東西ロシア統一戦争勃発 1
12月26日 東方ロシア帝国 緊急国防会議
ウラジミール3世
「ロシア連邦でクーデターが発生、軍の予想では近日中に宣戦布告がなされるか」
イリイチ首相
「戦争はもはや避けられないと思われます」
ウラジミール3世
「国防大臣も同じ考えか、交渉の結果次第では…」
あくまでも戦争を回避しようとする国王は粘った、が…
アントン国防大臣
「陛下!開戦はもはや秒読みです、奴らは交渉には応じません!」
イリイチ首相
「陛下、ご判断を…」
その場にいる全員が、国王の決断を待っている
ウラジミール3世
「…やむおえん。国防大臣、直ちに全軍に戦闘態勢を取らせろ。皆、腹をくくれ!」
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東方ロシア帝国陸軍 第4国境守備隊 第1防御陣地
兵1
「うーーう、さみーーーーーい!」
兵2
「おいおい、さぼんなよ…。近々ロシア連邦が攻めてくるらしんだから」
兵1
「別にさぼってねーよ!でも、こんな寒い日に来るのかよ」
兵3
「おいおい、そんのこと言ってるとホントに来る…」
そこまで言ったところで、遠くから風を切るような音が聞こえた
兵2
「なんか聞こえないか?ん、まさか!?」
ヒューーー、ドガンッ!
兵3
「ち、ホントにきやがった!あいつら何考えてるんだ」
そのとき、無線から守備隊長の声が聞こえてきた
ラフィール中佐
「第4国境守備隊全兵士は反撃しつつ第二防御陣地まで後退せよ」
兵1
「もう撤退か?早いな…」
兵2
「そんなこと今考えても意味ねえだろ、さっさと行くぞ!」
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