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東西ロシア統一戦争勃発 ２
遅くなってすいません
東方ロシア帝国陸軍東部方面軍司令部
イリイチ将軍
「現在の状況は？」
参謀長
「ロシア連邦軍は、北部・南部の２方向から同時に侵攻を開始しました」
参謀１
「我が軍の国境警備隊は攻撃を受け作戦通り撤退、後方に控えていた陸軍部隊と
ともに敵に対して遅滞戦術の仕掛け、敵に出血を強いていますが…」
参謀２
「敵は大兵力で攻めてきており、兵力が少ない我が方が不利です」
イリイチ将軍
「日本は今アメリカとの交渉のため、未だ参戦できない…
今は我々だけで対処するしかない。他方面からの増援は？」
参謀３
「中部方面軍から５個歩兵師団・２個戦車師団が到着、第２波も既に出発しています」
参謀長
「しかし、中華人民共和国の警戒のため、これ以上の増援は望めません」
イリイチ将軍
「うむ…、敵の現在位置はどこだ？」
参謀２
「北部はノリリスクを包囲中、南部はクラスノヤルスク・イルクーツクを包囲中です」
イリイチ将軍
「状況は芳しくないな…。良い報告はないのか？」
参謀長
「しいて言うなら、我が軍の方が兵器の質が良いことですかね？」
参謀１
「我が軍の主力戦車『ＭＴ－５』・小銃『ＲＢー１１』・戦闘機『Ｓｕ－３４』などの兵器の
ほとんどは、性能面で敵を上回っています」
参謀長
「また先日、シベリア級航空母艦の２番艦『カムチャツカ』が就航しましたが
我が軍の不利は変わりません」
参謀２
「我が国は、ロシア連邦に単独では勝つことができません」
イリイチ将軍
「やはり日本の支援が必要か…」
参謀長
「はい、残念ながらその通りです」
イリイチ将軍
「厳しい戦いになりそうだな」
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