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昼休み2

俺は、ベンチに座るが彼女が周りを気にして、佇む。

「そんなに気にしないでいいよ。隣、どうぞ」

「あぁ......っとぉ、はっはいぃっ。でっででっはぁっ、しつれっいっしまぁぅすっ......」

ベンチの端に座る彼女。

「いやぁ、そのなんていうか......緊張しているのはわかるけど、離れすぎだよ。近付いてもいいけど、てか近付いてくれないかな」

「ごごっごめんなさっいぃっ!こいびっ......とぅーが出来たみっ、みみっ、みたいでぇっ!私、の巳波さん......巳波先輩が盗られたっっ!みたいに、感じてしまってっっ。気になって、話し掛け──」

「わた、しの巳波さん......ま、まあ落ち着いて。付き合いたいってことかな?」

「うぅっ、は、はい......中学に入った頃から、巳波先輩のことが気になって......一目惚れなんです!付き合っているみたいで、何て言えば......彼女さんには申し訳ないとは思いますけど、お試しという形で付き合ってくれませんか?諦めきれないんです、巳波先輩のことを!」

まっすぐな想いで嬉しいけれど、これこそ二股になるよな、これって。

「そんなに長い間想われていたのは嬉しいけど、考えさせてくれないかな?今、こたえることは出来──」

「そうですよね。返事は三日後に聞かせてください、それまで待ちますので。交際は、一週間が嬉しいですけど......無理であれば三日でいいので。お願いします。ではっ、これで。失礼しましたっ!」

そう言い残し、駆け出していく彼女。

ヤバいよな、これは。

どうしよう、この話をどう切り出そうか。


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