きく、目はぱっちり】って…。これツルペタじゃん…。自分のおっぱいを揉んでいると、「ちょっと、道の真ん中で何してるのよ。揉んでも大きくなんてならないわよ。あんなの都市伝説!」って姫が言ってきた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