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吐露された彼女の想いに

俺は隣に座ってきた星河さんと肩と肩がぶつかり、間抜けな声を漏らした。

「ひゃいっ……」

「あっ、ごめん巳波くん……」

「だ、大丈夫です……いっ今から、何する星河さん?」

「えっと……ゲームでもしよっか?ゲームはしない方?」

「ゲームはそんな熱中してこなかったかな、俺……やったらハマるかも。しよう、星河さん」

「うん、しよう!」

星河さんが立ち上がるのが面倒そうに四つん這いでテレビの前まで向かった。

言うまでもなく、星河さんのお尻が視界に入り、思わず眼を逸らし、テーブルに置かれたダージリンが注がれたティーカップを持ち、喉にダージリンを流し込む俺。

彼女がテレビの電源をつけ、テレビゲームのディスクを機器に挿入して、コントローラーを引っ張り出した。

彼女は先程まで座っていた俺の隣に戻ってきて、片方のコントローラーを俺に渡した。

「はい、巳波くん」

「ありがと」

俺と彼女はテレビゲームを一時間程プレイして、切り上げ、テーブルに載っているポテチや煎餅等のお菓子を平らげた。

彼女はベッドに上がり、俺にベッドへ上がるように促した。

「巳波くん、私の傍に来てよ。せっかくお家デートなのに、離れてたら意味ないじゃん。来て来てぇ!」

「俺が星河さんのベッドにって……汚れるよ、俺が——」

「気にしなくて良いの、巳波くん!平気だよ、私達付き合ってるんだよ!ベッドに二人で居るくらい普通じゃない?そうでしょ?」

「まぁ、そりゃあ……そうではあるけど。俺が帰ったら消臭スプレーとかで臭いを消すような——」

「そんなこと、しないって!私は巳波くんの匂いも全てが好きで愛してるんだよ。巳波くんに嫌われそうだから抑えてて……巳波くんの匂いを嗅ぎたいくらいで辛いんだよ、私ぃ……」

「そ、そうなの……そこまで言われたら——」

俺は恐る恐る彼女のベッドに上がり、彼女の傍に寄った。

「巳波くん、ありがと。楽な体勢で寝そべって」

「わかった……」

俺は彼女に促されるまま、彼女のベッドの上で横たわり、瞬きを繰り返す。

星河さんも俺の隣で腕が触れ合いながら、横たわる。

彼女が俺の方に身体を向け、両腕を俺の片腕に絡ませる。

「巳波くん、巳波くんの匂いを嗅いで良い?」

「えっ?あぁ、うん……」

彼女は俺の返事を聞いてから、首を俺の身体に伸ばし、鼻をシャツに触れさせ、くんくんと臭いを嗅ぎ始めた。

「あっ、あぁ……その星河さん、汗臭くない?大丈夫?」

俺は狼狽えた震えた声で訊ねる。

「ふぇっ?全然大丈夫だよぅ!臭いなんて感じないよぅ、巳波くんの汗の匂いを嗅げて嬉しいの!巳波くんが嫌じゃなければ、巳波くんがかいた汗を舐めたいんだけど良いかな?無理ぃ?」

「俺は構わないんだけど……ひゃあいっ!」

「巳波くんのその可愛い悲鳴を聴くとついつい興奮して、変なことしちゃいそうになっちゃうぅっ!美味しいぃ……巳波くんの汗ぇ。癖になりそう〜だよぅ!私ぃ〜……巳波くんに制服を脱がされる妄想しちゃうんだぁ。私の肌に巳波くんの指先が這い続けて、おっぱいを揉みしだかれ、乳首を弄られ続け、喘ぐの。敏感なスポットを遊び続けられ、二つの穴を——」

「あ、あぁあああーーーっっっ!やっやめてやめてぇ!それ以上は言わないで、星河さんーーッッッ!はぁはぁ……おっ、落ち着いて、星河さん。し、深呼吸しよ、星河さん!」

「私は落ち着いてるよ、巳波くん。巳波くんが怖がって手を出してくれないから、もやもやするの。ねぇ、おっぱいを触ってよ。揉んで、巳波くん」

「いっ一旦深呼吸しよ、星河さん!落ち着いて、気持ちの整理をさぁ……星河さん」

「むぅ〜っ!わかったよ……はあぁぁぁ、ふぅぅぅぅっ!したよ、巳波くん。私は巳波くんとセックスして愛を確かめ合って、結婚して巳波くんのお嫁さんになっていつまでも巳波くんと一緒に生きて行きたい」

「そ、そう……星河さんの想いは十分判ったよ。で、でもさぁ……せぇっ、セックスはそんな急いでやるもんじゃ——」

「巳波くん……付き合いたかった女子となら、もうヤりたいって迫ってたんじゃないの?私ぃ……私の身体は、そんな魅力がないのぅ?」

「そんなこと……」

俺は星河さんに潤んだ眼で見つめられ、追及されては上手く言葉を紡ぐことは出来ずに言い淀む。


俺は逡巡して、悩みに悩んで、星河さんに告げた。

「ほ、星河さん……胸を触ったら、今日のところは許してくれますか?」


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