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幻(まほろば) -改稿版-

作者: みなはら









苦労して手に入れた


たいせつなたいせつな


指先からこぼれゆく


たいせつだった


砂のように崩れて


ちいさくちいさくなって


つかむこともできない


手の中には何も残らない




悲しい


涙が流れて落ちる


虚しい


心にむしり取られた穴が空く


つい先ほどまではあった


形があった


在るはずだった


今はもう無い


幻のように消えてしまった




まほろば



わたしと


あなたが居ると思った世界






こぼれた砂山のような夢の欠片




流れ落ちた涙で湿った欠片たち



また集めて作り出す


新たな世界




たとえ砂上の楼閣のような


そんな幻の世界でも



胸のうちの想いは


想いだけは残る



手のひらにある


そう気づいた



希望と想いのかけら


まだ息づいている




そこからまた始める



今までのように


繰り返し繰り返し



想いを胸に


想いを込めて



進む





まほろばの世界


ただひとつの



こころ

先日投稿した舞踏病と同時に思いついていた三本の詩のうちのひとつです。


上手くまとまらなくて放り出していたのですが、少し直して投稿してみました。←まだまとまりが悪いんですが、いまはこれが精一杯(^_^;)


ご笑納いただければ幸いですm(_ _)m



ちなみに、もうひとつの詩は出来てますが死蔵です(^_^;)←殺しの極意ってタイトルなんですけどね(苦笑) 残酷でもないんですけど、批判的な意識が強すぎる不出来なものでした。笑えない( ̄▽ ̄;)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 亡き人を想う辛さと寂しさがひしひしと伝わってきました。
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