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1章終了時点での 設定・用語集

<<舞台>>


●ルーデシア王国

 西方世界と呼ばれる諸国の内の一国家。

 外洋と大内海と呼ぶ海に面しているリムランド。

 国家体制は絶対王制。元首は国王。

 王都はフローレス・ルーデシア。

 国民は人族中心でホビット、ドワーフ、エルフなど混成。

 総人口は1千万人前後。

 主な産業は、農業(穀物、果樹、林業)、漁業、貿易、鉱工業、家内制手工業(織物、製鉄、金属加工、木工、造船)。

 100年程前に奴隷制(人身売買)は禁止されており、王族、貴族、平民の3構成。


●ルーデシア王国の爵位


・貴族:正確には五爵以上爵位を持つ者と直系および5親等までの一族。

 王家直参と大貴族陪臣の2通り。

 前者は、領地を持つか、国庫からの歳費を受ける。

 後者は、所属大貴族から歳費を受ける。


・臨時の爵位

 大公爵グランデューク:基本は王弟あるいは王太子


・五爵:下記大貴族と一般貴族の5種

 公爵デューク:大都市とその周辺の領主、現在王族分家2家の他、1代限り3人

 侯爵マーキス:王都近在領主、現在4家

 伯爵カント:王都遠隔領主、現在辺境伯(※2)含む9家

 子爵ヴィカント:王家直参、多数

 男爵バロン:王家直参と大貴族一族の陪臣(※1)多数


・大貴族:公爵、侯爵、伯爵

 直参貴族のみ。

 王都に屋敷地を拝領。

 なお、公爵と、侯爵は国付家宰という者に領地行政を任せ、1年の大半を王都で過ごす。

 嫡子または分家予定の子女の内、成人または15歳の年頭に王都に出仕した場合、前者は直参子爵を、後者は准男爵が叙爵される(その場合で本家を相続した場合、基本は放棄)。

 ※1:なお一族を陪臣として男爵または准男爵,平民を士爵に任ずることができる。ただし,経済的恩恵は本家が与えなければならない。また、男爵とする場合は政府の承認が必要。


・一般貴族:子爵と男爵

 子爵は直参のみだが、男爵は陪臣の場合あり。

 嫡子または分家予定の子女の内、成人または15歳の年頭に王都に出仕した場合、直参准男爵が叙爵される(その場合で本家を相続した場合、基本は放棄)。

 なお一族を准男爵,陪臣を士爵に任ずることができる。


・准貴族位

 准男爵バロネット:貴族の一族,相続(襲爵)可

 士爵シュバリエ:庶民の功績者,平民扱い、1代限りの相続不可


 准男爵は、特に王都以外では、男爵と区別されないことが多い。

 士爵は、相続不可となっているが、事実上相続相当の叙爵が多く見られる。


※2

 辺境伯マーグレフ:伯爵と同格だが、名誉的には上位。王都から遠隔かつ国境線の戦略重要地が割り当てられる。


・領地

 徴税権、警察・司法権が及ぶ土地。私有地とは異なる。



●王都

 フローレス・ルーデシア。

 中級河川ミュケーネ川沿岸の平野にある内陸都市。

 15km四方の城内と域外合わせて人口250万人ほど。

 王宮と政府の省庁、数年に一度開かれる議会他、軍令部本部、最高学府たる王立アカデミー、貴族の教育機関パレス高等学園などの公的機関・施設がある。

 また、城内は5つの街区があり、住人、機能が分かれており。


●セルビエンテ

 辺境伯サーペント家の本拠にして、大内海に面した港湾都市。

 50年程前聖者と呼ばれる、初代伯爵が魔法で地形を変え、開いた。湾曲した三角の半島状先端から7km程の領域。城内と外郭部からなる。城内先端部には軍港・貿易港、少し離れた位置に漁港がある。域外を含めて人口は20万人ほど。

 大内海の対岸は外国であり、農工業製品の輸出入が盛ん。外郭部の端は大河ソーブズにつながる運河があり内陸部への河運業でも賑わっている。


●ハイエスト

 セルビエンテ域外の丘陵になる村。サーペント家の避暑地兼静養地がある。


<<用語>>


●魔法

 生物が持つ魔力を物理現象として作用させる技法。

 通常音声に出して呪文を詠唱することで発動するが、呪文を意識するだけで発動できる無詠唱や、魔法名を念じるだけ発動できる瞬間発動もある。また一般人でも魔力が込められた魔道具を使えば魔法を発動できる。

