国連安全保障理事会
国連安全保障理事会
日本代表
「なぜ貴国は、ロシア連邦の不当な侵攻に対して制裁を加えることに反対するのか!」
アメリカ代表
「なぜなら、ロシア連邦は不当ではないからである」
先ほどから、日本とアメリカの代表が激しい口論を行っていた
日本他11か国の提案によって行われた『ロシア連邦に対する制裁』の決議で、
常任理事国であるアメリカが拒否権を発動したのである
これに対し日本代表が激怒し今に至る
日本代表
「不当ではないとはどういうことか!
ロシア連邦は宣戦布告前に攻撃を仕掛けるという戦争犯罪を犯しているではないか」
アメリカ代表
「それは、宣戦布告時に同地域で一時的に電波障害がおこったからである」
日本代表
「そうだとしても、戦争という最終手段に出るには早すぎた…」
アメリカ代表
「外交では解決しなかったことは帰国馬よくわかっているだろう」
ロシア連邦と東方ロシア帝国の統一の交渉は過去にも何度も行われている
しかし、交渉が纏まらなかったのは、仲介をしていた日本もよく知っている
アメリカ代表
「そもそも、国際連合の目標は自由主義社会の確立である
世界の民主化を推し進めるためには帝国主義を撲滅しなければならない
それは貴国、日本も例外ではないが、どうですかな?」
日本代表
「そ、それは、我が国とも戦争をするということですかな?」
アメリカ代表
「貴国が近いうちに帝政を廃止しない限り、その可能性もあるということです」
日本代表
「それは脅しですかな?」
アメリカ代表
「少なくとも、本国はそのつもりです、それができなければ…」
日本代表
「我が国にそのつもりはない!」
こうして、日米両国の交渉は決裂した
ご意見ご感想よろしくお願いします、ホントにm(__)m