 火、水、風、土の4大属性と系統外魔法がある。

 効果の規模により、初級、下級、中級、上級が一般に知られるが、上級よりさらに上がある説もある。

 呪文は、初級、下級が一般に公開されているが、中級以上は限定公開。ただし呪文を知っているだけでは発動できない場合もあり、魔法に応じた経験値の指標となる魔法師レベル必要とされるが、魔法師ごとに差異がある。

 なお、魔法には最大効果仮説があり、魔法師が異なっても効果上限は同じとの説がある。

 魔法師の能力は、魔法の発動に必要な魔力の上限、魔法発動の速度と消費効率の指標となる法力、使用可能な魔法種類数と得意な系統などで評価される。

 魔法には、攻撃・防御系の黒魔法と、回復・状態改善系の白魔法がある。

 黒魔法を主に使う者を魔法師、白魔法を主に使う者を導師と呼ぶ。



●ステータス

 魔法師などが見ることができる情報であり、身分情報などの基本部、身体や経験の指標である状態部、使用できる技や魔法などの情報であるスキル部、取得した称号が羅列される称号部からなる。

 状態の数値は、一般成人を100とした望大指標。ランゼによると兵となるには平均200はないと物の役に立たないらしい。

 ただし200が100の倍ではない指標もあり。

 なお魔法師は、魔力と魔力上限値が最重要指標とされており、法力に影響する精神がそれに継ぐ。


●魔石

 魔力を内包する鉱石。これを主部品として魔道具が構成される場合が多い。


●超越者

 霊的な存在で人間の肉体に憑依して、実存できる存在。肉体が経時劣化した場合は、別の肉体に移ることも可能。物語では現状ランゼが該当しているが、その他に存在するかどうかは不明。


●転生

 別世界から、この物語世界の実存存在となること。主人公名称不詳は、転生して瀕死のアレックスを乗っ取った。


●共鳴魔法

 不詳。


●人間

 物語世界では、共通言語を理解できる、人族、ホビット族、ドワーフ族、エルフ族の4族とその混血のこと。限定はあるがこの4種はそれぞれハーフを宿すことができる。


●人(族)

 主人公の前世の人間と同等な種。知性は高いが、体力が比較的低い。平均寿命は60歳程。生殖能力が高くハーフを最も作りやすい。4族では最多数派。故に国家元首の8割は人族。


●ホビット(族)

 人族に最も近い。背は低いが、下半身が頑強。動物を飼い慣らすことに長けており遊牧民が多い。平均寿命は60歳程。


●ドワーフ(族)

 全体して頑強な大きい身体。褐色の毛で毛深い。力が強く、手先が器用なため、戦士、鍛冶工芸職人が多い。多産だが、寿命は50歳に満たない。


●エルフ(族)

 身体は、おおむね色白で、やや小さく、力は弱い。魔力・法力が比較的強く魔法師が多い。しかし、コミュニケーション能力は低く、エルフのみ固まって孤立して生活する場合が多い。

 生殖能力は最も低い。そのためハーフのほとんどは生殖能力の高い人族かつエルフ女性の場合がほぼ100%に近い。

 少産だが平均寿命は100歳を超える。4族では最も少数派。

 

●ハーフエルフ

 ほぼ100%、人族の男性とエルフの女性の間に、女性として生まれる。

 (ハーフエルフと人族の子にはそのような傾向は見られない)

 魔力が強い場合が多く、豊満な肉体である場合が多い(その傾向は、人の割合が多くなる子孫にも引き継がれる比率が高い)。


●人間以外の人型

 人間形態(頭部、胴、腕2本、脚2本)の人相と獣相(魔獣)が入れ替わる獣人が知られるが、その他は不詳。


●魔獣

 竜属を頂点とした生物の種類。基本的には捕食対象として人間を襲うものだが、通常の動物との境界は、曖昧。


●竜属

ドラゴン飛竜ワイバーン(翼と腕が未分化)、火竜サラマンダー、ガーゴイルなどがある。





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